2017年 6月28日
生活支援技術Cの授業で、生活の中のレクリエーションについて学びました。
生活の中のレクリエーションとは、生活そのものの中にレクリエーションを見いだす「生活のレクリエーション化」と、その方の趣味にかかわる活動を通して、生きがいを見い出そうとする「レクリエーションの生活化」という2つの考え方があります。
ただ単にレクリエーション活動を楽しんでいただくだけではなく、レクリエーションを通して生きる喜びを知っていただくことや、介護予防につなげていくことも考えなくてはいけません。
今回の授業では、重度の認知症を患っておられる利用者さんを想定し、グループでその方の為のレクリエーションを計画し、発表してもらいました。ちぎり絵を作るレク、音楽を聴きに行くレク等、様々なレクリエーションの発表に耳を傾け、それぞれ疑問に思ったことは質問します。質問を受けて初めて発表者が気づく改善点もあれば、逆に質問の答えを聞いて質問した側の学びが深まることもあります。
施設で暮らしておられる利用者さんにとって、レクリエーションとは非常に大切な事なので、卒業後施設で勤務する際には、この学びを活かしてもらえたらと思います。