2014年 7月23日オープンキャンパス
7月23日のオープンキャンパスは「座るってどういうこと?~リハビリテーション~」をテーマに特別授業をしていただきました。
担当の先生は日頃、理学療法士の視点で”こころとからだのしくみ”という授業でお世話になってます。先生は理学療法士をされる前は介護福祉士として活躍されていました。リハビリテーションを行う上で、介護福祉士としての経験がご自身の仕事の幅を広げることができたと仰っていました。
よく耳にするリハビリと略すこの言葉を実は日本語に直訳すことはできないそうです。そこで先生はrehabilitationを全人間的復権と位置づけてます。簡単に言うと”その人らしい生活をとりもどす”になります。介護というのは全てお世話をするのではなく、できる事は自分で出来るように支援することにあります。そのために身体の所持機能を活かし、回復させるためにも介護福祉士は身体の仕組みを勉強しなくてはなりません。
授業では実際に寝ている人に対して相手も自分も楽に起こす、麻痺を想定して所持機能を活かして起き上がりを支援する体験していただきました。 難しい内容の授業だったのですが、先生の軽快なトークで解りやすく楽しい授業になりました。