スマイルブログ

白杖とアイマスク

2013年 4月29日スクールライフ

 先週末に障害の理解(視覚障害)という授業がありました。
視覚障害者であられる松永先生が担当されています。
この授業では、毎年アイマスクと白杖を使って、学校から小倉駅まで歩きます。


2人ずつのペアで、一人は視覚障害者の立場となり、アイマスクをはめ、白杖を持ちます。
もう一人は介助者役として、手引きをします。
 

外出する前に、ますは校内で階段の上り下りから。
初めてアイマスクを付けて歩くとなると、恐怖感が大きいです。ましてや、階段では更に恐怖感が増します。
なので、手引きをする人が段差の最初と最後にしっかりと声をかけることが大切です。


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いよいよ、学校を出て小倉駅を目指して出発です!!
外を歩くとなると、更に不安になりそうですが、手引きをしてくれている友達を信頼するしかありません!
大通りの歩道となると、車の通りも多くなるので、注意が必要です。
往復約30分の道のりを歩いてみて、視覚障害者の気持ちや、手引きの難しさなどを学んでくれたと思います。

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松永先生の言葉で印象的だったのが、
「みんなは“こわいから”と、アイマスクを外す事ができるけど、私たちはこれが日常です。」ということです。
手引きの仕方もマスターできたので、今後、街で視覚障害者の方を見かけた時は、
「お手伝いしましょうか?」と声を掛けて欲しいですね。