2010年 10月26日
10月23日(土)午前中には第3回入学試験、午後から進学相談会を実施しました。
入試は10月最後となりましたが、指定校推薦入試や社会人入試の方が受験に来てくれました。
本校の入学試験は作文と面接試験。
作文のタイトルは当日発表で、200字~300字程度。
福祉に関する思いをまとめておいてもらえたら、書ける内容です。
面接は約10分~15分です。
受験生のほとんどは、以前に体験入学会等に参加してくれた人ばかりなのですが、
「入試」となると、やっぱり緊張した面もちですね。
『できるだけリラックスして~』と声を掛けるものの、「はい」という返事がガチガチです。
でも、皆さん介護福祉士になりたいという気持ちを、しっかりと話してくれました。
入試終了後、即合否判定会議を開きました。
合否通知は自宅へ郵送しました。
午後は、進学相談会を実施しました。
初めて本校に来られる方ばっかりで、何だか新鮮でした。
近くに住んでおられる主婦の方から、高校3年生、勤務経験のある社会人と、様々な人が参加してくれました。
この日の体験内容は、介護実習室にて、嚥下のしくみについて学んでもらいました。
担当は1年生担任の齋藤佳代子先生です。
実際に参加者の皆さんにビスケットを食べてもらいました。
ビスケットを手に取り食べ終わるまでの過程を思い返しながら、話を聞きました。
普段、私たちが何気なく食べているビスケット一つでも、
ビスケットを手に持つ→口に運ぶ→歯で噛む→舌を使って散らばったビスケットをまとめる
→唾液でのどに運ぶ→飲み込む。
この作業がなされているわけです。
これが、体の不自由な方、お年寄りとなると困難な事になり得るのです。
あやまって食べ物が気管に入ってしまったら、自分の力で吐き出すことができず、
肺炎を引き起こしてしまうかも知れません。
介護福祉士の仕事の1つとして「食事介助」がありますが、
日々の生活になくてはならない「食事」。この支援を慎重かつスムーズに行わなければなりません。
大切なのは、その人のペースに合わせること。
これが本当に難しい!スプーンにのせる量やスプーンを入れる角度等、よく考えて行う必要があります。
なので、「生活支援技術」の授業で、たっぷり時間をとって指導しています。
今回はほんの一部でしたが、体験してもらえて良かったです。
そして、この日の体験参加者の方に、「スマイルプレ入試」を受験してもらいました。
突然のオススメで驚かれていましたが、作文と面接を実施しました。
これで後日出願書類を届けてもらったら、受験完了。
何度も学校へ足を運ぶことがなくてすむので、忙しい方にオススメしています。
詳しくはコチラをご覧下さい。
次回第4回入試及び進学相談会は
11月7日(日)です。
出願&参加申し込みお待ちしております!!