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精華町の神の園でユニットケアを見学しました

2018年 5月8日お知らせスクールライフ授業

精華町にある「特別養護老人ホーム 神の園」に2年生が見学をして来ました。
ここには京都福祉専門学校の卒業生も何人かお世話になっています。

ここで見学して来たのは「ユニットケア」の施設です。
ユニットケアとは、”小規模生活単位型”と言われる介護の形式です。
施設内をいくつかのグループ(ユニット)に分け、入居者がユニット内の個室で生活をします。
ケアをする職員さんも固定されているので、入居者さんも安心して暮らすことができます。

従来型でイメージするような「病院型」ではなく「家」のようなイメージで、入居者さんがごく普通の生活を営めるように、入居前後の生活にあまり変化が無いように行われています。

こちらの施設では、個室内は完全に個人のスペースとして本人が鍵をかけることもでき、家具や家電、食器なども自分のものを持ち込みます。見学したある部屋では、室内一面が阪神タイガースだらけ!
施設側に決められた生活をするのではなく、入居者さん自身が自分の生活を意思決定することができます。

そして施設内はとても明るくて清潔!入居者さんも職員さんも、おだやかな笑顔で、ここでの生活や仕事を楽しんでいらっしゃる様子でした。
生徒達は目を輝かせて説明を聞き、ユニットケアに興味津々でした。
神の園の皆さん、お忙しい中で丁寧な説明をしていただき、ありがとうございました。