2014年 5月12日オープンキャンパス
生きていく上で「食べる」ということは欠かすことはできない行為で、楽しみの一つであったりします。今回のオープンキャンパスのテーマは「色々な食事形態について知ろう」でした。
障害があったり加齢に伴って食事に関する動作が上手くできなくなるなかで、その人の立場になって「食べる」というテーマについて考えてみました。
乾燥したクラッカーや、異なるサイズのシリアルからなるグラノーラを食べる体験ではあえて水分を摂らず、自分の口に入る適量や、噛む回数、唾液の助けで飲み込む力を再確認しました。更に人に食べさせてもらうと自分の適量やタイミングがわかってもらえず双方違和感を覚えました。
介護の現場では細かく刻んだ食材を提供することがありますが、何も言われずに口に入れられると、自分が何を食べているのかわからなくなります。食べてもらう人には何の食材かしっかり伝える必要があります。それによって脳がおいしさをイメージするのです。スナック菓子のパッケージの写真なんかがいい例ではないでしょうか?
ちなみにお皿の食材は右回りにオレンジの塊は人参、キュウリ、ちくわ、最後はミキサーにかけた枝豆でした。