2015年 10月23日
10月23日(金)生活支援技術~入浴介助~1年生は全員水着に着替えて入浴体験(男女別々)を行いました。

介護福祉士として利用者さんの健康状態を常に考え、プライバシーを配慮して安全で楽しい入浴環境をつくるのは当たり前ですが、利用者さんにとっては遠慮や羞恥心が付きまといます。利用者さんの目線に立って友人と交互に特殊入浴装置やシャワー介助を体験をしました。

入浴装置を体験した学生は「お湯に浸かると浮力が生じ自身の体が不安定になり怖かった。お湯が引くと体にかけられていたタオルが重くのしかかり思った以上に体に負担が大きい」と感じてました。
今日の体験をいかして立派な介護福祉士になってくださいね!
2015年 10月22日
10月22日(木)生活支援技術
講師の石田二三代先生の生活支援技術は高齢者にやさしい食事づくりも今日で2回目です。


お米を30分前から水に浸して、食材の筋や余分なモノを取り除く下 処理の甲斐があり美味しく出来上がりました。

献立は

①全粥
②とりのささみあんかけ
③にんじんのたらこ和え
④かき卵汁です。
お知らせ
10月22日(木)医療的ケア~気管カニューレ内部吸引~
2年生の医療的ケアは気管カニューレ内部吸引の実技試験が行われました。

呼吸困難の利用者さんは負担を和らげるために気管の前を開窓して気管カニューレを装着されています。気管カニューレの吸引は今までの口腔内・鼻腔内吸引以上に感染症のリスクが高く、機器や吸引チューブのメンテナンスも洗浄水ではなく、滅菌精製水を使います。

もし誤って奥まで吸引すると神経を傷つけしまう危険性があるので医師からチューブ挿入の長さや、吸引時間などしっかり指示を受けて行うことが大切です。

実技試験を何度もすることで吸引や観察が苦手だった学生もスムーズに行えるようになり、自ら間違いに気付きリカバーする成長した姿に試験官の先生は感動していました。
2015年 10月20日お知らせ
10月20日(火)2年生社会福祉経営学の授業は講師の河合悟先生引率で京都市伏見区役所で開催されている福祉用具展示会へ見学に行しました。



会場には新製品や市販前の用具 がたくさん集められ、2年生は施設実習を重ねているので新しい福祉用具に関する興味が強く「現場にあれば助かる」といった声が多く聞けました。

実際に電動アシストの車椅子や電動カー、歩行機などはパワーを追求するだけでなく、下り坂ではブレーキ制御やグリップにはセンサーが埋め込まれるなど転倒 を防ぐ機能に学生たちは感動してました!

福祉用具には日本のハイテク技術が使われており、軽量化はもちろん介護者の負担を和らげたり、利用者の自立を助け る機能が満載!まさに、相手を思いやる気持ちが開発の原動力になっていると感じました。

値段はまだまだ高く、介護保険適用外の用具がたくさんありました が、実用化されると介護の現場は様変わりすることでしょう。
2015年 10月19日オープンキャンパス
10月18日(日)オープンキャンパスは無理をしない介護~ボディメカニクス~ということで本校の山崎ゆかり先生の体験授業が行われました。

ボディメカニズムとは体の力学ということです。介護を するうえでこれらの力学的相互関係を理解することが介護者と利用者がお互いに楽に安全になります。

利用者が仰臥位(上を向いて寝た姿)だと支持面が広 く安定していますが、いざ、起き上がってもらおうとすると介護者は動かしにくく腰痛を患う可能性だってあります。しかし、利用者さんが腕を組んでもらった り足を立ててもらい支持面を小さくしてもらうことにより介護が楽になります。言葉では難しいですが実際に身体の骨格や筋肉、内臓の位置関係を理解しながら 学びました。
2015年 10月15日
10月15日(木)の生活支援技術は調理実習です。介護福祉士の仕事に食事の介助があります。そして食事は生きていくために欠かすことはできないだけでなく、私たちと同じように、施設を利用されている高齢者や障がい者の方々も「今日の献立はなんだろう?」と楽しみにされていたりします。

高齢者にやさしい料理の達人である石田三二代先生自慢のレシピ!!

2年生になって初めての調理の授業でも、石田先生の授業は真剣そのもの
この日の献立は
①五分粥
②豆腐のそぼろあんかけ
③菊菜のゴマ和え
④みかん入り牛乳かん

高齢者にやさしい食事=栄養重視の薄味の食事ではありません!しっかりダシを使い素材の味を引き出した食事にみんな大満足でした!!
2015年 10月14日スクールライフ
「介護福祉士になりたい」
「誰かの役に立つ仕事がしたい」
「お年寄りの笑顔が好き」
etc
色んな思いで本校を受験した1年生も
入学して半年が過ぎました。
同じ夢を持つ仲間と、時にはぶつかりながらも協力しあい、励まし合い過ごしてきたと思います。
上手くいかない時は先生に泣きつくこともあっただろうし、家を出たくない日もあるかも知れません。
でも、学外の実習で実際の現場を体験させて頂き、利用者さんと触れあう機会を与えてもらった事で、皆、一人ひとり自分なりに成長できたと思います。
そして「わたしのなりたい介護福祉士」のイメージができてきたのです
これからまた1年半の間の経験で、新たな目標も加えながら頑張って欲しいです!
2015年 10月13日スクールライフ
素敵な表情です
放課後の教室をのぞくと~ 数名の1年生がレポート課題に取組んでいました
みんな真剣そのものッ
いい感じです



理解できるまでトコトン!
本校は、皆の持っている力を引き出す徹底的な指導で本当の介護福祉士を養成します


2015年 10月8日お知らせ
10月8日(木)2年生の医療的ケアの試験として鼻腔内吸引の実技が行われました。平成23年から医療的ニーズの増大に対応するため、夜間など看護師が不在であっても、介護福祉士が喀痰吸引や鼻腔内吸引を行えるよう法改正されています。


手洗いを徹底し、機器の衛生面を確認して対象者に吸引の必要性を説明するところから試験は始まります。

次は自分の番?待つ方も落ち着きません(笑)

喀痰吸引試験同様に今回も(株)京都科学の内部の様子を確認しながらシミュレーションできる 吸引シュミレーター”Qちゃん”が再登場です。

実技試験の最後に試験官に吸引した物の量・性状・顔色・呼吸の状態など状況を報告します。現場ではヒヤリハットアクシデントが起こらないように細心の注意が必要ですね。
2015年 9月30日お知らせ
8月31日~9月26日の間 2年生区分Ⅱ-②の介護実習が行われました。施設の運営方針を理解し、他職種と連携しながら介護福祉士としての資質と知識や技術を高めることができた20日間でした。


今回の実習報告会は2年間の集大成として、実習で学んだ事を個別に発表し、全員の学びとして共有するために質疑応答形式の意見交換を行いました。

今回の報告会のために社会福祉法人十条龍谷会 特別養護老人ホーム ビハーラ十条 施設長 石井大輔さんにお越しいただきました。石井さんは学生の報告を聞いて、介護の現場に携わっていた頃の新鮮な気持ちになれたと仰っていました。最後に「幼稚園児がお遊戯を真剣にする姿を見て微笑ましく思うように、利用者さんは一生懸命がんばる実習生の姿を見て多少の失敗はあれど、それ以上に元気をもらっている」と、うれしいお言葉をいただきました。