2010年 12月8日スクールライフ
1年Aクラスの学生が、午前と午後に分かれて、京都市西京区にある京都市介護実習・普及センターへ行ってきました。
京都市介護実習・普及センターは、公的機関であり、介護の相談や情報提供、また市民講座や専門職研修なども行っておられます。そして今回は、福祉用具について、講習をお聞きしました。
約650点の福祉用具が展示されているところがあります。相談員の滝村様より講義をして頂きました。
最初は、福祉用具とはどのようなものなのか、話をして下さいました。
Q、福祉用具を使う人はどんな人??
A、高齢者の方、障害をお持ちのかた。 そして、介護者です。
介護する側の人も、福祉用具を理解することが必要となってきます。
福祉用具をかつようすることで、「安全に安心した介護」「楽になる介護」「生活拡大につながる介護」につながることが大切です。
そして、福祉用具を活用する上でもう一つ大切なことは?
「環境も考えること」だと教えて下さいました。
活用する際に、どういったところでどのように利用するのか、そういった周辺に関しても気を配ることが大切です。
そして、実際に福祉用具にふれさせて頂き、体験させて頂きました。
とても嬉しそうな表情・・・。の堀田くん。
1Bクラスの見学は12月10日です。
Bクラスの皆さん、お楽しみに~
2010年 12月2日スクールライフ
とうとう12月に入り、今年も残すところあとわずかとなりましたね。
本当にあっという間な気がするのは私だけでしょうか。。。
先日消防訓練を行いました。
お天気も良くて、訓練日和だったのではないでしょうか。笑
1階の家政学実習室のガスコンロから布巾に火が移り出火、実習台が炎上しているという想定です。
第一発見者の齋藤先生がすぐに消防への連絡を事務室に依頼し、初期消火にあたりました。
そして、2階で授業をうけていた1年生は東側駐車場へ避難するという流れで行いました。
山本事務長が火災の連絡を受けているところ。↓↓
無事に避難した1年生は、校舎東側の駐車場へ。
消防署の方のお話を聞いた後、水消化器訓練をさせてもらいました。
これから福祉施設などで勤務すると、災害が起こった時、利用者さん達を避難誘導しなければいけない立場になります。
特に、健常者の誘導ではなく、体の不自由な方を誘導しなければいけません。
しっかりと訓練を受けておく必要がありますね。
煙を吸い込む事がないようにできるだけ低い姿勢をとって、口をハンカチなどで押さえて避難します。
消化器の粉が出る時間は15秒程度。また噴射する距離は5~6メートルだそうです。
今回は水消化器の訓練ですが、少し雰囲気はつかめたのではないでしょうか。
そして、次に3階講堂へ上がって、避難袋(シューター)訓練をおこないました。
3階から1階まで垂直におりるシューター。
一見すごく怖いように見えますが、実はシューターの中は螺旋状になっているので、一気に落ちるわけではありません。
とは言え、やっぱりこれだけの距離を降りるとなると、
「きゃーーーー!!!」とか「ギャーーーー!!!」という叫び声が聞こえます。
下では先生が待っていてくれるので安心ですが、なんだかみんなすごいテンション。笑
コワかったー!!とか面白かったー!!とか感想は様々でした。
シューターは希望者もたくさんいました。
なかなかできる体験ではないので、良かったですね。
訓練で体験した内容を忘れずに、いざというときには、焦らず対応できるようになってほしいです。
皆さん、お疲れさまでした。
2010年 11月26日
すっかり久々のブログ更新となってしまいました。
1年生は11月8日から20日までの間、介護実習第一区分へ行ってきました。
何と言っても初めての介護実習ということで、緊張の日々だったのではないでしょうか。
途中で体調を崩してしまった学生もありました。
しかし、追加で実習をして頂くなどして、無事に終了!!
今週に入ってからは、今日の報告会へ向けての資料作りを頑張っていました。
今回の実習報告会は、3Fの合同教室で行いました。
司会進行・タイムキーパー・プロジェクター操作・照明・マイク等、すべて学生達で担当します。
そして、いつも同様施設ごとに発表を進めていきます。
↑まずは「施設の特色」について。そして「テーマにの学び」「全体の学び・まとめ」
という流れで、それぞれの実習先での学びを発表しています。
発表の後には質疑応答の時間があります。
↑発表された内容についてさらに具体的に知るため、質問をしています。
質問についての答えを聞き、1施設の発表が終了です。
自分の学びをまとめること、そして発表すること。
更に皆の発表を聞き、相互に意見を交換することで、実習での学びを共有できます。
初めての実習で戸惑うこともあったと思いますが、とりあえずは一段落ですね。
まる一日かけての実習報告会も無事終了!
皆様お疲れさまでした!!
2010年 11月11日
昨日、11月10日は学校法人南京都学園の創立記念日でした。
そして今年は、南京都学園支部設立30周年でもあるということで、精華町立体育館「むくのきセンター」にて、少林寺拳法大会が行われ、私たち京都福祉専門学校の教職員も大会を見学させて頂きました。
大会では、南京都高等学校の生徒達が素晴らしい演武を見せてくれました。
入学して間もない1年生も、一生懸命練習を重ねた成果が出ていたのではないでしょうか。
そして、2年生・3年生となると、やはり気合いの入り方や演武の美しさが際だちます。
来年度本校へ入学予定の3年生の演武となると、やはり注目してしまいます!
入学試験の時に見せてくれていた表情とはまた違った、凛とした表情でした。
そして、アトラクションの部では、本校在校生の森山くん・梶本くん・谷尾さんが演武を披露してくれました。
マトリックスのBGMに合わせて、3人での演武。
毎週、放課後に練習を重ねいただけあって、とても格好良かったです。
写真が遠くてごめんなさい。。。
夕方には無事に大会も終了しました。
皆様お疲れさまでした!!
2010年 11月5日お知らせ
『こころ・のびのび・JOY・スポーツ』
NPO法人 京都府精神保健職親会主催の「第15回 精 神 障 害者スポーツ大会」が今年も京都市西京極総合運動公園体育館にて盛大に開催されました 。
本校1年生の学生達はスタッフとして大会を盛り上げてくれました。
大会主催者代表の砂川祐司会長の挨拶で始まりました。
今日は天候にも恵まれ、秋晴れの清々しい気候のもと、体育館の中ではありましたが、
参加者の皆さんがいきいきしている様子がうかがえました。
京都福祉レクリエーション研究会会長の川瀬恵子先生による準備体操。
競技の様子
皆様お疲れさまでした。 左は砂川会長
右は京都福祉専門学校 満若校長
2010年 10月29日スクールライフ
毎週水曜日の放課後、希望者を集めて「手芸部」の活動を行っています。
作品内容は自由!
初心者でも大丈夫!
放課後の少しの時間ですが、いろんなお話をしながら、ゆるやかーな気持ちで
手芸を楽しんでいます。
実習先で担当した利用者さんが編み物好きで、“一緒にできたら良かった~”なんて声も聞きます。
今まで「不器用だから」と手芸に興味を持たなかった人も、実際やってみたらハマったり!!
まだまだ数名でこっそり?活動していますが、少しでも興味のある人は是非参加して欲しいです!
そう、今は女子部になっていますが、男子でも参加OKですよん。
今は季節柄、編み物に取り組んでいる手芸部部員達♪
今までやったこともない・・・と言っていた学生さんも、やりだしたら楽しくなってきてくれたみたいで、
どんどん作品を作ってくれています。
(
(立体キノコとショートケーキのモチーフ)
これで自己紹介の時なんか、「趣味は手芸です!」って胸張って言えますよ。笑
カワイイ作品達を、またこちらでご紹介したいと思います。
お楽しみに~
2010年 10月26日
10月23日(土)午前中には第3回入学試験、午後から進学相談会を実施しました。
入試は10月最後となりましたが、指定校推薦入試や社会人入試の方が受験に来てくれました。
本校の入学試験は作文と面接試験。
作文のタイトルは当日発表で、200字~300字程度。
福祉に関する思いをまとめておいてもらえたら、書ける内容です。
面接は約10分~15分です。
受験生のほとんどは、以前に体験入学会等に参加してくれた人ばかりなのですが、
「入試」となると、やっぱり緊張した面もちですね。
『できるだけリラックスして~』と声を掛けるものの、「はい」という返事がガチガチです。
でも、皆さん介護福祉士になりたいという気持ちを、しっかりと話してくれました。
入試終了後、即合否判定会議を開きました。
合否通知は自宅へ郵送しました。
午後は、進学相談会を実施しました。
初めて本校に来られる方ばっかりで、何だか新鮮でした。
近くに住んでおられる主婦の方から、高校3年生、勤務経験のある社会人と、様々な人が参加してくれました。
この日の体験内容は、介護実習室にて、嚥下のしくみについて学んでもらいました。
担当は1年生担任の齋藤佳代子先生です。
実際に参加者の皆さんにビスケットを食べてもらいました。
ビスケットを手に取り食べ終わるまでの過程を思い返しながら、話を聞きました。
普段、私たちが何気なく食べているビスケット一つでも、
ビスケットを手に持つ→口に運ぶ→歯で噛む→舌を使って散らばったビスケットをまとめる
→唾液でのどに運ぶ→飲み込む。
この作業がなされているわけです。
これが、体の不自由な方、お年寄りとなると困難な事になり得るのです。
あやまって食べ物が気管に入ってしまったら、自分の力で吐き出すことができず、
肺炎を引き起こしてしまうかも知れません。
介護福祉士の仕事の1つとして「食事介助」がありますが、
日々の生活になくてはならない「食事」。この支援を慎重かつスムーズに行わなければなりません。
大切なのは、その人のペースに合わせること。
これが本当に難しい!スプーンにのせる量やスプーンを入れる角度等、よく考えて行う必要があります。
なので、「生活支援技術」の授業で、たっぷり時間をとって指導しています。
今回はほんの一部でしたが、体験してもらえて良かったです。
そして、この日の体験参加者の方に、「スマイルプレ入試」を受験してもらいました。
突然のオススメで驚かれていましたが、作文と面接を実施しました。
これで後日出願書類を届けてもらったら、受験完了。
何度も学校へ足を運ぶことがなくてすむので、忙しい方にオススメしています。
詳しくはコチラをご覧下さい。
次回第4回入試及び進学相談会は
11月7日(日)です。
出願&参加申し込みお待ちしております!!
2010年 10月21日スクールライフ
10月20日(水)、南京都高等学校福祉コースの1年生が本校へ見学にきてくれました。
今回の見学は「体験型」
実際の授業へ入ってもらい、京都福祉でどのような授業が行われているかを、しっかりと体験してもらいました。
2年生の「生活支援技術(ターミナルケア)」、本校の名物先生!?の廣瀬良子先生の授業です。
ターミナルケアという言葉は、一般的には「回復の見込みのない疾患の末期に苦痛を軽減し、精神的な平安がもたらされるよう行われる医療・介護」をいいます。
ターミナル期をむかえた利用者に対する介護について、学んでもらいました。
福祉施設に介護福祉士として勤務する中で、利用者の最期に立ち会うことは珍しくありません。
そのような状況で、介護福祉士がどのような役割を果たすべきか。
介護職は看護職や医療職と十分連携して身体的・精神的安楽をはかり、利用者がなるべく苦痛なく安らかに死を迎えられるよう準備していきます。
そして、残された時間をできるだけその人らしく生きられるように、身体的苦痛の緩和・生活の支援を行うとともに、死への恐怖や不安などのつらい気持ちを傾聴し受容するコミュニケーションを行うことが大切です。
このコミュニケーションの一つとして、「ハウト・ケア(マッサージ)」の方法を教えていただきました。
ゆっくりと落ち着いた気持ちになっていただけるような声掛けや、歌を歌うなどしてマッサージを行います。
気持ちが安らぐようなアロマオイルを使ってもいいそうです。
在校生と高校生がペアになり、マッサージの方法を学んでもらいました。
短い体験時間だったので、ほんの一部の体験となりましたが、よい経験となったのではないでしょうか。
続いて介護実習室にて、ボディメカニクス体験・車いす体験をして頂きました。
まずは、実習室の説明と福祉器具の紹介です。
現場にあるような、福祉機器がずらり。
車いすだけでも様々な種類があります。
それぞれの紹介を受けた後、車いす体験チームとボディメカニクス体験チームに分かれて体験してもらいました。
こちらは車いす体験チーム。
車いすに乗って、段差を越える体験をしてもらいました。
これがなかなか恐い!!乗っている方も押している方もなんだか緊張です!
こちらはボディメカニクス体験。
正しいボディメカニクスを使わなければ、ベッド上での移動介助も大変です。
どういう姿勢で、どういう力の入れ方で行えば良いのか、体験してもらいました。
トータル1時間半という短い時間だったのですが、京都福祉の雰囲気や授業内容を知ってもらえたのではないでしょうか。
まだまだ高校1年生。
福祉コースの生徒とはいえ、まだまだ福祉の分野について知らない事も多いことと思います。
これからの高校生活で様々な知識と技術を身につけ、また、進路選択のうちの1つとして
京都福祉専門学校を考えてもらえたらと思います。
皆さん、お疲れさまでした!!