2010年 4月20日スクールライフ
昨日に引き続き、今日は2年生Aクラスの学生が、京都祇園まで出かけ、京の礼節と題して授業を受けました。
今日はあいにくの雨で移動が大変でした。しかし、学生は生き生きとしていました。
祇園甲部歌舞練場にて。
「お茶屋」さんでの風景。
2Aの学生のみなさん、先生方、お疲れさまでした。
また、2日間に渡りお世話になった講師の村上先生はじめ、関係の方々に厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。
教育・社会福祉専門課程 介護福祉科
職業実践専門課程
2010年 4月19日スクールライフ
今日は、本校2年生の授業、『京の文化』で京都祇園まで出かけました。
2年生Bクラスの学生が南座前に集合し、阿国記念碑~出雲阿国銅像~八坂神社~花見小路~祇園甲部歌舞練場~お茶屋までの行程で授業が行われました。
南座の西側にある石碑は阿国 歌舞伎の発祥の地であり、北西角に「出雲 阿国」の石像があります。
阿国は歌舞伎の創始者とされる安土桃山時代の女性芸能者です。
芸能人の集合場所はこの石碑前が多いそうです。
四条大橋(南座)から八坂神社まで歩き、本殿あたりで一息、休憩タイム。
八坂神社は慶応4年(1868年)の神仏分離令により、元々「祇園神社」「祇園社」「祇園感神院」と呼ばれていたのが、「八坂神社」と改められたそうです。八坂神社を総本社とし、素戔鳴尊(スサノオ)を祭神とする神社が日本全国に約2,300社あるとされています。
花見小路に入り、甲部歌舞練場へ移動!!
祇園甲部歌舞練場は、舞妓・芸妓さんの発表の場であり、明治の東京遷都のあと斜陽化する京都の再生策として、明治5年、京都博覧会が開かれた。このときの京の舞妓・芸妓の技芸発表のイベントが同時に計画され、これが〔都をどり〕として始められた。このイベント会場が歌舞練場である。のちに、毎年、4月1日から月末までを〔都をどり〕興行の期間とし、華やかな京の春の幕開けを告げる。
一路、「お茶屋」さんへ
茶室への入り方を教わりました。
まず、茶室前に正座し→左手でふすまの取っ手を持ち指が入る位に隙間を開ける→左手でふすまの下部を持ち自分の体の中心まで開ける→右手でふすまの下部を持ち最後まで開ける というふうに作法を習いました。
閉めるときは逆順に行います。
お菓子・抹茶の出し方を教わりました。
今日の菓名は「花くれない」です…と緊張した面持ちで学生同士が接待をしていました。
実際の舞妓さん芸妓さんに畳の縁を踏まないようにとか、お菓子を出したあとは少し下がって一礼をするなど、丁寧に教えていただきありがとうございました。
お茶屋さんの村上節子さんから貴重なお言葉をいただきました。礼節というものは大切なことです。みなさんが人生を歩まれるとき、さまざまなことが起こります。どんなに気分を害しても、常に礼節を重んじ行動することが
大事です。本学園の「愛・信・敬」と同じで、人を愛し、人を信頼し、人を尊敬する人間になりたい。また、他人から愛され、他人から信頼され、他人から尊敬される人に私はなりたい。まさにこの学園訓と同じことです。
村上さんの言葉を聞いて、私の学生時代を想いだしました。ゼミの教授からいただいた言葉で「あだ花を咲かせてなるものかと我わが道を行く」 人間は感情の生き物です。いろいろなことが人生の中であります。どのようなときも、気持ちをしっかりと持ち、自分の目的に向かって前進していくということを改めて学びました。
学生のみなさんは、どのように感じたのでしょうか。
学生のみなさん本日はお疲れ様でした。また、ご協力いただいた講師の先生はじめ、関係の方々に厚く御礼申し上げます。
京都福祉専門学校では、「京の文化」と題してさまざまな授業を取り入れております。
介護の技術・知識だけではなく、人間教育にも力をいれております。このブログを見ていただいた方、これから介護福祉士を目指そうとされている方は一度、体験入学会に参加し、京都福祉の魅力を感じてください。
2010年 4月15日
「生活支援技術」
昨日に引き続き今日は1-Bクラスの生活支援技術の授業風景をアップします。
介護の基本、ベッドメイキングでシーツをいかに上手にすばやく仕上げるかがポイントになります。
ベッドメイキングといえども、からだ全体を使ったボディメカニクスが大切です。
また、利用者さんがベッドに寝られたときに、シーツに「しわ」がいかないように三角コーナーをつくります。
このクラスも先生からの指導や友達同士でコミュニケーションをとりながら真剣に取り組んでいました。
京都福祉では、1クラス40人が9ベッドに分かれて授業を受けます。教員も5~6人体制をとっていますので、各ベッドごとに丁寧でわかりやすい指導が入りますので、初めての人から経験者まで、レベルに応じた指導を受けることができます。
みなさんも一度、京都福祉の体験入学会に参加し、『介護』の奧の深さや、やり甲斐を感じてみてください。
スクールライフ
本日1・2限目は、1年生Aクラスの生活支援技術の授業でした。
入学してから実習着の採寸をしたので、まだ、おそろいの実習着ではないのですが・・・(^^;
今回の目標
①機能的にも見た目にも美しいベッドを作る ②三角コーナーの作り方
説明を聞き、中田先生、藤田先生のデモを見て班に分かれて実習します。
説明を聞きながらメモを取る様子、デモされているのを見る様子、みんなの顔つきは真剣でした。
5名の先生が細かく丁寧に指導してくれます。
高校の福祉系コース卒業した学生は班の中で少しリードしたり、
見ているみんなも、意見や助言をし協力しながら、とてもいい雰囲気だなと思いました♪
初めて
三角コーナー作りました。
介護の基本中の基本。
まだまだ、ぎこちない手つきでしたが、
これから、どんどん成長していってくれるでしょう。
みんな、がんばりましょう。
2010年 4月12日スクールライフ
今年度の授業は4月7日(月)より始まっていますが、選択科目の中に京都福祉だけの特別授業があり、
本日より開始されました。「京の文化」・「芸能一般」
今日は、「京の文化」第1号として、NPO京都龍馬会 理事長の赤尾博章さんに講義いただきました。
赤尾さんは坂本龍馬を研究し尽くしたスペシャリストです。容姿も龍馬そのものであり、身長・体重も
龍馬とほぼ同じだそうです。ちなみに身長174㎝、体重80㎏、年齢は・・・ご想像におまかせします。
当時の平均身長は150㎝代ということなので、いかに坂本龍馬が大きかったかがうかがえます。
龍馬に関してはテレビや書籍といったさまざまな情報が流れていますが、今日は、講義ということも
あり、実際に資料として確実に残っているものを前提に講義くださいました。
貴重な資料をいただきありがとうございます。
学生たちは新鮮な講義に食い入るように聞いていました。
「京の文化」では15回ある講義で、様々な文化に触れ、それぞれの学生が自分なりに吸収し
卒業後にその能力を発揮してくれることを教職員一同、期待しております。
次回(4月19日)以降の内容も是非お楽しみに!!