2015年 12月7日お知らせ
12月4日(金)思いついたら止まりません女性教員2名がドン・キホーテに直行しました。(笑)ささやかですがクリスマス気分を学生に味わってもらうために放課後の僅かな時間点灯しています♪毎年少しずつ買い増しできればいいな~
2015年 12月1日
12月1日(火)1年生の障害の理解は特別授業で、同志社大学などで講義をされている 井上つとむ先生にお越しいただきました。
井上先生は先天性聾唖(ろうあ)者で生まれつき耳が聞こえず50音を理解するのに苦労されました。講義は聾唖者を含め障がい者への理解が皆無な戦時中の幼少期体験を中心に話されました。井上先生は耳が聞こえないことで車にひかれたり、空襲警報が聞こえないから外出が許されず同年代の友達もできませんでした。
その後、聾学校に進学し同級生の使う手話に出会い衝撃を受けたのですが、授業は 健常者の社会を基準に口話(話し手の 唇や顔面筋肉の動きから話された言葉を理解する読話)が義務付けられ、学校の先生が手話で授業をすることはありませんでした。今では考えられない事ですが、現在でも十分だとは言えません。改善していく為にも介護福祉士として障がいを正しく理解していく必要がありますね!
2015年 11月27日
1年生 生活支援技術 レポート紹介
11月27日(金)1年生は「ひと・まち交流館」で行われた福祉用具の見学をレポートにまとめ提出しました。その中の社会人入学 吉村千裕さんのレポートの一部内容を紹介させていただきます。
吉村さんが選んだ福祉用具は“ニュー4ポイントステッキ”です。濡れた路面や斜面でも4つの支点が角度に合わせて動くことで、安定した歩行が可能となる優れものの杖です。これを手にした利用者さんはきっと心身ともに元気になられると思います。写真の杖は15,000円しますが、介護保険を活用すれば1割~2割負担で購入できるそうです。
吉村さんはご家族や利用者さんのニーズを聞き、介護福祉士として豊富な知識と適切なアドバイスで“ニュー4ポイントステッキ”のような福祉用具を広められるようになりたいと思ったことがこの日一番の学びでした。がんばれ吉村さん!!
2015年 11月24日お知らせ
11月20日(金)1年生の生活支援技術の授業で「ひと・まち交流館」の福祉用具展示コーナーへ最新の福祉用具見学に行きました。
館内にある介護実習普及センターの滝村さんが福祉用具を普及させる上で大切な事を解説してくださいました。
この展示コーナーは直接販売やレンタルをされているのではなく、第三者の視点で用具を公正に見てもらい、カタログ購入で起こりがちなミスマッチのない用具選びをサポートされています。ネット販売が盛んなご時世ですが、展示コーナーはショールームとして利用してもらうことを目的とされています。
後日、授業を通じて気になった用具の写真を貼付してレポートを提出します。
2015年 11月16日オープンキャンパス
11月15日(日)オープンキャンパス
~認知症について知ろう~ということで本校講師 一般社団法人愛生会 介護老人保健施設 おおやけの里 介護士長の辻智典先生の講義が行われました。
戦後生まれの団塊世代が今年65歳となり10年後には75歳となる2025年問題を理解した上で、介護の歴史や認知症について学びました。
1963年 老人福祉法ができた当時、老人ホームと家庭奉仕員が誕生しましたが、利用者さんの扱いは隔離と拘束が中心で、男女の区別、羞恥心や尊厳に配慮されることは ありませんでした。1987年 介護福祉法が施行されると介護する側も専門職として教育を受けた人が登場し、本人本位のケアが始まりグループホームで「住み慣れた地域で、自分らしく暮ら す」時代へ変化しました。近年は若年性認知症の人への支援も盛んでオレンジカップというサッカー大会などが企画されています。
認知症が悪いのは病であって人ではないのです。”何気ない言葉に耳を傾けることの大切さ”の一例として辻先生は利用者さんの発した「一本松」という言葉が 山科区の住所を意味し、大切にしていた自宅の木の事だとわかりました。そのことで一時帰宅が実現し涙を流して喜ばれたエピソードを話されました。まさに認 知症ケアの奥の深さを知ることのできた講義でした。
2015年 11月12日お知らせ
11月12日(木)環境社会学
環境社会学はブータン研究の第一人者である本林靖久先生が本校創立初期から担当されています。ブータンは経済的に豊かではないけれど、幸せに暮らす素朴な人々の姿から「世界一幸せな国」と言われています。ブータンの環境や人を研究することで私たちにとって幸福とは何なのか、みんなで考える授業を展開されています。今日は衣食住がテーマでブータンの伝統的民族衣装を着てくださいました。男性用は”ゴ”女性用は”キラ”といいます。体型や身長に関係なく楽に着れますし、服のあちこちに収納スペースがたくさんあります。
生活支援技術~調理⑤~
本日5回目の調理実習の献立は歯の悪い時の食事で、柔らかく処理をして、噛み切りやすく調理しました。①ご飯②鮭のホイル蒸し③カボチャの炒り煮④白菜のかつおしょうゆ和え⑤芋ようかん 今日も美味しくできました。