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エラブユリと南京都学園のおはなし

2015年 6月12日お知らせ

本校の庭には現在、純白のユリが咲き乱れています。そのユリはテッポウユリの一種でエラブユリといい、学園創設者である本部廣哲の出身地である沖永良部で栽培され、明治中期からイースターの花としてキリスト教国へ輸出され国際親善に役立ってきました。

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(6月7日撮影)

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創設者である本部廣哲はこの花を見て「島国で生まれ育った我々が、日本人として誇りを持って国際社会へ羽ばたけるように」との願いを込めて学園章の中心にそえました。

 

介護福祉士を目指す京都福祉専門学校は国際社会に羽ばたくイメージとは一見関係無いように思いますが、先日「京の文化~京ことばと京のおもてなし~」で講師をしてくださった祇園甲部のお茶屋「大ヌイ」の村上斗紫先生が「真の国際人とは英語を学ぶだけでなく、日本人の誇りを持つことが国際人である」仰ってました。日本人として、京都で学ぶ者として自国の文化と言葉を誇りに思うことと同じように、日本の発展に貢献してこられたお年寄りを誇りに思い大切にできる介護福祉士を輩出する京都福祉専門学校にはエラブユリの理念が生きています。