2009年 6月15日スクールライフ
6月12日(金)1年生が京都ライトハウスに見学に行きました。
京都は全国の中で一番、視覚障害者が多い街です。ご存知でしたか?
それだけに障害者の受け入れ体制が整っています。
京都ライトハウスもその代表的な施設です。
本校の学生は施設を見学し、より一層自分の知識をレベルアップしていきます。




本校の松永先生も京都ライトハウスで様々なことを学ばれました。
お疲れさまでした。
教育・社会福祉専門課程 介護福祉科
職業実践専門課程
今日は2年生が自助具を作成し、発表会が行われました。
作品の中からいくつかを紹介します。
作品名:マジックボタン
適応疾患障害:手指が拘縮している人・細かい作業が困難な人
作成方法:ブラウスのボタンを全て取り、カラーボタンを縫いつける。
ボタンの裏と布が接する部分にマジックテープを縫いつける。
使用方法:ボタン部分と段が合う。重なる部分を引っ付ける。
作品名:握るんです
適応疾患障害:握力はあるが、指先が上手く使えない方。
作成方法:自分にあった長さ・太さの箸を選び、アルミの洗濯ばさみを
固定し、輪ゴムを巻く。箸の上の方に手の皮膚が挟まっても
痛くないように滑り止め用のマットの一部を取り付ける。
使用方法:利き手じゃなくても使用可能。食べ物をさすこともできる。
作品名:どんな時でも本の虫
適応疾患障害:左片麻痺の方、左上腕部が不自由な方、ベッド上で過ごすことが多い方
※文庫本は左開きのものが多く、右手だけではページがめくれない点に着目。
作成方法:コルクボードにクリップで下敷きを取り付け、コルクボードに穴にひもを取り付け
持ち手にする。コルクボードと枕をマジックテープでくっつけます。
使用方法:ベッドに座った状態で片手でも読書ができます。
下敷きでしっかり固定されているので片手でもページをめくれるし、本にラインを
引いたり書き込んだりできます。ひっくり返してお昼寝もOK!!
その他多数の作品がありますが次回の機会に掲載したいと思いますので、お楽しみに。
学生は体の不自由なお年寄りや障害者の方が、日常生活の中でどのようにすれば
楽しく行動できるかを考えながら作成しております。
人間だれしも自分の力で行動できることが幸せなのです。
その人の持っている能力を最大限に引き出し、使ってもらうように援助するのがプロの
介護福祉士です。
2009年 5月19日スクールライフ
5月17日(日)は朝から盲導犬のチャリティバザーに参加しました。
年1回の開催で、4回目の参加です。年々参加者も増えバザーの品も豪華になって
いるように思えます。この日はあいにくの曇り空で、午後から雨が降ってきました。
しかし、参加した学生20名がパワーも衰えることなく、最後まで楽しくやってくれました。
今年からグループ校の京都動物専門学校も参加しています。
オープンキャンパス
5月16日(土)第二回オープンキャンパスを開催しました。
高校総体ということもあって、参加者は少なかったけれど高齢者にやさしい料理を
作り、みんな楽しそうに調理をしていました。
今回の献立は①炊き込みご飯 ②肉団子とキャベツの和風スープ煮 ③にんじんのごま酢和えです。
材料を切る人、お米を洗う人、調味料を調合する人、食器を並べる人等、役割分担が自然にでき、
テキパキとはいかないが、それなりに上手くできていました。 ごちそうさま!!
調理は介護福祉士になっても大切な分野です。在宅介護では、調理・掃除・洗濯等、なんでも
こなさなければなりません。このブログを見てくださっているみなさんも、一度、体験に参加してみませんか!
次回の調理体験は8月9日(日)です。それまでに腕を磨いておいてくださいね。