2015年 8月10日スクールライフ
8月10日(月)消防避難訓練が行われました。参加してくれたのは明日に実習報告会を控えた1年生たちです。

災害は忘れた頃にやって来るといいますが、日頃の備えが大切ですね!今日の訓練のために宇治西消防署の方にお越しいただき、本番さながらに水消火器を使った消火訓練も行われました。

火事の時に大切なのは報告と消火と逃げるです。初期消火を素早くし、火事であることを他の人に知らせ、逃げ道を確保することが大切です。しかし、今年も「消火器の安全ピンは火元で抜かないと運ぶ時レバーを握って噴射してしまいます」と消防の方に注意を受けたにも関わらず、噴射するアクシデントに見舞われました(笑)

そして、3階の講堂からシューターをつかって降下する体験も代表者を決め、渦巻き状の筒の中をグリングリンと地上1階へ降りてもらいました。楽しかった♪という声もありましたが、このようなモノを使うことの無いように日頃の防災意識を高めていきたいと思います。
2015年 8月9日オープンキャンパス
8月9日(日)座るってどういうこと?~リハビリテーション~ということで「介護に役立つ運動の知識」という講座が開講されました。

リハビリテーションというのはその人らしい生活を取り戻すという位置づけで、理学療法師の仕事はとても大切です。しかし利用者さんとの関わりは介護福祉士が一番近いと言われているので、日常の介護がリハビリに繋がるのが一番理想です。

「臥位(起き上がり)→座位→立ち上がり(起立)→立位→歩行」が人間の基本行動と言われ、動作ができるようになることが日常生活を取り戻す一歩になります。また、介護福祉士もボディーメカニズムを理解し、支持基底面(支える、基礎となる、身体の底、面)を知ることがキーポイントです。支持基底面が広いほど安定するので介護する上でこの面を少なくすることで介護しやすくなり、寝たきりの利用者さんなども座位で食事をしてもらうことができます。結果、利用者さんに無理のない介護がリハビリとなり、自身の腰などの負担も軽減できる理想の介護へと繋がります。


後半は親子でペアになって、少し早いようですが介護の予行練習?!で恥ずかしいけどいい経験になったのではないでしょうか?
2015年 8月7日お知らせ
8月7日(金)連日の猛暑に負けることなく1年生は7月27日~8月6日の施設実習を無事終えることができました。今日は担任の先生と8月11日の実習報告会に向て資料作りに励んでおります。


甚平姿の彼はこのあと花火に直行するのか?!
資料作りは大変だと思うのですが、実習を終えた達成感と友人に会って喜ぶ姿に成長を感じることができました。
2015年 8月3日
7月31日(金)10万人以上、全国累計1,000校以上の学校が参加する福島ひまわり里親プロジェクトのため、実習帰校日の1年生が今年も校長先生と副校長先生の熱烈指導で種まきが行われました。

福島ひまわり里親プロジェクトは震災復興の一環で、チームふくしまで購入した海外産のヒマワリの種子を買い取って育て、再び採種する「里親」を募集し、参加することで全国と福島の学校同士の交流のきっかけとなり教育、雇用、観光と発展していくことを目的としています。


少し遅い種まきになりましたが、本校の感謝祭であるWelカムfareで何かできればいいなということでこの時期になりました。大きく成長する向日葵にご期待ください!
2015年 7月31日お知らせ
7月31日(金)1年生は7月27日~8月6日まで行われる区分Ⅰ実習の前半が終わり、学びを振り返るために学校へ帰ってきています。実習の出来事を報告して、施設指導者と本校の担当者とのカンファレンスに向けて資料をつくって、後半の日程に臨みます。

実習終了後の8月11日(火)に学びの集大成として実習報告会が行われます。クラスメートの成長した姿と学びを共有できることを期待しています。
2015年 7月29日お知らせ
7月29日(水)採点業務と実習中で学生が居ない本校は先日の新型PC搬入や後期の準備、そして営繕と改修作業が行われております。
今日行われたのは屋外通路滑り止めです。転倒するほどではありませんが、本校屋外通路は雨に濡れると摩耗した本校指定クロックス風サンダルは一瞬足がとられます。
バリアフリーでユニバーサルデザインを各所に配した本校で転倒事故が起これば本末転倒とはこのことです。

長年の経験と匠の技が冴える事務長
防水と下地処理(黄色く見える部分)をした後に、滑り止めの塗料を塗布していきます。もちろん目地に垂れないよう細心の注意が必要なので新参者の私が任されるわけありません
学生諸君はあくまで滑り防止であることを忘れず、決して校内を走りまわらないように!
2015年 7月28日お知らせ
7月27日(月)本校の学生用パソコンを新型に更新しました。台数は少ないですが、以前のXPでは危険でネットに繋げない…いやワープロとして使うのだから関係ない…など様々な意見が有ったのですが、これで快適に文章作成や調べ物ができますね!

今回導入したパソコンはレポート作成用の標準スペックなのですが、だれもが快適に使用できるように”瞬快”というアプリが入っています。これは壁紙を変えようが、ソフトをアンインストールしても再起動すると以前の状態に修復されます。ウイルス感染(対策ソフト入れてます)しても何事も無かったように補修する優れもの!
しかし、使用する学生諸君には注意が必要です。仮にパソコン内部に保存したとしても電源を落とすと綺麗に削除される仕様です。保存には共有サーバーや自前のUSBフラッシュメモリーに保存するよう心がけましょう!
2015年 7月24日お知らせ
7月24日(金)本日は昨日終了した前期試験の採点で職員室の先生は大忙し!!
担任の先生は答案用紙を見て、学生の顔と日々の努力を思い浮かべながら採点をしています。

8月11日(火)13:00より成績発表があります。忘れないで登校してくださいね
2015年 7月21日スクールライフ
23日(木)まで前期試験中の京都福祉専門学校
昼休みにもかかわらず、教室前の廊下はとても静か...
昼食中も勉強あるのみ
最後の追い込みで、学生たちは必死です



体調管理には十分気を付けて、最後まで精いっぱい頑張ってください
2015年 7月16日
7月16日(木)1年生の障害の理解は担当講師の松永信也先生の著書「風になってください」を宇治リーディングボランティアのみなさんが朗読をしてくださいました。

宇治リーディングボランティアのみなさんは普段視覚に障害のある方のために、墨字(活字)で書かれている書籍や雑誌、広報誌、新聞などの内容を音声にして伝える活動をされています。
今回松永先生の著書「風になってください」は網膜色素変性症のために失明されてからの自身の思いを出版されました。内容は失明の苦労話ではなく、先生にそっと手を差し伸べてくれる人々の優しさへ の感謝の気持ちが著されています。授業が始まり、ボランティアの方々が感情を移入して朗読されるとその時の情景が思い浮かんでくるようでした。

松永先生はこの本を出版されてから様々な反響がありwikipediaでは社会活動家として扱われ、マスコミの紹介で著書が売れるなどご自身でも戸惑いがあったそうですが、視覚障害者の事を知ってもらう良いきっかけになったと仰っていました。松永先生自身失明される前、街中で白杖を突いておられる方を見ると「可哀そうだな・・・気の毒だな・・・」という認識をもっておられましたが、それは自身に視覚障害者に理解がなく、学ぼうとしてこなかった過去を悔やんだそうです。
今日は最後の授業だったので、松永先生は学生に「この授業をきっかけに、様々な障害や病気を持つ方々にやさしい言葉をかけられるようになってください」と授業を終えられました。