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1年生実習報告会

2010年 11月26日

すっかり久々のブログ更新となってしまいました。

1年生は11月8日から20日までの間、介護実習第一区分へ行ってきました。
何と言っても初めての介護実習ということで、緊張の日々だったのではないでしょうか。
途中で体調を崩してしまった学生もありました。
しかし、追加で実習をして頂くなどして、無事に終了!!
今週に入ってからは、今日の報告会へ向けての資料作りを頑張っていました。

今回の実習報告会は、3Fの合同教室で行いました。
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司会進行・タイムキーパー・プロジェクター操作・照明・マイク等、すべて学生達で担当します。
そして、いつも同様施設ごとに発表を進めていきます。

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↑まずは「施設の特色」について。そして「テーマにの学び」「全体の学び・まとめ」
という流れで、それぞれの実習先での学びを発表しています。

発表の後には質疑応答の時間があります。
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↑発表された内容についてさらに具体的に知るため、質問をしています。
質問についての答えを聞き、1施設の発表が終了です。

自分の学びをまとめること、そして発表すること。
更に皆の発表を聞き、相互に意見を交換することで、実習での学びを共有できます。
初めての実習で戸惑うこともあったと思いますが、とりあえずは一段落ですね。

まる一日かけての実習報告会も無事終了!
皆様お疲れさまでした!!
 


 

少林寺拳法大会

2010年 11月11日

昨日、11月10日は学校法人南京都学園の創立記念日でした。
そして今年は、南京都学園支部設立30周年でもあるということで、精華町立体育館「むくのきセンター」にて、少林寺拳法大会が行われ、私たち京都福祉専門学校の教職員も大会を見学させて頂きました。

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大会では、南京都高等学校の生徒達が素晴らしい演武を見せてくれました。
入学して間もない1年生も、一生懸命練習を重ねた成果が出ていたのではないでしょうか。
そして、2年生・3年生となると、やはり気合いの入り方や演武の美しさが際だちます。

来年度本校へ入学予定の3年生の演武となると、やはり注目してしまいます!
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入学試験の時に見せてくれていた表情とはまた違った、凛とした表情でした。
 

そして、アトラクションの部では、本校在校生の森山くん・梶本くん・谷尾さんが演武を披露してくれました。
マトリックスのBGMに合わせて、3人での演武。
毎週、放課後に練習を重ねいただけあって、とても格好良かったです。

森山.jpg写真が遠くてごめんなさい。。。

 

夕方には無事に大会も終了しました。
皆様お疲れさまでした!!

 

 

手芸部~羊毛フェルト~

2010年 11月8日スクールライフ

先週の手芸部では、学生達の要望で、羊毛フェルトを使った手芸に挑戦しました。
ふわふわの羊毛を洗剤水に浸してフリフリ♪外でフリフリ♪
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繰り返していくうちに羊毛が絡まり、可愛いボール状の固まりになります。
作ったフェルトボールにビーズを付けたりして、アクセサリーも作れます☆☆
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そのほか、針を刺すことでフェルトを絡ませて作る方法もあります。
↓この本が超可愛いんです!
リボン型のアクセサリーは重宝しそうです!
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と、可愛いモノ好きな手芸部員達は大興奮でした!
みんな各々好きなモチーフを作っていましたよっ。キノコとかイチゴとか☆
 


今回は長時間活動できたので、なんだか“やったぞー”という達成感が♪
いつもは図書室をお借りしているのですが、今日はお湯が必要とのことで介護実習室をお借りしました。
1年生は2週間実習にいくので、しばらくの間手芸部はお休み。。。
ちょっと寂しいのですが、また実習終了後に参加してくれたら嬉しいです。

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第15回 精神障害者スポーツ大会へのスタッフ参加

2010年 11月5日お知らせ

『こころ・のびのび・JOY・スポーツ』

NPO法人 京都府精神保健職親会主催の「第15回 害者スポーツ大会」が今年も京都市西京極総合運動公園体育館にて盛大に開催されました
本校1年生の学生達はスタッフとして大会を盛り上げてくれました。

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大会主催者代表の砂川祐司会長の挨拶で始まりました。
今日は天候にも恵まれ、秋晴れの清々しい気候のもと、体育館の中ではありましたが、
参加者の皆さんがいきいきしている様子がうかがえました。

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京都福祉レクリエーション研究会会長の川瀬恵子先生による準備体操。

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競技の様子

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皆様お疲れさまでした。             左は砂川会長
                            右は京都福祉専門学校 満若校長

 

 

 

手芸部!

2010年 10月29日スクールライフ

毎週水曜日の放課後、希望者を集めて「手芸部」の活動を行っています。

作品内容は自由!
初心者でも大丈夫!
放課後の少しの時間ですが、いろんなお話をしながら、ゆるやかーな気持ちで
手芸を楽しんでいます。

実習先で担当した利用者さんが編み物好きで、“一緒にできたら良かった~”なんて声も聞きます。
今まで「不器用だから」と手芸に興味を持たなかった人も、実際やってみたらハマったり!!
まだまだ数名でこっそり?活動していますが、少しでも興味のある人は是非参加して欲しいです!
そう、今は女子部になっていますが、男子でも参加OKですよん。

今は季節柄、編み物に取り組んでいる手芸部部員達♪
今までやったこともない・・・と言っていた学生さんも、やりだしたら楽しくなってきてくれたみたいで、
どんどん作品を作ってくれています。

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(立体キノコとショートケーキのモチーフ)

これで自己紹介の時なんか、「趣味は手芸です!」って胸張って言えますよ。笑
カワイイ作品達を、またこちらでご紹介したいと思います。

お楽しみに~

 

入試と進学相談会

2010年 10月26日

10月23日(土)午前中には第3回入学試験、午後から進学相談会を実施しました。

入試は10月最後となりましたが、指定校推薦入試や社会人入試の方が受験に来てくれました。
本校の入学試験は作文と面接試験。
作文のタイトルは当日発表で、200字~300字程度。
福祉に関する思いをまとめておいてもらえたら、書ける内容です。
面接は約10分~15分です。
受験生のほとんどは、以前に体験入学会等に参加してくれた人ばかりなのですが、
「入試」となると、やっぱり緊張した面もちですね。
『できるだけリラックスして~』と声を掛けるものの、「はい」という返事がガチガチです。
でも、皆さん介護福祉士になりたいという気持ちを、しっかりと話してくれました。

入試終了後、即合否判定会議を開きました。
合否通知は自宅へ郵送しました。

 



午後は、進学相談会を実施しました。
初めて本校に来られる方ばっかりで、何だか新鮮でした。
近くに住んでおられる主婦の方から、高校3年生、勤務経験のある社会人と、様々な人が参加してくれました。

この日の体験内容は、介護実習室にて、嚥下のしくみについて学んでもらいました。
担当は1年生担任の齋藤佳代子先生です。

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実際に参加者の皆さんにビスケットを食べてもらいました。
ビスケットを手に取り食べ終わるまでの過程を思い返しながら、話を聞きました。
普段、私たちが何気なく食べているビスケット一つでも、
ビスケットを手に持つ→口に運ぶ→歯で噛む→舌を使って散らばったビスケットをまとめる
→唾液でのどに運ぶ→飲み込む。
この作業がなされているわけです。
これが、体の不自由な方、お年寄りとなると困難な事になり得るのです。
あやまって食べ物が気管に入ってしまったら、自分の力で吐き出すことができず、
肺炎を引き起こしてしまうかも知れません。

介護福祉士の仕事の1つとして「食事介助」がありますが、
日々の生活になくてはならない「食事」。この支援を慎重かつスムーズに行わなければなりません。
大切なのは、その人のペースに合わせること。
これが本当に難しい!スプーンにのせる量やスプーンを入れる角度等、よく考えて行う必要があります。

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なので、「生活支援技術」の授業で、たっぷり時間をとって指導しています。
今回はほんの一部でしたが、体験してもらえて良かったです。
 

そして、この日の体験参加者の方に、「スマイルプレ入試」を受験してもらいました。
突然のオススメで驚かれていましたが、作文と面接を実施しました。
これで後日出願書類を届けてもらったら、受験完了。
何度も学校へ足を運ぶことがなくてすむので、忙しい方にオススメしています。
詳しくはコチラをご覧下さい。
 

次回第4回入試及び進学相談会は
11月7日(日)です。
出願&参加申し込みお待ちしております!!


 

南京都高校福祉コース1年生施設見学

2010年 10月21日スクールライフ

10月20日(水)、南京都高等学校福祉コースの1年生が本校へ見学にきてくれました。

今回の見学は「体験型」
実際の授業へ入ってもらい、京都福祉でどのような授業が行われているかを、しっかりと体験してもらいました。
2年生の「生活支援技術(ターミナルケア)」、本校の名物先生!?の廣瀬良子先生の授業です。
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ターミナルケアという言葉は、一般的には「回復の見込みのない疾患の末期に苦痛を軽減し、精神的な平安がもたらされるよう行われる医療・介護」をいいます。
ターミナル期をむかえた利用者に対する介護について、学んでもらいました。

福祉施設に介護福祉士として勤務する中で、利用者の最期に立ち会うことは珍しくありません。
そのような状況で、介護福祉士がどのような役割を果たすべきか。
介護職は看護職や医療職と十分連携して身体的・精神的安楽をはかり、利用者がなるべく苦痛なく安らかに死を迎えられるよう準備していきます。
そして、残された時間をできるだけその人らしく生きられるように、身体的苦痛の緩和・生活の支援を行うとともに、死への恐怖や不安などのつらい気持ちを傾聴し受容するコミュニケーションを行うことが大切です。

このコミュニケーションの一つとして、「ハウト・ケア(マッサージ)」の方法を教えていただきました。
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ゆっくりと落ち着いた気持ちになっていただけるような声掛けや、歌を歌うなどしてマッサージを行います。
気持ちが安らぐようなアロマオイルを使ってもいいそうです。

在校生と高校生がペアになり、マッサージの方法を学んでもらいました。
短い体験時間だったので、ほんの一部の体験となりましたが、よい経験となったのではないでしょうか。

 

続いて介護実習室にて、ボディメカニクス体験・車いす体験をして頂きました。
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まずは、実習室の説明と福祉器具の紹介です。
現場にあるような、福祉機器がずらり。
車いすだけでも様々な種類があります。
それぞれの紹介を受けた後、車いす体験チームとボディメカニクス体験チームに分かれて体験してもらいました。

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こちらは車いす体験チーム。
車いすに乗って、段差を越える体験をしてもらいました。
これがなかなか恐い!!乗っている方も押している方もなんだか緊張です!

 

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こちらはボディメカニクス体験。
正しいボディメカニクスを使わなければ、ベッド上での移動介助も大変です。
どういう姿勢で、どういう力の入れ方で行えば良いのか、体験してもらいました。

 

トータル1時間半という短い時間だったのですが、京都福祉の雰囲気や授業内容を知ってもらえたのではないでしょうか。
まだまだ高校1年生。
福祉コースの生徒とはいえ、まだまだ福祉の分野について知らない事も多いことと思います。
これからの高校生活で様々な知識と技術を身につけ、また、進路選択のうちの1つとして
京都福祉専門学校を考えてもらえたらと思います。

皆さん、お疲れさまでした!!

 

 

特別講義~ビハーラ十条の方をお迎えして(後編)~

2010年 10月19日スクールライフ

先週お伝えした特別講義の後篇です!
更新が週明けになってしまい、申し訳ありませんっ汗

1講目の講義に続いて2講目はグループディスカッションをおこないました。
2人1組になり、1人がゼスチャーで言葉を伝えるというゲームをしました。
まず最初は、
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↑これをジェスチャーで表現してもらいます。決して声を出してはいけません。

続いてはこちら↓
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この2つの違いをジェスチャーだけで伝えるのは難しいですね。
相手が何を伝えようとしているかを、しっかりと観察しなければいけませんね。

伝える側は「○○だから~したのにーーー!!」と思うかもしれませんが、
伝えられる側との価値観が違うと、まったく違う伝わりかたをしてしまいます。
「家に帰りたい」というお題のジェスチャーでも、「トイレに行きたい」と伝わってしまたグループがありました。

実際、特別養護老人ホームに入所されている方々で、言葉が上手く話せない方もおられるでしょう。
そんな方とのコミュニケーションも、とても大切な介護福祉士の役目です。

その方の欲求をしっかりとくみ取れるように心掛けなければなりません。
いつでも“相手の立場に立って”というのがポイントですね!!

今回の特別講義、とても盛り上がっていました。
1年生は第1区分実習前に貴重な講義を受けることができて、良かったですね。
ビハーラ十条の方々、有難うございました!!

特別講義~ビハーラ十条の方をお迎えして(前編)~

2010年 10月14日スクールライフ

先週に引き続き、今週もビハーラ十条の方にお越しいただき、特別講義を開講しました。
今週は1年生の授業です。

11月から介護実習へ行く1年生。
実際の現場を知らない学生がほとんどです。
そんな不安や緊張いっぱいの気持ちを、少しでも和らげていただける講義でした。

お越しいただいたのはビハーラ十条の石井施設長と広報・人事担当の武末さんです。
実習へ行った時に、理想と現実のギャップで驚かなくてすむようにと、
現場のリアルなお話、職員さん達の本音など、あえて学生達に伝えて下さいました。
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ビハーラ十条は特別養護老人ホーム。
認知証を患っておられる利用者さんもおられます。
となると、施設内では大きな叫び声が聞こえてきたりすることもあります。
認知証の方は、同じことを繰り返して話されたりもしますが、
感情、いわゆる喜怒哀楽はあるのです。
ただ、それを言葉にできないだけ。
なので、叫んだりすることにも、その人の意図があってのことです。
できるだけ、その意図をくみ取っていくコミュニケーションが必要ですね。

施設に入所されている方が、1日に1人きりで過ごす時間が15時間だということも教えて下さいました。
あとは睡眠時間が約6時間。
介護職員等と関わる時間は1日に2~3時間。
その貴重な時間に、ただ生活を支えるだけの介護ではなく、常に個人の気持ちを気に掛ける
「個別ケア」を行えるのが、介護福祉士だということです。

現在、広報・人事を担当されている武末さん。
介護職員として勤務されていた頃のお話をして下さいました。


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当時受け持ちをされていた利用者Tさん。
最初は、その方とコミュニケーションをとることが困難だったそうですが、
毎日声を掛け続けていくうちに「あんたは買い物に連れて行ってくれるんか?」と
初めて返事をしてくれたそうです。
Tさんはとても買い物が大好きだったのです。
その事を知った武末さんは、一緒に買い物へ出かける計画を立て、Tさんの希望するお店へでかけたそうです。
そして、毎週1回は買い物へでかけ続けました。
こういった企画というのは、継続することがとても大切です。
継続することで、Tさんのストレスが解消されたのか、今まで食べられなかった食べ物も食べられるようになられたそうです。
そしてある日、Tさんが、ご自分の息子さんの話を涙ながらに語って下さった時、
“本当に心を開いて下さった”と思われたそうです。

武末さんとTさんが一緒に写っている笑顔の写真が、とても印象的でした。

人と人との関わりを大切に、いつも利用者さん1人ひとりの気持ちを尊重し、
そのひとらしい生活が送れるような支援をする。それが大切なんですね。

1年生は、初めての実習。
まだまだこれだけの関わりを持てるはずはありません。
でも、現場のプロがどのように利用者さんと接しているか、しっかりと見てきて欲しいと思います。
そして、最低限のマナーを守り、対職員・対利用者(利用者の家族)の立場を考えながら
実習に挑んでもらいたいと思います。
きっと将来、「あぁ初めての実習はこんなんだったなぁ」と懐かしく思う日がくるでしょう。






 

 

 

 

施設実習交流会

2010年 10月13日スクールライフ

1年生の第1区分介護実習が11月8日からスタートします。
第1区分は10日間と短期間となりますが、初めての実習なので皆緊張していることと思います。

昨日は実習前全体オリエンテーションと交流会を行いました。
全体オリエンテーションでは、3階の合同教室を使って、実習に向けての様々な説明を受けました。

事務の方からは「実習用定期券」についての説明を。
なかなか、“ピン”とこない人が多いと思うのですが・・・。
実習中は、普段の通学経路とは異なる経路で実習施設へ通うわけですが、
鉄道会社へ申請をすれば、特別に学割定期を購入することができるのです。
特に、私鉄については割引率が高く、今回のような10日間の実習期間で1か月定期券を購入しても、
割安で購入できるので、学生の皆さんは助かりますよね!
普段、電車やバスに乗る機会が少ない人は経路を調べるのに悪戦苦闘していますが、
これもまた勉強!きっちり調べて申請をして欲しいと思います。

さてさて、そしてこちらは交流会の模様です↓↓

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初めての実習で緊張感いっぱいの1年生だと思いますが、
先輩である2年生との交流会で、自分の配置された施設の内容を直接聞くことができて、
少し不安が取り除かれたのではないでしょうか??
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 2年生も過去の自分を振り返り、実習中に学んだことをしっかりと1年生に伝えてくれました。
 きっと、「あぁ自分も初めての実習ではこんなだったなぁ」と懐かしく思ったのではないでしょうか?

  1年生は入学して半年。
 学内で学んだ知識と技術を実践する大切な介護実習。
 もちろん現場での実習は大変だと思いますが、指導者の方の技術をしっかりと観察し、
 自分の学びにしてくれたらと思います。