2014年 8月4日オープンキャンパス
8月3日(日)のオープンキャンパスは「手話で話してみよう~自己紹介をマスターしよう~」でした。梅本先生は手話通訳士で、参加者の名前を聞きその場で手話に訳し、わかりやすく教えていただきました。
梅本先生は名前を構成する漢字を形で表したり、平仮名1文字単位でも訳される正確さ、そして感情をしっかり伝える表情の豊かさに参加者は驚きました。
先生の指導のもと、初対面の参加者と学生スタッフは互いの目を見て表情豊かに照れながらも自己紹介をしましたが、聾唖者や聴覚障害の方に「こんにちは!」と下を向いては相手に伝わりませんし、難聴者に対しては大きな声を出す様子は怒っている形相に見られることもあります。相手の方を見て笑顔で手話を伝えることが大切であると先生は仰っていました。
聾唖者とのコミュニケーションで手話を短期間で習得するのは難しいですが、挨拶や自己紹介を手話で行うだけでも「この人は私に歩み寄って来てくれる人なんだ!」と大きく前進することは間違いありません。