2015年 7月10日お知らせ
7月10日(金)1年生の介護の基本は特別授業ということで”昭和の学習”と題し、グループ単位でこの日のために昭和という時代をあらゆる分野から調べました。今回は檀上発表はせずにワールドカフェ方式を採用してグループ間で研究成果を共有しました。
昭和という時代は戦争と敗戦、そして復興、高度経済成長からバブル経済へと続く激動の時代でした。介護施設の利用者さんにとっては青春時代で、日本が今以上に夢と希望に充ち溢れていた時代を過ごされています。今回の学びは利用者さんとの共通話題に重点を置き、古き良き教養や娯楽、地域性のある伝統的な事柄を”京の文化”の授業が担い、今回の”昭和の学習”は利用者さんと学生との間に繋がる学びのテーマだと言えます。
研究テーマは昭和の出来事やテレビや漫画、歌謡曲など様々な分野に及びました。
時間の空いてるリアル昭和世代教職員も参加しましたが、とても完成度の高い研究であったと思います。平成生まれが大半を占める学生に、遠いようで近い昔の昭和がどのように見えたのでしょうか?私の過ごした昭和も、利用者さんが過ごした昭和も同じカテゴリに分類している様子に一抹の寂しさを感じたのは私だけでは無いと思います。(笑)