2015年 11月27日
1年生 生活支援技術 レポート紹介
11月27日(金)1年生は「ひと・まち交流館」で行われた福祉用具の見学をレポートにまとめ提出しました。その中の社会人入学 吉村千裕さんのレポートの一部内容を紹介させていただきます。
吉村さんが選んだ福祉用具は“ニュー4ポイントステッキ”です。濡れた路面や斜面でも4つの支点が角度に合わせて動くことで、安定した歩行が可能となる優れものの杖です。これを手にした利用者さんはきっと心身ともに元気になられると思います。写真の杖は15,000円しますが、介護保険を活用すれば1割~2割負担で購入できるそうです。
吉村さんはご家族や利用者さんのニーズを聞き、介護福祉士として豊富な知識と適切なアドバイスで“ニュー4ポイントステッキ”のような福祉用具を広められるようになりたいと思ったことがこの日一番の学びでした。がんばれ吉村さん!!
2015年 11月24日お知らせ
11月20日(金)1年生の生活支援技術の授業で「ひと・まち交流館」の福祉用具展示コーナーへ最新の福祉用具見学に行きました。
館内にある介護実習普及センターの滝村さんが福祉用具を普及させる上で大切な事を解説してくださいました。
この展示コーナーは直接販売やレンタルをされているのではなく、第三者の視点で用具を公正に見てもらい、カタログ購入で起こりがちなミスマッチのない用具選びをサポートされています。ネット販売が盛んなご時世ですが、展示コーナーはショールームとして利用してもらうことを目的とされています。
後日、授業を通じて気になった用具の写真を貼付してレポートを提出します。
2015年 11月19日
11月19日(木)生活支援技術~調理⑥~
本日6回目の調理実習の献立は①ちらしずし②ブロッコリーの味噌マヨネーズ③えのき茸とふのすまし汁④かぼちゃの白玉でした。茹でたり、乾物をお湯で戻したりいつも以上に湯気でカメラのレンズが曇っております。
2015年 11月17日お知らせ
京都福祉専門学校は京都の宇治市小倉町という歴史と文化の町にあります。けっして田舎ではないのですが…近くを通る幹線道路の全国的外食チェーンやコンビニへ徒歩でランチに出かけたり、お弁当を買いに行くのはタイミングを逃がすと大変なことに…しかし、食品汎用と大層な名前ですが早い話、菓子・惣菜パン&スナック類の自販機が、小腹を空かせた学生の為に念願の設置となりました(^^)v
そして、無かった頃の卒業生のみなさん「ごめんなさい」ぜひ、遊びに来られたら当時の教員を捕まえ!?奢ってもらってください(笑)在校生はルールとマナーを守ってお買いものを!
2015年 11月16日オープンキャンパス
11月15日(日)オープンキャンパス
~認知症について知ろう~ということで本校講師 一般社団法人愛生会 介護老人保健施設 おおやけの里 介護士長の辻智典先生の講義が行われました。
戦後生まれの団塊世代が今年65歳となり10年後には75歳となる2025年問題を理解した上で、介護の歴史や認知症について学びました。
1963年 老人福祉法ができた当時、老人ホームと家庭奉仕員が誕生しましたが、利用者さんの扱いは隔離と拘束が中心で、男女の区別、羞恥心や尊厳に配慮されることは ありませんでした。1987年 介護福祉法が施行されると介護する側も専門職として教育を受けた人が登場し、本人本位のケアが始まりグループホームで「住み慣れた地域で、自分らしく暮ら す」時代へ変化しました。近年は若年性認知症の人への支援も盛んでオレンジカップというサッカー大会などが企画されています。
認知症が悪いのは病であって人ではないのです。”何気ない言葉に耳を傾けることの大切さ”の一例として辻先生は利用者さんの発した「一本松」という言葉が 山科区の住所を意味し、大切にしていた自宅の木の事だとわかりました。そのことで一時帰宅が実現し涙を流して喜ばれたエピソードを話されました。まさに認 知症ケアの奥の深さを知ることのできた講義でした。
2015年 11月12日お知らせ
11月12日(木)環境社会学
環境社会学はブータン研究の第一人者である本林靖久先生が本校創立初期から担当されています。ブータンは経済的に豊かではないけれど、幸せに暮らす素朴な人々の姿から「世界一幸せな国」と言われています。ブータンの環境や人を研究することで私たちにとって幸福とは何なのか、みんなで考える授業を展開されています。今日は衣食住がテーマでブータンの伝統的民族衣装を着てくださいました。男性用は”ゴ”女性用は”キラ”といいます。体型や身長に関係なく楽に着れますし、服のあちこちに収納スペースがたくさんあります。
生活支援技術~調理⑤~
本日5回目の調理実習の献立は歯の悪い時の食事で、柔らかく処理をして、噛み切りやすく調理しました。①ご飯②鮭のホイル蒸し③カボチャの炒り煮④白菜のかつおしょうゆ和え⑤芋ようかん 今日も美味しくできました。
2015年 11月11日お知らせ
「いい日、いい日、毎日、あったか介護ありがとう」
今日11月11日は「介護の日」です
巷ではポッキーの日とかいい買い物の日とかって言われてますが。。。
学生達は、ひと・まち交流館で開催される
「介護の日」記念フォーラムへ参加します。
全員スーツ姿でなんだかパリッと!!
授業を受ける姿も新鮮イイです
卒業後介護の現場で活躍するプロになる学生達!
介護の日が充実した一日なりますように
2015年 11月6日
11月6日(金)生活支援技術 ~清拭~
入浴やシャワーは清潔援助として欠かすことはできませんが、利用者さんによってはエネルギーの消耗や身体の負担が大きくなります。しかし清拭はベットの上で安全に行うことができます。
タオルで拭くことで清拭効果はもちろんマッサージ効果により血行もよくなります。この時間はプライバシーに配慮して、利用者さんにリラックスしてもらうための会話と皮膚や身体の観察を忘れてはいけません。
友人同士交互にタオルの温度や拭く強さに試行錯誤!拭かれたあとの気化熱が意外と寒いのにビックリ!!介助を受ける立場にならないとわからない経験をたくさんしました。
2015年 11月5日
11月5日(木)認知症の理解
1年生の認知症の理解は一般社団法人愛生会 介護老人保健施設おおやけの里 介護士長の辻智典先生が今年から担当されています。
2015年現在、戦後生まれの団塊の世代が65歳、10年後には75歳になられ、この10年間で独居高齢者と認知症高齢者が倍増すると言われています。このような社会でこそ、介護福祉士は高齢者の日常生活を支援する関わりを通じて認知症を防ぎ、症状を改善する役割が求められます。
辻先生は言葉や数字では理論づけしづらい「暗黙知」と容易な「形式知」の2つの知識を挙げ、日常支援から利用者さんの少しの異変から大きな病気を見抜く介護福祉士や、号泣するご子息の剥離骨折を育児経験から気が付かれた奥様を例に「暗黙知」をわかりやすく説明されました。認知症ケアには治療だけでなく介護福祉士としての理論づけられた基礎知識の上に「暗黙知」を積み上げる事の大切さを授業で講義されていました。