スマイルブログ

脱健着患の原則

2011年 6月10日

今週、1年生の生活支援技術では、衣服の着脱がテーマでした。
片麻痺のある方が衣服を着脱される際の介護方法を学びます。
IMGP1077.JPG

着脱介護の留意点とは・・・
・今から行う介助の説明と同意を得る
・これから着る衣服の確認(又は選択)
・室温(体感温度)の確認
・プライバシーの保護(カーテン・バスタオルなど)
・安定した座位
・患側への配慮
・脱健着患の原則


<脱健着患の原則って?>
「だっけんちゃっかん」と読みます。
身体に麻痺のある場合の衣服の着脱の原則で、服を脱ぐときは麻痺のない側から、服を着るときは麻痺のある側から行うというものです。


この原則を用いて、着脱介護を行います。
介護を行う時には、常に利用者さんに声掛けをします。
そして、利用者さんの所持機能の活用した着脱の介護をすることが大切です。
IMGP1086.JPGIMGP1092.JPG

1年生は、まだまだ練習が必要です。
利用者さんの立場に立った介護の方法をしっかりと学んでもらいたいです。