2017年 9月27日スクールライフ
今日は2年生の実習報告会を行いました。
今回の実習は、8月28日~9月23日までの4週間、区分Ⅱ-②の実習でした。
2年間で実施する施設実習の集大成とも言える今回の実習は、2年生にとってとても大切な経験となった事が、今回の報告会でも感じ取ることができました。
区分Ⅱ-②の実習では、受け持ちの利用者さんを各自選ばせていただき、その方の生活が潤うような介護計画を立てます。利用者の方の中には認知症の方も多く、計画を立てるのに苦労をした学生もいるようでした。しかしながら、その中でもその方の今まで生きて来られた背景や、普段の様子を施設の指導者の方から教えてもらう等して、学生達は必死に計画を立てているようでした。
学生たちが掲げる「介護観」の中には利用者の方の立場にたってというものが多いのですが、今回の実習では、そのそれぞれの介護観を更に深める事ができたようでした。
その証として、発表を行う学生達の表情はどれも自信に満ちあふれていて、発表の後に質問を受ける時も、自分の言葉でしっかりと答える姿を見せてくれました。
そして、今日は夏休み中の1年生、系列校京都廣学館高校が本校内で開催していた「学習塾対象入試説明会」にご参加の塾講師の方々がこの報告会を見学されていたので、普段とは違う緊張感の中での報告となったことでしょう。報告会の実行委員の学生については、前日の準備もお疲れ様でした。
夏の間、この実習に集中して取り組んできた2年生の皆さん、ひとまずこれで区分Ⅱ-②実習は終了ですが、10月からは後期の授業がスタートします。卒業後現場で活躍できる介護福祉士となる為に、今回の学びを自分の糧としながらも、残りの学生生活で更なる技術・知識を身につけるべくラストスパートに励んで欲しいです。