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障害の理解~盲導犬~

2014年 6月5日

障害の理解(視覚障害)、松永信也先生の授業では、 視覚障害者でもあられる前田先生と盲導犬のトラムくんをお招きして、特別講義をして頂きました。   

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16年前の交通事故で視力を失った前田先生にとって盲導犬のトラムくんの存在は体や心の支えだけでなく、癒しのパートナーだそうです。愛玩犬のようにリードで引っ張って連れ歩くのと違い、盲導犬を信じてハーネスという握り手を介し命を預けて歩くので深い信頼と絆が生まれます。またトラムくんも前田先生に信頼されていることがわかるようで、それが喜びにつながっています。

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盲導犬は訓練されており人の迷惑になることはしないのでレストランや病院も利用でき、電車や飛行機にも乗ることができるのが愛玩犬との大きな違いです。だからこそ、興味本位で可愛がったり、エサをあげることは彼らの仕事の邪魔になります。この授業を通じて盲導犬を連れている方への正しい理解が深まればいいですね!

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 前田先生は最後に全盲になってから趣味で始められたピアノ演奏を披露していただきました。曲目は「花は咲く」と、13歳で引退後、死んだ先代の盲導犬のパズーくんを偲び、名前の由来になった天空の城ラピュタの挿入歌「君をのせて」でした。