スマイルブログ

見えないってどういうこと?~視覚障害者の気持ちを知ろう~

2009年 7月21日オープンキャンパス

7月18日(土)第6回オープンキャンパスが開催されました♪
今回は「見えないってどういうこと?」というテーマで
視覚障害者の気持ちを少しでも理解していただこうと、
いろいろ体験して頂きました。

本校には、視覚障害者で講師の松永先生という先生がおられます。
まず、松永先生が体験されてきた、見える世界と見えない世界のお話を聞きました。
大変興味深いお話で、みなさん真剣に聞き入っていたようです。

つぎに、参加者のみなさんにアイマスクを着けていただいて、校内を少し歩いて頂きました。

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教室を出て松永先生が立っておられるところまで、先生の声を頼りに、手を大きく広げたり、すり足で歩いたり。
障害物はないか、段差はないか、探りながらゆっくり歩いていきます。
普段では、あっという間に歩ける距離も、視覚を奪われると、壁の方に進んでしまったり
うまく歩けないようです。

街で視覚障害の方が白い杖を使って、歩いているのを見かけた事はありませんか?
あれは、『白杖(はくじょう)』といいます。
視覚障害の方に肘を持ってもらい、一緒に歩く事を『手引き』といいます。

つぎは、その白杖を使って階段の上り下りを体験していただきました。

二人一組になります。
アイマスクを着け白杖を使う人、手引きをする人。

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お互い信頼しながら、階段に挑戦です!!
しかし、アイマスクを着けている人はとても怖かったでしょう。
一段一段確認しながら、ゆっくり上がっていました。

視覚障害者も、訓練を受け白杖一本で歩けるようになるそうです。

今回、参加してくださったみなさんは、視覚障害者の気持ちが少しは理解していただけましたか?
そして、手引きの仕方も分かったと思います!
街で白杖を持っている人をみかけたら、「お手伝いしましょうか?」と声をかけてみてください。
きっと、喜んでもらえるのではないでしょうか。

 

次回のオープンキャンパスは、7月25日26日です。
25日は癒しのケアで、手浴・足浴を行います。
26日は手話を体験してみませんか?自分の名前をマスターしてみてください!
是非、一度学校に遊びに来てください!!