2015年 2月9日オープンキャンパス
2月8日(日)のオープンキャンパスは「楽しいレクリエーション」でした。
本校講師の川瀬恵子先生は、施設を利用されている高齢者は寝て、起きて、食事するだけでいいのでしょうか?娯楽はもちろん必要なのですが、更に生活を楽しく明るく、豊かにする「生活の快」=レクリエーションがもたらす力は大きいと仰ってました。
レクリエーションとは昔は生きる喜びと定義されていたそうですが、近年は自由の願いに基づく人間性の回復・再創造という定義がされています。
オープンキャンパスで行われたレクリエーションは ことわざカルタや、懐かしい歌謡曲の歌詞の一部が空欄になっているものを埋めたりする内容でした。これらの共通点は参加する喜びは勿論ですが、昔の記憶を呼び起こしたり、成果を上げられた方の自信や尊厳を讃えることができます。
オープンキャンパス参加者には馴染みのないことわざカルタや歌謡曲でしたが、施設を利用されている高齢者にとっては教養として嗜んでこられたものであったり、青春時代の思い出の曲だったりします。参加する若い世代もレクリエーションの対象となる方々の趣味趣向を事前に勉強することが大切だと川瀬先生は講義を締め括られました。