2018年 5月10日オープンキャンパスお知らせ授業
1年生の授業「障害の理解」が行われ、生徒達がアイマスクと白杖を使って学外を歩きました。
視覚障害と言っても、その”見えない”程度は人それぞれに違います。
授業では視覚障害を持つ松永先生を講師に迎えて体験学習をしました。
生徒達は白杖を使いながら慎重に歩き、横には他の生徒がガイドヘルパーとして付き添います。
ガイド役の生徒はゆっくりと道を案内しますが、ただ横を歩くだけではいけません。
適切な声かけや、歩くスピード、立ち位置など、他にも気を使うことがたくさんあります。
学校から向島駅までの道のりは約2km。
見えない世界がどれほど不安か、またガイド役の大切さなど、生徒達は実感することができました。
5月20日(日)の体験入学会でも、”見えない世界”を体験しませんか?
今回は世界に誇る観光都市 宇治の街を歩きます。
ゴールは宇治の「和夢茶カフェ」です。
講師の松永先生と一緒に”クロックポジション”を学びながら、美味しいランチを食べましょう
お申し込みはこちら。
今すぐお申し込みください。
2018年 5月9日お知らせスクールライフ授業
2年生「園芸療法」の授業では、実際に学校の敷地に花壇を作って園芸を行なっています。
4月の授業で作った花壇に植えたお花が、少しずつ育ってきました!
生徒が自分たちで当番を決めて、水やりなどのお世話をしています。
水をあげる量や、時間など、試行錯誤しながら頑張っているようですが、その成果が出てきたようです。
特に白いお花は、かなり大きくなってきたような気がします
先生のお話では、いずれこの花壇いっぱいにお花が広がるのだそうです。
セラピーの授業の中で、全5回予定されている園芸療法。次の授業は5月25日です。
京都福祉専門学校では園芸の他にも、アロマや音楽、アニマルセラピーや化粧療法など多彩なセラピーの授業を取り入れています。
介護の現場でもセラピーは多く取り入れられています。
次の授業までにもっと立派に育てて、先生に褒めてもらえるように、頑張ってお世話してくださいね。
2018年 5月8日お知らせスクールライフ授業
精華町にある「特別養護老人ホーム 神の園」に2年生が見学をして来ました。
ここには京都福祉専門学校の卒業生も何人かお世話になっています。
ここで見学して来たのは「ユニットケア」の施設です。
ユニットケアとは、”小規模生活単位型”と言われる介護の形式です。
施設内をいくつかのグループ(ユニット)に分け、入居者がユニット内の個室で生活をします。
ケアをする職員さんも固定されているので、入居者さんも安心して暮らすことができます。
従来型でイメージするような「病院型」ではなく「家」のようなイメージで、入居者さんがごく普通の生活を営めるように、入居前後の生活にあまり変化が無いように行われています。
こちらの施設では、個室内は完全に個人のスペースとして本人が鍵をかけることもでき、家具や家電、食器なども自分のものを持ち込みます。見学したある部屋では、室内一面が阪神タイガースだらけ!
施設側に決められた生活をするのではなく、入居者さん自身が自分の生活を意思決定することができます。
そして施設内はとても明るくて清潔!入居者さんも職員さんも、おだやかな笑顔で、ここでの生活や仕事を楽しんでいらっしゃる様子でした。
生徒達は目を輝かせて説明を聞き、ユニットケアに興味津々でした。
神の園の皆さん、お忙しい中で丁寧な説明をしていただき、ありがとうございました。
2018年 5月7日お知らせスクールライフ授業
生徒に大人気の授業「花育」が行われました
京都福祉専門学校では、確かな知識と技術に加え、品位と教養のある介護福祉士を目指しています。
そのため、本校独自のカリキュラム「京の文化」を用意しています。
本日の京の文化は「花育」の第2回目。
”折り紙の器に花を生ける”ということで、撥水性のある和紙を使って花器を作りました。
前回よりも複雑な作りに苦戦しつつもなんとか完成!
今回は母の日が近いということもあり「スプレーカーネーション」を飾りました。
こういった経験を積むことで、お花に対する知識や教養を身につけるだけでなく。
仕事に就いた時に、より積極的に提案のできる介護福祉士になってほしいです。
そんな「花育」の授業が体験できるチャンスです!
5月13日(日)の体験入学会では、今回の授業と同じく市田先生を講師に迎えて、フラワーデザイン体験を行います。
この日はまさに母の日!
お母さんやおばあちゃんへの感謝を込めた、あなただけの花飾りを作ってプレゼントしましょう!
きっと喜んでもらえますよ
開始時間は10時、ぜひご参加ください!
お申し込みはこちらです。
2018年 4月27日お知らせスクールライフ授業
「これを着るといよいようちの子になったなって感じがするね」と先生に言われて、嬉しそうな生徒たち。
そうです。1年生にもいよいよ実習服が届きました
みんなよく似合います
今日はそんな真新しい実習服を着て、生活支援技術の授業で車イスについて学びました。
車イスへの乗り降り、進んだり止まったり、段差やスロープの上り下り。
速くすることもできますが、それでは利用者さんが安心できません
ひとつ一つの行動にも確かな意味があって、その全てが利用者さんのためにあります。
丁寧に声かけをし、ゆっくり丁寧に、なおかつ自分の体への負担も少ないように。
覚えることは山ほどあります。
生徒たちは先生の言葉を熱心にメモしながら、授業を楽しんでいる様子でした。
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介護福祉士国家試験合格率95.7%(29年度卒業生)
京都福祉専門学校(介護福祉科)
〒611-0042 宇治市小倉町春日森25番地(tel)0774-21-7088
2018年 4月26日スクールライフ授業
今日は2年生の科目「認知症の理解Ⅱ」を紹介します
コグニサイズ
~認知症予防運動プログラム~
コグニサイズとは、国立長寿医療研究センターが開発した運動と認知課題(計算、しりとりなど)を組み合わせた、認知症予防を目的とした取り組みの総称を表した造語です。英語のcognition (認知) とexercise (運動) を組み合わせてcognicise(コグニサイズ)と言います。Cognitionは脳に認知的な負荷がかかるような各種の認知課題が該当し、Exerciseは各種の運動課題が該当します。運動の種類によってコグニステップ、コグニダンス、コグニウォーキング、コグニバイクなど、多様な類似語があります。コグニサイズは、これらを含んだ総称としています。
コグニサイズは、基本的にはどのような運動や認知課題でも構いません。ただし、以下の内容が考慮されていることを前提とします。
- 運動は全身を使った中強度程度の負荷(軽く息がはずむ程度)がかかるものであり、脈拍数が上昇する(身体負荷のかかる運動)
- 運動と同時に実施する認知課題によって、運動の方法や認知課題自体をたまに間違えてしまう程度の負荷がかかっている(難易度の高い認知課題)
コグニサイズの目的は、運動で体の健康を促すと同時に、脳の活動を活発にする機会を増やし、認知症の発症を遅延させることです。コグニサイズの課題自体がうまくなることではありません。課題がうまくできるということは、脳への負担が少ないことを意味します。課題に慣れ始めたら、どんどんと創意工夫によって内容を変えて下さい。「課題を考えること」も大事な課題です。
できれば運動を行う皆で一緒にコグニサイズをすることで、間違えて笑って、試行錯誤しながら楽しんで行っていただくことを期待しています。
2018年 4月24日お知らせスクールライフ授業
2年生介護総合演習Ⅱで行われた授業は、ズバリ生徒が先生になる授業。
「授業を作ろう:授業の日プログラム」でした。
いつもは席に座って静かに授業を受ける生徒たちですが、今日はグループごとに教壇に立ち、先生の代わりに授業を組み立てました。
各グループごとに授業30分+レポート5分という時間を与えられた生徒たちは、事前にしっかりとした授業進行表や教材を作って授業に臨みました。
プリント一枚作るにも、どれくらいの量?穴あけ方式?表現の仕方は正しいのか?単位の認定方法は?など、もちろん話す内容もしっかり考えてなければいけません。たった30分ですが考えることは山のようにあり、準備はその何倍もかかります。
各グループの考えた授業テーマは、以下のようなものでした。
「特別養護老人ホーム・従来型の説明と特徴について理解する」
「特別養護老人ホーム・ユニットケア」
【教えることは学ぶこと】と言われますが、まさに今日の生徒たちはいつも以上に多くのことを学んだのではないでしょうか。
もちろん授業終わりには、担当教員からの感想と厳しい(?)課題提示がありました。
この授業は来週も行われます。
今日の感じた宿題や与えられた課題を元に、次はどんな授業を展開するのか、楽しみです!
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介護福祉士国家試験合格率95.7%(29年度卒業生)
京都福祉専門学校(介護福祉科)
〒611-0042 宇治市小倉町春日森25番地(tel)0774-21-7088
2018年 4月23日お知らせスクールライフ授業
京都福祉の独自カリキュラム「京の文化」。
今週は学校を飛び出して、学外授業を行いました。
伺った先は祇園四条のお茶屋「大ヌイ」さんです。
勉強はお茶屋さんに入るところから始まります。
60度のお辞儀をして、箱庭が左にあるから右足から入り、靴の脱ぎ方や揃え方、荷物の置く場所や置き方、家人にお尻を向けてはいけない...など。
入るだけでも覚えることがいっぱいで、学生たちは前の人の振る舞いを見て緊張しながら一人ずつ入って行きました。
お部屋に上がると、先生から色々なお話を聞き、男女に分かれてお互いにお菓子とお茶を振る舞いました。
床の間に活けられたお花は、同じく京の文化で「花育」を担当する市田先生によるもの。
そのお花の意味や、座り方、座る位置とその意味、相手との間合いの理由、お菓子やお茶の出し方受け取り方、いただき方。
何もかもが初めて聞くことばかりですが、先生に教わったことを守りつつ、学生は一生懸命です。
こういった作法には色々な流派や方法がありますが、根底に通じるのは「相手へのおもいやり」。
自分がどう思われたいかではなく、どれほど相手を思いやり、また不快にさせいないようにするか。
それは日常生活にも通じるマナーです。
村上先生のお話を、学生たちは興味深く聞きました。
誰もが初めての経験で、もしかしたらこんな経験は二度としないかもしれません。
しかし介護施設の利用者さんは、こういった経験を積んでこられた方たち。
一つひとつの作法は覚えきれないまでも、相手への敬意を持って接することは忘れないでいたいです。
今日学んだことは ほんの少しですが、学生たちにはその心を忘れず、教養と品位のある介護福祉士を目指して欲しいです。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
2018年 4月20日スクールライフ授業
1年生の本日は、生活支援技術でベッドメイキングを勉強しました。
まだ実習服が届いていないので、高校時代の体操服やパーカーなど動きやすい服装で授業に臨みました。
介護の現場で毎日行われるベッドメイキング、簡単そうに見えて実に難しいんです。
きれいにシーツをセットするのはもちろん、自分たちが作業しやすい環境を整えることも大事。
学生たちは一つひとつ手順を確認しつつ挑戦しますが、これがなかなかうまくいきません。
先生の指導を受け、学生同士で教えあいながら、なんとかできた頃には、みんな少し疲れた様子でした。
そろそろ新学期の疲れが出はじめてきたようです。
この週末はゆっくりのんびり、体を休めてくださいね
そして2年生はお楽しみの福祉セラピーA「園芸療法」の授業
今回はいよいよ花壇づくりに着手しました。
まずは雑草が生い茂ったスペースをみんなで整備し、土を掘り起こしました。
こういった作業を初めてする学生も多く、暑い中でしたが少し楽しげに作業を進めます。
耕した後には園芸用の土や肥料を入れ、土作りが完了。
今回はお花やハーブの苗を植えていきました
虫除け効果のあるお花や香りの良いハーブ、バラの苗木など、学生たちはレイアウトを工夫しながら植えました。
最後に先生からこの後のお手入れの方法や水のやり方などの説明を受け、授業終了。
次の授業は5月25日。少し間が空くので、その間のお手入れは責任重大です
うまくいけば、この花壇いっぱいにお花が埋め尽くされるくらいに成長するのだそうです。
学生の皆さん、お手入れは愛情を込めて頑張ってくださいね
そして来週の福祉セラピーAの授業は「アニマルセラピー」
グループ校の京都動物専門学校から芦谷先生を招き、犬の癒し効果を学びます
2018年 4月18日スクールライフ授業
前期の授業が始まって2週目。1年生も随分と学校に慣れてきた様子です。
今日の午後は、生活支援技術の被服、レクリエーションの授業が行われました。
被服で勉強したのは「染み抜き」について。どのような汚れがあって、どのように汚れを落とせば良いのか。
なかなか簡単には覚えられないですが、介護の現場ではもちろん、日常でも役に立つ内容なので、学生たちは先生の指導を受けながら熱心に取り組んでいました。
レクリエーションの授業では、みんなで輪になって色々なゲームを行いました。
これがなかなか難しい!でも楽しい!!学生たちは大きな声で笑いながら、楽しくレクリエーションを学びました。
人生において、「楽しい!」と感じることは非常に大切なことです。
それは生きがいになり、モチベーションになり、人生を豊かにしてくれます。
みんなで一緒に作業をしたりゲームをしたり、今日1日でまた更に仲良くなれたようです。
笑顔の力ってやはりすごいですね!
そんな楽しいレクリエーションを体験できる「体験入学会」を4月22日(日)に開催します!
今回は本校の学生も一緒になって、レクリエーションを楽しみ、介護体験も行います。
この機会にぜひ参加してくださいね!
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