2021年 7月12日お知らせ授業
教科:介護の基本Ⅰ
高齢者を理解する ~昭和・平成~
介護福祉士として、高齢者介護施設でご利用者とコミュニケーションをするとき、昭和・平成とその時代の移り変わりを理解しておくことは大切です
教育・社会福祉専門課程 介護福祉科
職業実践専門課程
2021年 7月1日スクールライフ授業
教科:障害の理解C(視覚障害)
交通事故で視力を失った講師の前田眞理先生と盲導犬のペリーくん来校
前田先生は87才になる母親と盲導犬ペリーと暮らされている。
後天性の視覚障害で、毎日の暮らしが大変になるというお話しから始まりました。
失明でいろんなものが消えていった!その時、盲導犬や白杖を想い出し、兄が京都ライトハウス(視覚障害者が訓練できる施設)の存在を探してくれて、すぐに近くにある寮に入った。ゼロからのスタートとしてやっていこうと決意した。
今から20年前のことであった。
盲導犬は全国で861頭が活躍している。イギリスや韓国、中国でも活躍している。
犬種は主にラブラドールレトリーバ、ゴールデンレトリーバ、エフワン(ハーフ)である。人が好きで健康な犬、一年間はパピーウォーカーとして生活します。社会化するためのラブ(愛情)を持って育てられている。人間を信じている。足やしっぽを踏まれても鳴いたり怒ったりはしませんが、度重なると嫌になることでしょう。
だから周りの人が注意することが大切です。また、褒めながら楽しくすることが大切で、遊びの中でいろんなことを覚えていきます。
家ではペリーと一緒に遊んでいますが、一旦、ハーネスを着ければ仕事モードになります。だから、勝手に食べ物を与えたり、触ったりしないでください。モードの切り替えが分からなくなると危険です。駅のホームから転落するというような事故に繋がります。盲導犬に出会ったときは、犬には無視して欲しい。でも利用者には声掛けをいただけると嬉しいです。
毎朝、日の出と共にペリーと散歩に行きます。自然の空気、鳥の声、田んぼからのカエルの声を聞いた時、「生きているのだなぁ」と感じます。ペリーは掛け替えのないパートナーです。
ですから、皆さんにお願いがあります。
電車やバスの中で足やしっぽを踏まれないよう注意、空いている座席があれば勇気をもって誘導して欲しいです。盲導犬は色別できないので、信号機の色は分かりません。一緒に横断歩道を渡りましょうか、今、信号が赤なので待ってくださいね。と声掛けをして欲しいです。
そうすれば心から笑顔になれます。
(マリーとペリー より)
2021年 6月30日スクールライフ授業
マイクロバスで移動するなど、新型コロナウイルス感染予防対策を徹底し、本日2年生がユニットケア特別授業(介護総合演習Ⅱ)の一環で施設見学に出かけました。
見学場所は京都府精華町.高齢者総合福祉施設『神の園』です。
本校の講師でもあり施設長でもある齊藤先生から、施設の概要やユニットケアについてなどの説明がありました。
その後、4グループに分かれ施設を見学。
最後に設けられた質疑応答の時間では、生徒たちが積極的に質問をする様子が見られました。イイ感じです!
その様々な質問に、しっかりと優しく答える3名の職員は、京都福祉の卒業生!!
立派に成長した姿を見せてくれました。とても誇らしいです。
ありがとう。
今日の見学で学んだことを、今後に活かしてほしいと思います。
『神の園』の皆さま、大変お忙しい中、貴重なお時間を頂き本当にありがとうございました。
2021年 6月23日スクールライフ授業
2年生の生活支援技術
感染症対策として、「ガウン・マスク・手袋」の着脱手順を教わりました。
ウイルス・細菌・真菌などの微生物がヒトに侵入、増殖して様々な症状を引き起こします。どのようにして感染を防ぐのか。
基本的には①感染源の排除 ②感染経路の遮断 ③人間の抵抗力の向上が大切ですが、今日は介護福祉士として、ガウン・マスク・手袋の装着方法と脱着方法を習いました。
①手洗い、手指消毒 ②適切な個人用感染防護具の使用 ③着替えやエプロン・ガウンの適切な着脱、汚染物の処理方法を実施。
そして何よりも介護福祉士・管理者・医師・看護職員などの情報共有が大切になってきます。