2010年 7月9日
生活支援技術(1年生)の授業にお邪魔しました。
介護をしていく中で、とても重要となる「食事介助」について学んでいました。
トロミのお茶→オレンジゼリー→お粥 を、実際に学生同士で介助仕合い、食べてもらいました。
まずはベッド上での介助から。
先生のデモンストレーションをしっかり見ます。
まずは、利用者の状況に応じた食事環境の設定を行うことが大切です。
そして、体調・覚醒状況・排泄の有無などをしっかりと確認する声掛けをします。
利用者の顔色を確認しながら、ベッドの頭側をギャッジUPして、適度な角度にします。
写真↓は、左片麻痺があられる方、という設定での食事介助です。
健側(右側)に位置し、利用者には健側を向いてもらいます。
利用者の肩から首にかけてタオルを広げておきます。
こちら↓は、車いすに座っての食事介助です。
ベッドから車いすへの移乗介助も復習しながら行います。
食べ物が喉につまったりすると大変なことになります。
利用者と適度な距離感を持って、また、きっちり嚥下されたことを確認してから次に進むことが大切です。
1つひとつの介助方法をしっかり身につけて、今後の施設実習でもしっかりと活用して欲しいですね。