2014年 10月3日スクールライフ
10月3日(金)在学中に目指せる資格の一つ福祉住環境コーディネーター講座が始まりました。
近い将来、日本は超高齢社会になり人口の3分の1が65歳以上になると言われています。そこで、高齢者が暮らす住宅を改修するコーディネーターの資格が重要になります。介護のプロフェッショナルとして、住環境を熟知することが高齢者や同僚から信頼を得ることができます。
介護施設が充実して様々な選択肢が増えていますが、高齢者の多くが在宅介護を望まれています。しかし、日本の家屋は床座(畳に座布団)が基本で、高温多湿向けのつくりになっています。そのため、段差と寒さが凶器となり高齢者の家庭内事故(転倒、転落、溺死)は交通事故の3倍という統計があるそうです。
しかし、福祉住環境コーディネーターとして適切なバリアフリー化が実現すると、本人の精神的自立を促し、介護料の軽減と家族関係の円滑がもたらされます。講義は11回行われます。頑張って全員合格を目指してもらいたいですね!!