2016年 12月19日
平成28年度 卒業時共通試験の「模擬試験」を実施しています。
来年2月の卒業時共通試験が近づいてきました。1年半学んできた成果を発揮するときです。
A問題110分、B問題110分、125問(125点×0.6)6割の75点以上を合格ラインとしています。
模擬試験であるためABそれぞれ持ち時間を90分に設定し、問題に慣れることと、問題を解くスピ-ドも求められます。
全員合格を目指し年明けからはさらに集中力を高めていきます。
教育・社会福祉専門課程 介護福祉科
職業実践専門課程
2016年 12月15日スクールライフ
今日の2限目に2年生の「生活支援技術(調理)」実習がありました。
献立はご飯・鶏肉の網焼き・キャベツのゆかり和え・小豆入り蒸しカステラです。
小豆入り蒸しカステラ 洋風に言えばパウンドケ-キ を紹介します
《作り方》
① ボ-ルに卵黄とこしあんを入れよく混ぜる。
② ボ-ルに卵白を入れて泡立て器で泡立てる。少し泡だったら
砂糖を3回に分けて加え、少しツノがたつくらいのメレンゲを作る。
③ ①にメレンゲの1/3量を加えてまんべんなく混ぜる。残りのメレ
ンゲを加えて、さっくりと混ぜる。次に上新粉を加えて混ぜ、小豆を加える。
④ 型に流し込んで表面を平らにして、型の底をトントンと叩き空気抜きをする。
⑤ 湯気の上がった強火の蒸し器に入れ、約15分蒸す。
カットし、ケ-キ皿に盛りつけて完了。時間がある人は一度チャレンジしてみてください
2016年 12月10日オープンキャンパス
今年度、第1回目の入学前教育をおこないました。
テ-マは『居住環境の整備』ということで、シ-ツの整え方を学びました。
初めて体験する人や、すでに高校の授業で勉強している人もいます。
シ-ツのセッティングを綺麗に仕上げる。結構、難しいものですよ。
何をするにもコツをつかむことが大切。科学的根拠があります。
これを専門用語では《エビデンスに基づいた介護技術》といいます。
オ-プンキャンパス
コミュニケ-ションと言えば「会話」を想像しますが、それ以外でも充分通じるものです。
相手の目を見る、行動を見る、相手が何を言おうとしているのか。何を欲しているのか。
という観察能力が必要になります。
これを専門用語では《アセスメント》といいます。
2016年 12月6日スクールライフ
今日の障害の理解(手話)では、外部講師をお招きして特別講義を行いました。
講師を務めて下さった安井さんは、ご自身が聴覚障害者です。授業は全て手話で行われ、本校講師の梅本先生と手話通訳士の方が2人で同時通訳をしてくださいました。
講義内容は、安井さんが1歳時の検査で耳が聞こえない事がわかってから、今までの生活の実体験を元にしたものでした。小学生の頃に聾話学校で学んだ口話では、“たまご”と“たばこ”の違いがわからない等、コミュニケーションをとることが難しい事もあったそうですが、それに比べて、中学生になってから学んだ手話であれば、細かな自分の思いを相手に伝える事ができ、しっかりとコミュニケーションが取れるようになったと教えてくださいました。
日本福祉大学に入学された後は、聾高齢者の老人ホームで出会った方から、それまで聞いた事のない戦争の話などを、手話を通じて聞く事ができるようになる等、コミュニケーションの幅も広がりました。
聞こえない自分と向き合う中で「みんなとちがうなぁ。」「聞こえないのいやだ。」という思いがありながらも、家族や回りの人達に支えられながら、「私はひとりじゃない」と思えるようになったそうです。
卒業後介護福祉士として社会に貢献していく学生達は、とても真剣に今日の講義に聴き入っていました。誰もが「自分らしく生きていける社会」になれば良いですね。