2014年 7月7日オープンキャンパス
7月6日のオープンキャンパス「福祉の用具を使ってみよう」にご参加ありがとうございました。
本校名物教員、藤田佳子先生のスペシャル授業が行われました。
介護とは病気を治すのではなく、生活を支援することです。利用者さんの全ての事をお世話するのではなく、自分で出来そうなことを、支援してあげることに重点をおいています。 もちろん快適に過ごしてもらうためにシーツは三角折りをしてシワを伸ばして、ずれないように最善をつくします。
生活支援で寝起きの占める時間は多く、特にベットの種類や、機能には工夫が見られます。ベットの柵も転落防止以外に、付属の調整ハンドルで上半身を起こしてあげることで弱った腹筋でも柵を捕まることで起き上がりやすくなり、介護する側にも負担軽減になったりします。また、進行していく症状に合わせてベットを買い替えるのは大変なので介護保険を使うことでレンタルをすることも可能だそうです。
自分たちが何気なく行っている寝起きの動作ひとつでも、加齢とともに難しくなります。だからこそ、ベットに求められる機能も変わってきます。短い時間でしたがオープンキャンパス参加者のみなさんもいろいろ感じてもらえたのではないでしょうか