2015年 7月7日お知らせ
7月7日(火)本日の2年生「認知症の理解Ⅱ」の特別授業は北宇治地域包括支援センターの代表 森下良亮先生と認知症と家族の会 新保博先生にお越しいただき、認知症サポーターの講座が行われました。
認知症とは超高齢社会へ突き進む日本にとって深刻な問題で、85歳以上であれば4人に1人症例があると言われています。決して自分だけは大丈夫というものではありません。
講義の内容は
1.認知症とはどのようなものか
2.認知症の症状について(中核症状と周辺症状)
3.認知症の診断や治療について
4.認知症予防について
5.認知症の方に接する時の心構えと介護者の気持ちの理解について
6.認知症サポーターにできることとは?
実際に認知症を患うとご本人は「何かおかしいな」と不安と同時に苦しみ悲しみを感じられています。そこへ家族や地域の人間が認知症を理解して優しく包み込み、誰もがさりげなく「人間杖」になって援助する社会が望まれます。特に介護福祉士は人としての尊厳を大切にして更に理解を深める必要がありますね。
今日の講義の終わりに認知症サポーターの証であるオレンジリングをいただきました。