2014年 8月8日オープンキャンパス
8月8日(金)のオープンキャンパスは「特別養護老人ホームってどんな所?」本校の卒業生が活躍する特別養護老人ホーム レーベン横大路を見学させていただきました。前回見学させていただいたヴィラ向島(同法人)より新しい様式の施設だということで学生スタッフもワクワクしていました。
施設主任の池垣さんが案内と説明をしていただきました。レーベン横大路は従来型の施設と違って、地域密着型ユニット型特別養護老人ホームといい、ユニット型ショートステイという10人単位で生活されるフロアーで構成されているのが特色です。
個室でゆったり過ごせるのはもちろんですが、食事や団欒は共有スペースに入居者10人が集まることができます。大半の食事メニューは調理室でつくられたものをエレベーターで届けられるのですが、ご飯とお味噌汁は共同スペースのアイランド型キッチンでつくられるので、食事の時間が近づくと”いい匂い”が漂ってきます。まさに、家庭的な部分に重点をおいた施設であると池垣さんが仰っていました。
また、地元地域と密接で、近隣の幼稚園や児童館とも交流が盛んで、入居者にとって幼児や施設外の人との出会いは元気の源となっています。学生スタッフも参加者も想像した施設と違って「家で過ごしているみたい!!」と日々進歩する施設に驚いてました。
2014年 8月4日オープンキャンパス
8月3日(日)のオープンキャンパスは「手話で話してみよう~自己紹介をマスターしよう~」でした。梅本先生は手話通訳士で、参加者の名前を聞きその場で手話に訳し、わかりやすく教えていただきました。
梅本先生は名前を構成する漢字を形で表したり、平仮名1文字単位でも訳される正確さ、そして感情をしっかり伝える表情の豊かさに参加者は驚きました。
先生の指導のもと、初対面の参加者と学生スタッフは互いの目を見て表情豊かに照れながらも自己紹介をしましたが、聾唖者や聴覚障害の方に「こんにちは!」と下を向いては相手に伝わりませんし、難聴者に対しては大きな声を出す様子は怒っている形相に見られることもあります。相手の方を見て笑顔で手話を伝えることが大切であると先生は仰っていました。
聾唖者とのコミュニケーションで手話を短期間で習得するのは難しいですが、挨拶や自己紹介を手話で行うだけでも「この人は私に歩み寄って来てくれる人なんだ!」と大きく前進することは間違いありません。
2014年 7月23日オープンキャンパス
7月23日のオープンキャンパスは「座るってどういうこと?~リハビリテーション~」をテーマに特別授業をしていただきました。
担当の先生は日頃、理学療法士の視点で”こころとからだのしくみ”という授業でお世話になってます。先生は理学療法士をされる前は介護福祉士として活躍されていました。リハビリテーションを行う上で、介護福祉士としての経験がご自身の仕事の幅を広げることができたと仰っていました。
よく耳にするリハビリと略すこの言葉を実は日本語に直訳すことはできないそうです。そこで先生はrehabilitationを全人間的復権と位置づけてます。簡単に言うと”その人らしい生活をとりもどす”になります。介護というのは全てお世話をするのではなく、できる事は自分で出来るように支援することにあります。そのために身体の所持機能を活かし、回復させるためにも介護福祉士は身体の仕組みを勉強しなくてはなりません。
授業では実際に寝ている人に対して相手も自分も楽に起こす、麻痺を想定して所持機能を活かして起き上がりを支援する体験していただきました。 難しい内容の授業だったのですが、先生の軽快なトークで解りやすく楽しい授業になりました。
2014年 7月14日オープンキャンパス
7月13日(日)のオープンキャンパスは「お年寄りと一緒に楽しめるスポーツ~ボッチャボール~」でした。
ボッチャボールとは氷上で行うカーリングと同じようなルールで、白の玉に近づくように赤、青のチームがボールを投げて競います。ボールはあまり弾まず転がりにくい仕様で、奥が深いスポーツでパラリンピックの公式種目になっています。ボッチャのいいところは障害があって直接ボールを投げることができなくても、膝にセットするスロープ補助具を用いて投球したり、車椅子でも参加可能なところです。カーリングのように凍えないで、温かい室内でできるのも素晴らしいですね
チームは3人1組で、学生スタッフとオープンキャンパス参加者のミックス編成で組んでプレーしました。写真右は赤チームと青チームの得点板を持つ副校長と校長の両人です
後半は車椅子に座って、利き腕を封印して障害のある人の視点になってプレーしました。両チーム競り合いのシーソーゲームでしたが最後は青チームの勝ちでゲームセット!
施設に入所して寝て、起きて、食べるだけの生活では楽しくありませんので、このような楽しいレクリエーションを本校では体験して学びます。介護施設のボランティアや、支援学校との交流会などでもボッチャボールは実施されている競技なので興味を持った方は参加してみよう!!
2014年 7月7日オープンキャンパス
7月6日のオープンキャンパス「福祉の用具を使ってみよう」にご参加ありがとうございました。
本校名物教員、藤田佳子先生のスペシャル授業が行われました。
介護とは病気を治すのではなく、生活を支援することです。利用者さんの全ての事をお世話するのではなく、自分で出来そうなことを、支援してあげることに重点をおいています。 もちろん快適に過ごしてもらうためにシーツは三角折りをしてシワを伸ばして、ずれないように最善をつくします。
生活支援で寝起きの占める時間は多く、特にベットの種類や、機能には工夫が見られます。ベットの柵も転落防止以外に、付属の調整ハンドルで上半身を起こしてあげることで弱った腹筋でも柵を捕まることで起き上がりやすくなり、介護する側にも負担軽減になったりします。また、進行していく症状に合わせてベットを買い替えるのは大変なので介護保険を使うことでレンタルをすることも可能だそうです。
自分たちが何気なく行っている寝起きの動作ひとつでも、加齢とともに難しくなります。だからこそ、ベットに求められる機能も変わってきます。短い時間でしたがオープンキャンパス参加者のみなさんもいろいろ感じてもらえたのではないでしょうか
2014年 7月1日オープンキャンパス
次回のオープンキャンパスは
7月6日(日)10:00~
「福祉の用具を使ってみよう」です
本校には様々な福祉用具があります。
特別養護老人ホームや病院等で使われているものが多数そろっているので、
現場さながらの実習授業が受けられます。
オープンキャンパスで実際手に触れてみてください。
新たな発見があるはずですよ~
そして、今回は
本校名物教員、藤田佳子先生のスペシャルオープンキャンパスなので、じっくり体験して頂けます!
ご家族やお友達もご一緒に是非ご参加下さい。
お申込はコチラから↓
https://kyoto-fukushi.mkg.ac.jp/opencampus/oc-application/
2014年 6月23日オープンキャンパス
「見えないってどういうこと~アイマスクで白杖体験~」6月21日(土)のオープンキャンパスは本校非常勤講師の松永先生の熱い講義と視覚障害者体験をしていただきました。
日本全国に視覚障害者は全盲3万人、弱視の人が28万人おられるそうです。生まれながらにして目の見えない人、交通事故や病気によって目が見えなくなる人もいます。近年は緑内障や糖尿病が多く、緑内障は人類が発明して50年ほどしか経ってないテレビ画面や液晶を見ることで発症する人が増えています。あと、昔なら命を落とす脳腫瘍も摘出手術で一命を取りとめることができても場所によって失明することもあります。失明の原因は時代によって変わってくるのだそうです。
実際にアイマスクをしてパートナーの手引きで校内を歩く体験をしていただきましたが、段差など注意を促されても歩きにくかったと思います。松永先生は白杖を持っていて困ってそうな人を見たら「何かお手伝いしましょうか?」と勇気を出して声をかけてほしい、これほど助かるとことはないと言っておられました。それは盲導犬を連れておられる方も同じです。
最後に松永先生は「人間は自らの障害を受け入れ乗り越えようとする力を持っています。また、助け合いの福祉の精神を持つのも人間だけです。視力を失った動物を待つのは”死”だけであるが人間はそうでない、京都福祉専門学校に入学できたら障害者の立場を理解し、現場で活躍できる介護福祉士になってほしい」と締めくくられました。
2014年 6月13日オープンキャンパス
次回のオープンキャンパスは6月21日(土)10:00~(昼食付)
「見えないってどういうこと~アイマスクで白杖体験~」です
本校非常勤講師でもあられる松永先生の熱い講義と視覚障害者体験をしていただきます。
アイマスクと白杖で校内を歩いてみましょう
普段何気なくできている事でも、視覚障害者の方がどれだけ大変なのか、そしてどのような手引きをしたら安心できるのか。
体験してみる価値アリです!!
ご家族やお友達もご一緒に是非ご参加下さい。
お申込はコチラから↓
https://kyoto-fukushi.mkg.ac.jp/opencampus/oc-application/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
オープンキャンパスと同時にAO入試説明会も開催します!
AO入試とは、京都福祉専門学校で学びたい!という熱意を持った方のための入試制度です。
AO入試ならではの特典もあります!
説明会にご参加頂きますと、エントリーシートの書き方等詳しく説明させて頂きますよ
お申込はコチラから↓
https://kyoto-fukushi.mkg.ac.jp/exam/exam-ao/
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★