障害の理解

福祉用具見学

2023年 12月13日スクールライフ授業特別授業生活支援技術障害の理解

校外学習(福祉用具見学) ㈱三笑堂 京都本社

教科:生活支援技術B

福祉用具の理解、対象者やその目的・機能を知る

本日は、上鳥羽にある「三笑堂」さんで福祉用具の見学をしました。

ここには様々な福祉用具が数多くあり、専門の方から沢山のことを教えて頂きました。

最先端の用具を体験させて頂き、終始驚きっぱなしでしたが、何よりも使用される方の気持ちを考えて、福祉用具が作られているということを学ぶことができました。

校外への杖歩行介助

2023年 5月18日スクールライフ学校の様子授業生活支援技術障害の理解

教科:障害の理解C(視覚障害)

本日は晴天に恵まれ非常に暑い日となりました
1年生は障害の理解(視覚障害)の授業で学校から小倉駅近辺への歩行介助を学びました。

視覚障害の方が外を歩くときは3つの方法があります。
①白杖 ②人の手引き ③盲導犬
本日の授業では②人の介助で行いました。
そこで大切なことは、介助者がしっかりと声掛けをすることです。
街には車・自転車・歩行者が多く、道も凸凹、目の不自由な方にとってはとても危険が付きまといます。
安心・安全に歩行するために、早目の声掛けが求められます

困っている視覚障害者を見かけたら、「どうしましたか?」「お手伝いしましょうか?」と勇気を出して声をかけてくださいね

障害の理解(聴覚障害)

2022年 11月30日スクールライフ介護技術学校の様子授業特別授業生活支援技術障害の理解

教科:障害の理解C(聴覚障害)

本日は「ろう者の生活を知ろう」というテーマで4名の当事者に来校いただき日常生活上のお話しやロールプレイを通じて学びを深めた

ゲストの ろう者の皆さんは1歳のときに高熱が出て耳が聞こえなくなった方や成人になってからの方もおられる。
障害による日常生活上では様々な不便さを感じるとお話しいただいた。
 例えば電車に乗った時、降りる駅のアナウンスが聞こえないため非常に困る、何か工夫をして欲しいとのことであった また、自立支援ということで、障害手帳を持っている方、持っていない方も同様に社会の中で生活しているため、同じ対応(支援)をしていただきたい。

聴覚障害者がお話をする方法として「手話」「筆談」「口話」「身振り手振り」がある。
現在は手話と口の動きの両方で会話することが主流となっているが、コロナ禍によりマスクを着けていると口の動きが分からない。その場合は筆談でも構わないが、病院やお店での筆談がスムーズにできる体制が整ってないことも社会問題の一つである。

若い頃は、あえて手話を使わず口の動きだけで会話(口話)を理解するという訓練を受けてこられたそうだ。

手話は言語であり「音声言語」か「手話言語」の違いだけであり、生徒はロールプレイを通して様々な方法で当事者の方と熱心にコミュニケーションを図ろうとしていた。

ろう者の方が生活の中で何が一番困るのか、それは情報量が少ないことであり、もっと様々な情報があれば生活がし易いと感じるとのことであった。
また、ろう者の高齢化も進んできている。
介護福祉士を目指す生徒に今後の期待が膨らむ

視覚障害についての学び

2022年 6月6日オープンキャンパスお知らせスクールライフ障害の理解

1年生が先週、視覚障害について学びました。
特別講師は本校をはじめ、多くの大学・専門学校でも教壇に立つ松永信也先生。松永先生は40歳の時に失明し、現在は様々な学校や施設での講演や研修を行うなど、日々精力的に活動をしていらっしゃいます。

今回生徒たちが学んだのは、視覚障害を持つ方の同行援護について。
目が見えない、見えにくい方が安心して移動できるように同行する技術を学ぶため、学校周辺を実際にアイマスクをしながら歩行しました。

歩くスピードは?声かけのタイミング、内容は?など、安全安心のために様々なことに気を配る必要があります。実際に見えない世界を体験した生徒たちからは「怖かった」「不安だった」という声と共に、「ガイドしてくれる人がいるから安心だった」という感想も出ていました。
なお、生徒たちはこの後「視覚障害者ガイドヘルパー」という資格の取得も目指します。

今回特別講師を務めていただいた松永先生の授業は、6月11日午後のオープンキャンパスでも体験できます。
オープンキャンパスでは校内の移動となりますが、松永先生の講義では知っているようで知らなかった「見えない世界」についての学びが多くあります。
ぜひご参加ください

▶︎オープンキャンパスは5組限定での開催。残席わずかなので、今すぐお申し込みください!

京都ライトハウスの見学に行きました

2019年 6月20日お知らせスクールライフ授業施設見学障害の理解

1年生が、京都ライトハウスの見学に行ってきました。
京都ライトハウスでは、視覚障害者のみなさんの生活を様々な面でサポートや研修を行っています。

生徒たちは「障害の理解」の松永先生と一緒に、施設内を見学して回りました。
なんでもない自動販売機に見えても、一つひとつの商品に点字が施してあったり、あらゆるところに工夫がされていました。

図書室では点字での英和辞書などを見せていただきました。
一般的な辞書一冊分が、点字になおすと50冊以上になります。
生徒たちは注意深くメモを取りながら、各所での説明に耳を傾けました。

障害の理解)松永先生と歩く小倉の街

2019年 5月16日お知らせスクールライフ学校の様子実習授業障害の理解

1年生が障害の理解(視覚)の授業で、学校を飛び出して小倉の街を散歩しました。
散歩といっても、アイマスクで目を塞ぎ、白杖とガイドヘルパー役のクラスメイトの誘導を頼りに歩きます。

近鉄小倉駅までの通い慣れた道ですが「見えない」ことで、一気に世界が変わります。
ちょっとした段差や傾斜、曲がり角やすれ違う人たち、生徒たちは怖がりながらもクラスメイトの誘導もあり、無事学校に戻ってくることができました。

ガイドをする側も大変です。ただ横を歩くだけでなく、歩くペースを合わせたり、細かな声掛けで状況を伝えたり、もちろん周囲の状況への注意も必要で、帰ってくる頃にはすっかりお疲れの様子でした。

このように、視覚障害を持つ方の状況を理解することがこの授業の目的です。
松永先生に教わったことを実体験することで、多くのことを学べました。
【視覚障害者ガイドヘルパー】の資格を目指して、これからも頑張って欲しいです。


松永先生の授業は、5月19日のオープンキャンパスで体験できます。
見えない世界を、せひ感じてください。

お申し込みはこちらです!

聴覚障害の理解(特別授業)

2018年 12月13日スクールライフ学校の様子授業特別授業障害の理解

障害の理解(聴覚)の授業で、京都府城陽市寺田から京都府聴覚障害センター所長の加藤桂子氏に来校いただき、聴覚障がい者の社会資源についての特別授業を受けました。

・センターでは手話通訳が必要な方の窓口になっていることなど、聴覚言語障害のある方の就労支援を行っています。
・児童とのコミュニケーションの難しさや方法(子供の頃はジェスチャーも言葉を覚えないとできないこと)など、また、同じ障害の子供を持つ親の相談窓口にもなっておられます。
「サンサンカフェ」は子供たちが集える場所でもあり、料理等さまざまな取り組みをし支援されている様子を映像を通して学ぶことができました。

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1年生 手話の授業

2018年 10月4日お知らせスクールライフ学校の様子授業障害の理解

障害の理解(聴覚)の授業で、1年生が手話を学びました。
今日は「自分の名前を手話で伝える」をテーマに、手話の基本的な知識など。
寺といえば?川は?など、文字から連想するものや、指文字など、なかなか難しい…。
ですが、生徒たちはグループで隣の人の紹介をしたり、なんだか楽しそうでした。

京都ライトハウスの見学(1年)

2018年 6月21日お知らせ授業施設見学特別授業障害の理解

京都市内にある視覚障害者総合福祉施設「京都ライトハウス」を見学しました。
この施設は「京都に盲学生のための図書館を」との願いを受けて、1961年に鳥居 篤治郎さん(故人)が、10年がかりで資金を集め、さらに自らの土地や財産を寄付して創立されました。その後、2004年に改築し、現在に至ります。
幅広い世代の視覚障害を持つ方が、この施設で研修を行ない、様々な仕事に携わっていらっしゃいます。

生徒達が興味を持ったのは、施設各所に施された工夫の数々。
廊下の手すりには点字による案内と音声ガイダンスボタン、ジュースの自販機にも点字で案内があり、その他にも細かな工夫が各所にありました。

実際に見学して感じたことは、私たちは知っているようでも、やはり思い込みや先入観にとらわれていたということ。
今回の見学会を通じて、様々な思いや工夫、現状を知ることができ、より理解を深めることができました。

しかしこのような施設は日本には決して多くはありません。
「日本全国にこういった施設ができることを願う」
自らもこの施設で研修を受けた本校講師の松永先生の言葉に、生徒達大きく心を動かされたようです。

京都ライトハウスホームページ

1年生 障害の理解で、盲導犬について学びました。

2018年 5月31日お知らせ学校の様子授業特別授業障害の理解

1年生 障害の理解(視覚)の授業で、今回は松永先生に加えて特別講師の前田先生をお迎えして、視覚障害や盲導犬について学びました。

前田先生は交通事故で視力を失い1年間の入院、その後京都ライトハウスでの1年間の訓練を経て、初めは白杖を使って生活をされていました。その後、盲導犬のユーザーになって今のトラム君が2頭目。先輩のパズ君も、かつては京都福祉で授業に参加してくれていました。

「盲目は不自由なれど、不幸にあらず。」京都ライトハウスで知ったこの言葉に、前田先生は大きな勇気をもらったそうです。生徒たちは熱心にノートを取りながら耳を傾けました。

その他、盲導犬ユーザーさんに話しかける時は盲導犬のいない方から、他の犬が来たら教えてあげるなど、様々なサポートの仕方を教えていただき、最後は前田先生が生徒の前で、ピアノを披露してくださいました。

少しはわかっているつもりでも、実は知らないことだらけ。
今回の授業で、生徒たちはより理解を深めることができました。

前田先生、トラム君、ありがとうございました。