2015年 11月11日お知らせ
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」
今日11月11日は「介護の日」です
巷ではポッキーの日とかいい買い物の日とかって言われてますが。。。
学生達は、ひと・まち交流館で開催される
「介護の日」記念フォーラムへ参加します。
全員スーツ姿でなんだかパリッと!!
授業を受ける姿も新鮮イイです
卒業後介護の現場で活躍するプロになる学生達!
介護の日が充実した一日なりますように
教育・社会福祉専門課程 介護福祉科
職業実践専門課程
お知らせ
Welカムfare特別講演①
開校20周年記念講演「老人を地域で生かすケア」というテーマでNPO法人「みんなの家」代表の奥田俊夫さんにお越しいただきました。奥田さんは40歳で京都福祉専門学校に入学され介護福祉士取得後、静岡県で一番の高齢化率を誇る西伊豆町で通所介護施設「みんなの家」を創設されました。高齢者の多くが農業と漁業に従事され、近所付き合いが残るこの地で奥田さんは高齢者の社会参加と活動、維持と回復に重点を置く活動の一環で、お年寄りの苦労話を聞き“人生紙芝居”をつくり誕生日にご本人や地元小学校で発表された後にプレゼントされています。戦争体験など“マイナスの人生”を“伝える使命”に変える事が高齢者にとって生きがいとなります。今年は戦後70年、戦争経験者の多くは亡くなり要介護化しています。戦争は若くて強い有能な人を重んじ、老人や障がい者を切り捨ててきたので福祉の対極に位置します。老人介護の現場こそ、戦争体験の伝承を担うべきでは?と奥田さんは講演を締め括られました。
Welカムfare特別講演②
認知症サポーター講座が行われました。講師として「認知症の人と家族の会」から代表の荒牧敦子先生と新保博先生「北宇治地域包括支援センター」代表の森下 良亮先生にお越しいただきました。認知症とは超高齢社会へ突き進む日本にとって深刻な問題で、85歳以上であれば4人に1人症例があると言われています。 決して自分だけは大丈夫というものではありません。実際に認知症を患うとご本人は「何かおかしいな」と不安と同時に苦しみ悲しみを感じられています。そこ へ家族や地域の人間が認知症を理解して優しく包み込み、誰もがさりげなく「人間杖」になって援助する社会が望まれます。この日はパネラーとして新保先生が 受講者の様々な疑問や質問に答えていただき中身の濃い講演会になりました。特に介護福祉士は人としての尊厳を大切にして更に理解を深める必要があります。 今日の講演の終わりに受講者全員が認知症サポーターの証であるオレンジリングをいただきました。
Welカムfare~老人食体験~
本校の生活支援技術の調理実習担当、講師の石田二三代先生と学生スタッフが参加者と一緒に老人食の調理・食事体験が行われました。献立は①ご飯②豆腐入り ハンバーグきのこソース③キャベツと人参のサラダ④カボチャのスープ⑤フルーツヨーグルトでした。ハンバーグには豆腐とひじきが入っていてとてもヘルシー で、御爺さんとお孫さんの参加者にも美味しく召し上がっていただけました。♪もちろん、ご飯はスキムミルク入りの栄養満点ご飯です。
2015年 10月26日お知らせ
10月26日(月)1、2年合同人権学習
「ヘン」な人と共に~積極的な平和の実現~というテーマで日本キリスト教団上鳥羽教会牧師の月下星志さんにお越しいただきました。
日本社会は同じ考えを持つ者と行動することに安心感を持ち、人と違う意見を述べ「ヘン」と思われることに不安を感じ、「ヘン」と思った人との間に壁をつくる傾向にあります。
人種や国籍の違い、障害者やホームレスの方々を知ろうとせずに壁をつくるのではなく、月下さんは“バザールカフェ”で在日外国人などの“社会的マイノリティ”と呼ばれる方々に雇用を提供したり、京都夜回りというホームレスの方々に声掛け活動をされています。
月下さんは「ホームレス?ハウスレス?」を例に講義を進められました。簡易宿泊所の斡旋を受けても、以前のコミュニティーが懐かしくなり元の場所に舞い戻るホームレス。家や仕事があっても悩んだ末に自死されるサラリーマン。両者が必要だったのは人から関心を持たれ、何でも話せる安らぎのある場所“ハウス”ではなく“ホーム”だったのです。あなたも「ヘン」という壁を取っ払うところからはじめませんか?
2015年 10月22日お知らせ
10月22日(木)医療的ケア~気管カニューレ内部吸引~
2年生の医療的ケアは気管カニューレ内部吸引の実技試験が行われました。
呼吸困難の利用者さんは負担を和らげるために気管の前を開窓して気管カニューレを装着されています。気管カニューレの吸引は今までの口腔内・鼻腔内吸引以上に感染症のリスクが高く、機器や吸引チューブのメンテナンスも洗浄水ではなく、滅菌精製水を使います。
もし誤って奥まで吸引すると神経を傷つけしまう危険性があるので医師からチューブ挿入の長さや、吸引時間などしっかり指示を受けて行うことが大切です。
実技試験を何度もすることで吸引や観察が苦手だった学生もスムーズに行えるようになり、自ら間違いに気付きリカバーする成長した姿に試験官の先生は感動していました。
2015年 10月20日お知らせ
10月20日(火)2年生社会福祉経営学の授業は講師の河合悟先生引率で京都市伏見区役所で開催されている福祉用具展示会へ見学に行しました。
会場には新製品や市販前の用具 がたくさん集められ、2年生は施設実習を重ねているので新しい福祉用具に関する興味が強く「現場にあれば助かる」といった声が多く聞けました。
実際に電動アシストの車椅子や電動カー、歩行機などはパワーを追求するだけでなく、下り坂ではブレーキ制御やグリップにはセンサーが埋め込まれるなど転倒 を防ぐ機能に学生たちは感動してました!
福祉用具には日本のハイテク技術が使われており、軽量化はもちろん介護者の負担を和らげたり、利用者の自立を助け る機能が満載!まさに、相手を思いやる気持ちが開発の原動力になっていると感じました。
値段はまだまだ高く、介護保険適用外の用具がたくさんありました が、実用化されると介護の現場は様変わりすることでしょう。
2015年 10月8日お知らせ
10月8日(木)2年生の医療的ケアの試験として鼻腔内吸引の実技が行われました。平成23年から医療的ニーズの増大に対応するため、夜間など看護師が不在であっても、介護福祉士が喀痰吸引や鼻腔内吸引を行えるよう法改正されています。
手洗いを徹底し、機器の衛生面を確認して対象者に吸引の必要性を説明するところから試験は始まります。
次は自分の番?待つ方も落ち着きません(笑)
喀痰吸引試験同様に今回も(株)京都科学の内部の様子を確認しながらシミュレーションできる 吸引シュミレーター”Qちゃん”が再登場です。
実技試験の最後に試験官に吸引した物の量・性状・顔色・呼吸の状態など状況を報告します。現場ではヒヤリハットアクシデントが起こらないように細心の注意が必要ですね。
2015年 9月30日お知らせ
8月31日~9月26日の間 2年生区分Ⅱ-②の介護実習が行われました。施設の運営方針を理解し、他職種と連携しながら介護福祉士としての資質と知識や技術を高めることができた20日間でした。
今回の実習報告会は2年間の集大成として、実習で学んだ事を個別に発表し、全員の学びとして共有するために質疑応答形式の意見交換を行いました。
今回の報告会のために社会福祉法人十条龍谷会 特別養護老人ホーム ビハーラ十条 施設長 石井大輔さんにお越しいただきました。石井さんは学生の報告を聞いて、介護の現場に携わっていた頃の新鮮な気持ちになれたと仰っていました。最後に「幼稚園児がお遊戯を真剣にする姿を見て微笑ましく思うように、利用者さんは一生懸命がんばる実習生の姿を見て多少の失敗はあれど、それ以上に元気をもらっている」と、うれしいお言葉をいただきました。
2015年 9月15日お知らせ
9月14日(月)より、
平成28年度生 入学願書の受付がスタートしています!
指定校推薦・推薦・一般・社会人入試、全て共通
第1回試験日:2015/10/3(土)
出願期間:2015/9/14(月)~10/2(金)
本校募集要項2016をご参照の上、必要書類を揃えて提出してください。(願書提出は郵送でも持参でもOKです!)
https://kyoto-fukushi.mkg.ac.jp/exam/
何かご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡くださいね
京都福祉専門学校 入試係
0774-21-7088