2014年 7月14日オープンキャンパス
7月13日(日)のオープンキャンパスは「お年寄りと一緒に楽しめるスポーツ~ボッチャボール~」でした。
ボッチャボールとは氷上で行うカーリングと同じようなルールで、白の玉に近づくように赤、青のチームがボールを投げて競います。ボールはあまり弾まず転がりにくい仕様で、奥が深いスポーツでパラリンピックの公式種目になっています。ボッチャのいいところは障害があって直接ボールを投げることができなくても、膝にセットするスロープ補助具を用いて投球したり、車椅子でも参加可能なところです。カーリングのように凍えないで、温かい室内でできるのも素晴らしいですね
チームは3人1組で、学生スタッフとオープンキャンパス参加者のミックス編成で組んでプレーしました。写真右は赤チームと青チームの得点板を持つ副校長と校長の両人です
後半は車椅子に座って、利き腕を封印して障害のある人の視点になってプレーしました。両チーム競り合いのシーソーゲームでしたが最後は青チームの勝ちでゲームセット!
施設に入所して寝て、起きて、食べるだけの生活では楽しくありませんので、このような楽しいレクリエーションを本校では体験して学びます。介護施設のボランティアや、支援学校との交流会などでもボッチャボールは実施されている競技なので興味を持った方は参加してみよう!!
2014年 7月8日
7月7日の京の文化は「浴衣で炭坑節」です。七夕はあいにくの雨でしたが、みんな元気に踊りました。
先週に引き続き着物サロン、ラポールさんに来ていただきました。先週の復習なので自分で着るのが目的でしたがやぱっりむずかしいですね最後は先生に手伝ってもらいました。
着替えが終わって、本校のレクリエーション講師の川瀬恵子先生から盆踊りの曲~月が~出た出~た♪♪~でおなじみ「炭坑節」の指導を受けてみんなで踊りました。盆踊りで高齢者とのコミュニケーションができるといいですね!!
オープンキャンパス
7月6日のオープンキャンパス「福祉の用具を使ってみよう」にご参加ありがとうございました。
本校名物教員、藤田佳子先生のスペシャル授業が行われました。
介護とは病気を治すのではなく、生活を支援することです。利用者さんの全ての事をお世話するのではなく、自分で出来そうなことを、支援してあげることに重点をおいています。 もちろん快適に過ごしてもらうためにシーツは三角折りをしてシワを伸ばして、ずれないように最善をつくします。
生活支援で寝起きの占める時間は多く、特にベットの種類や、機能には工夫が見られます。ベットの柵も転落防止以外に、付属の調整ハンドルで上半身を起こしてあげることで弱った腹筋でも柵を捕まることで起き上がりやすくなり、介護する側にも負担軽減になったりします。また、進行していく症状に合わせてベットを買い替えるのは大変なので介護保険を使うことでレンタルをすることも可能だそうです。
自分たちが何気なく行っている寝起きの動作ひとつでも、加齢とともに難しくなります。だからこそ、ベットに求められる機能も変わってきます。短い時間でしたがオープンキャンパス参加者のみなさんもいろいろ感じてもらえたのではないでしょうか
2014年 7月1日オープンキャンパス
次回のオープンキャンパスは
7月6日(日)10:00~
「福祉の用具を使ってみよう」です
本校には様々な福祉用具があります。
特別養護老人ホームや病院等で使われているものが多数そろっているので、
現場さながらの実習授業が受けられます。
オープンキャンパスで実際手に触れてみてください。
新たな発見があるはずですよ~
そして、今回は
本校名物教員、藤田佳子先生のスペシャルオープンキャンパスなので、じっくり体験して頂けます!
ご家族やお友達もご一緒に是非ご参加下さい。
お申込はコチラから↓
https://kyoto-fukushi.mkg.ac.jp/opencampus/oc-application/
2014年 6月26日
「障害の理解」の授業の一環で、1年生が視覚障害者総合福祉施設「京都ライトハウス」へ見学実習に行きました。
会議室で施設の横田さんと本校講師の松永先生に京都ライトハウスの歴史や、概要を説明していただきました。ライトハウスとは視覚障害者にとって光をともす灯台のような存在として命名されたそうです。
施設内を2グループに分かれて横田さんと松永先生に案内していただきました。施設はユニバーサルデザインを取り入れいてトイレやエレベーターなども視覚障害者以外に車椅子の方でも使いやすく設計されています。
施設には点字書籍の図書館や視覚障害者を支援する様々なサービスや日常生活用品が取り扱われています。左上から①文字盤の針を触って時間を確認する指触式時計、②色がわかるように靴下やネクタイにビーズで点字を施すドットテイラー、③新聞の紙面を拡大したり色合いを変更する拡大読書器、④最後に横田さん愛用のブレイルメモという優れものの機械で、点字をタイプして記憶された文字がディスプレイ上に突起で現れます。もちろん点字の読み上げやテキストデータとしても出力可能です。
京都はまだまだ課題はありますが、視覚障害者がすごしやすく多くの方が生活されています。横田さんも「故郷の長崎にいたら出歩かず引籠りになっていたかも(笑)」と言っておられました。このような施設は全国的にも珍しく障害者の複合施設として注目されています。
2014年 6月23日オープンキャンパス
「見えないってどういうこと~アイマスクで白杖体験~」6月21日(土)のオープンキャンパスは本校非常勤講師の松永先生の熱い講義と視覚障害者体験をしていただきました。
日本全国に視覚障害者は全盲3万人、弱視の人が28万人おられるそうです。生まれながらにして目の見えない人、交通事故や病気によって目が見えなくなる人もいます。近年は緑内障や糖尿病が多く、緑内障は人類が発明して50年ほどしか経ってないテレビ画面や液晶を見ることで発症する人が増えています。あと、昔なら命を落とす脳腫瘍も摘出手術で一命を取りとめることができても場所によって失明することもあります。失明の原因は時代によって変わってくるのだそうです。
実際にアイマスクをしてパートナーの手引きで校内を歩く体験をしていただきましたが、段差など注意を促されても歩きにくかったと思います。松永先生は白杖を持っていて困ってそうな人を見たら「何かお手伝いしましょうか?」と勇気を出して声をかけてほしい、これほど助かるとことはないと言っておられました。それは盲導犬を連れておられる方も同じです。
最後に松永先生は「人間は自らの障害を受け入れ乗り越えようとする力を持っています。また、助け合いの福祉の精神を持つのも人間だけです。視力を失った動物を待つのは”死”だけであるが人間はそうでない、京都福祉専門学校に入学できたら障害者の立場を理解し、現場で活躍できる介護福祉士になってほしい」と締めくくられました。
2014年 6月20日
6月19日(木)2年生の障害の理解は特別授業で、同志社大学などで講義をされている 井上勗(つとむ)先生にお越しいただきました。
井上先生は先天性聾唖(ろうあ)者で、生まれた時から耳が聞こえませんでした。音の無い世界で50音や、言葉の意味を理解することは苦労の連続だったそうです。
幼少時代は車にはねられたり、空襲警報が聞こえないという理由で家に籠るように親に言いつけられてたので、同年代の子どもたちとコミュニケーションが持てませんでした。その後、聾学校に進学して初めて生徒同士が使う手話に出会い衝撃を受けたのですが、授業は 健常者の社会を基準に口話(話し手の 唇や顔面筋肉の動きから話された言葉を理解する読話)が義務付けられ、学校の先生が手話で授業をすることはありませんでした。井上先生は手話なら”卵””煙草”も伝わりますが、口話で”たまご””たばこ”を両者に伝えるのは難しいと言っておられました。
最後に学生からの質問で「手話の魅力は何ですか?」という質問に先生は「聾唖者同士だと、手話ですれ違うバスの車内や線路を隔てたホームの人と会話ができることです。」と答えられました。とても深い授業内容でした。
2014年 6月18日お知らせ
大変・・・大変お待たせしましたが、
京都福祉専門学校 学校案内2015
が完成しました
早々に資料請求を頂いた皆さん、お届けが大変遅くなり申し訳ありません。
これから発送の準備をして、皆様のお手元にお届けいたしますので、今しばらくお待ちくださいね。
学校案内には本校在校生・卒業生が沢山写っています。
何せ素人モデルなので、ぎこちない部分もありますが、みんな一生懸命撮影に協力してくれました。
本校のありのままを見て頂ける学校案内となっておりますので、
じっくりゆっくり見て頂ければ嬉しいです!
そして是非オープンキャンパス等のイベントにもご参加お待ちしております!
https://kyoto-fukushi.mkg.ac.jp/opencampus/oc-application/