2012年 6月4日

更新が遅くなりましたが、先月の中旬に１年生が京都ライトハウスの施設見学に行って来ました。

京都ライトハウスとは、視覚などに障害のある全ての人が、個人として尊重され、その人らしい自立した生活を営むことが出来るよう積極的に取り組んでいる総合福祉施設で、地下１階から地上４階の建物内には、情報ステーション（点字図書館）をはじめとして、視覚障害児児童デイサービスセンター・盲人養護老人ホーム・生活介護事業所・京都市北部障害者地域生活支援センター等、様々な事業所があります。


ライトハウスの入り口には、視覚障害者の方がわかるように、常時“ピーンポーン”
という音が鳴っています。
点字ブロックには、夜になると光るものもあります。

施設見学の前には、施設の概要を説明してもらいました。



施設見学は、本校「障害の理解」の講師でもある松永信也先生がして下さいました。

点字図書館に置かれている本には全て点字が打ってあります。↑
絵本の絵の部分も形がわかるように点字が！


各部屋のプレートや手すりにも点字が施されています。手すりはボタンを押すと音声で部屋の名前を教えてくれます。


視覚障害者の方が使い易い物品の販売もあります。
左の腕時計は、時間を音声で知らせてくれます。右のそろばんは玉の形が特徴的です。





視覚障害者の方が作っておられる、紙袋。
いらなくなった、点字用紙を再利用しています。
とってもエコでとっても可愛い！！
学生達もあまりの素敵さに、購入していました！
模様の部分は布を小さく切って貼り付けてあります。


見学終了！
普段なかなか見ることのできない施設見学、
充実した半日でした。