2010年 5月12日
本日は、1年生・生活支援技術の授業風景です。
今日のテーマは「移動の介護」
主に仰臥位→側臥位における体位変換の介護について学びました。
先生の講義と動きに集中です。
あとは、それぞれのベッドに分かれて、実際に動きを確認します。
見ているだけでは、何もつかめません。
実際に介護する側、受ける側の立場を体験し、グループで話し合う事が大切です。
その中で、どれだけの“気付き”があるか。
介護をしていく中で大切なのが、ボディメカニクス。
自分の体を守るためには、体をいためない為の姿勢や動きを身につけなければいけません。
利用者の方の協力を得て、膝を曲げてもらった方が接地面が少なくなり、移動の介護がしやすくなります。
その膝の曲げ具合や、移動前に枕も移動させる配慮など、細かなテクニックも学びます。
移動の介護にあわせて、ベッドメイキングの復習もおこないました。
今日は復習+“一人でするベッドメイキング”について中田先生がお手本をみせてくれました。
基本的には2人一組で行うベッドメイキングですが、実際の現場では一人で行わざるを得ない場合があります。
そんな時に、これだけ早く・きれいに作れるといいですね。
できるだけシワがよらないように、対角線上に引き締めるのがポイントです。
まだ練習が必要かもしれませんが、現場に出るまでには完璧なベッドメイキングができるようになって下さいね。