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障害の理解 京都ライトハウス見学

2015年 5月21日

5月21日 (木)障害の理解の授業は京都ライトハウスを見学しました。授業担当の松永信也先生は40歳頃、網膜色素変性症で失明された時ここで訓練を受けられました。

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京都ライトハウスは全盲であった鳥居篤治郎先生が1961年に行政に働きかけ視覚障がい者にとって航路を示してくる灯台のような存在になることを願って設立されました。そして鳥居先生は当時交流のあったヘレンケラーの誕生日にあやかり6月27日をライトハウス創立記念日としました。

 

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ライトハウスは白杖歩行訓練や活字を点字に翻訳したり、ボランティアの方々が届いた郵便物の内容を読み上げたり、衣類などに色情報をビーズ点字で施す工房FSトモニ―などから成り立っています。

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表を向けて置かれている一冊の辞書を点字に翻訳すると約100冊(赤色部分)になります。今なら電子辞書が読み上げてくれますが昔は勉強するのにも大きな苦労がありました。

 

視覚障がい者が社会復帰するうえで、一番困るのが外出と墨字(点字に対して活字のことをこう呼ぶ)を読めないことです。以前のオープンキャンパスで松永先生が仰っていた点字の習得も大切なのですが、音声PCが登場したことにより読み書きが可能となりました。

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 施設を案内していただいた横田さんはブレイルメモという点字をタイプして、記録を呼び出すとピンが突起して点字が呼び出されるという優れた機器を使っておられました。値段はまだまだ高いのですが、技術革新によりパソコンを習得できれば点字以上に社会との接点を持つことができますが、視覚障がい者の日常に不安と恐怖が無くなることはありません。「お手伝いしましょうか?」の言葉は機器の発達以上に大切だということを忘れてはいけませんね!