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京の文化 豪華2本立て!!

2014年 7月16日

7月14日の京の文化は豪華2本立て!!午前が南京都学園の田邊眞裕副学園長が「京の城」と題して城郭建築について講義していただきました。そして、午後はおなじみ市田椰良生先生が「京の四季花」ということで4回目、最後の授業を行っていただきました。

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田邊先生は以前、南京都高等学校(現:京都廣学館)の校長をされており、出身の2年生は「前の校長先生や!」と、なつかしさで盛り上がっていました!先生は日本の城郭建築に造詣が深く、自宅の関連蔵書は100冊を超える程です。

講義では「あなたの知っているお城を答えなさい」と順番に学生に聞いていくと「大阪城」「二条城」「伏見桃山城」という答えが出ましたが、それらは戦乱や自然災害で焼け落ちて鉄筋コンクリートで再建されたものであったり、模擬天守閣(テーマパークのお城)であったりします。残念なことに現存し、国宝の認定を受けているお城は①姫路城②彦根城③犬山城④松本城だけしかありません。「京の城」は戦略拠点以外に戦国武将の人間模様が表れており、とても魅力的な故に「城好きな高齢者はたくさんいる」と田邊先生に熱く語っていただきました。現在お城は戦争に使われることはありませんが、地域住民の心の象徴だったりします。夏休み帰省して地元に天守閣が見れる学生のみなさんは田邊先生の講義を思い出してくださいね! 

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午後からは、アトリエ椰良生デザインの空間プロデューサー市田椰良生先生の授業も最終回で集大成となる作品をつくりました。なんと今回の作品はショートケーキの形をした花飾りです。陶器の三角形の器にオアシスを入れてお花を生けるだけでなく、両面テープを付けたリボンを周囲に巻くことでスポンジケーキの断面を表現する徹底ぶりです!!

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出来た作品9つを並べるとと、とても美味しそう・・・にできましたが食べることはできません(笑)京の文化はこれでおしまいですが、市田先生はクリスマスリース作りの授業でもう一度お世話になります。京の文化で自身の教養を高めて、その経験が今後介護の現場で活かされればいいですね。