2017年 6月19日スクールライフ
6月15日(木)に「実習指導者懇談会」を開催しました。
今年は開校以来初めての試みとして、京都福祉専門学校校内で行いました。
本校は介護実習として二年間で10週間、それを4回に分けて行います。
実習期間中には、施設の実習指導者の方から直接指導を受けながら、利用者さんとの関わり方や、施設での業務のあり方、記録の書き方など、沢山のことを学びます。
今までは、実習指導者の方と本校実習担当教員とが懇談会を行い、意見交換やグループワークを行うことを目的としてこの懇談会を開催してきましたが、今回はその中に実習生である在校生も参加させてもらうことになったのです。
第一部は、学生が実際に授業を受けている様子を実習指導者の方々に見学してもらいました。
来校そのものが初めての指導者の方が多い中、授業風景を見られると言う事で、興味深く見守って頂いている様子がうかがえました。又、学生達も沢山の方から見られている緊張感のある授業で、普段とはひと味違った刺激を受けているようでした。
昼食は在校生と実習指導者の方が一緒に食べる形式をとりました。
最初は緊張でなかなか喋れなかった学生達も、食事をしていく中で、指導者の方々と話せるようになり、後半には笑顔で交流している姿が沢山見られました。
第二部は、各実習施設のブースへ在校生がワールドカフェ方式で座り、指導者の方へインタビューを行いました。
インタビューの内容としては、介護実習で何を学んでもらいたいか等実習に関しての事や、実習指導者の方が介護の仕事を始めたきっかけやその方の介護観など、普段なかなか聞くことができない内容まで聞かせてもらう事ができました。
第三部は、実習指導者の方と本校実習担当教員との意見交流会を行いました。
在校生がインタビューした内容を元に、実習指導者の方から意見や感想を頂きました。
当日は、業務でお忙しい中にも関わらず、57名(30施設)の実習指導者の方にご参加を頂き、とても賑やかに懇談会を行う事ができました。又、実習指導者の方の中には、本校の卒業生も数名おりました。指導者となり成長した姿を見ることができ、本校の教職員も感慨深いものがありました。
本校介護福祉科は、職業実践専門課程の認定を受けているので、こういった、施設との連携を大切に、介護福祉士を目指す学生がより実践的な教育を受けられるような環境作りを行っています。
準備から当日まで、慌ただしく過ごした在校生達でしたが、終わってみると、とても貴重な体験をさせてもらうことができたと、喜びの声が多数聞かれました。
良かった点、改善点等、皆様から頂いた意見について本校教職員で話し合い、次年度へ向けて取り組みたいと考えています。
ご協力頂きました皆様、本当に有り難うございました!
2017年 4月27日スクールライフ
生活支援技術では、被服についても学びます。
介護福祉士は生活全てを支援する役割を担います。
例えば、施設等で洗濯をする時には洋服の裏についている表示を見て、洗濯の方法も考えなければいけません。表示方法も近年改正があり、新しい記号等についても学びました。
また、利用者の方のボタンが外れたり、裾がほつれたりしたらなおさなければいけません。
今まで出来なかったボタン付けが出来た瞬間に、
「ボタン付け出来るようになった!!!」と喜びの声を上げている学生もいました。
授業回数は8回と少ないですが、被服の基礎を学び、授業の後半では自分でエプロンを縫う所まで頑張ってもらいます。
2017年 4月19日スクールライフ
本校独自の科目「京の文化」で花育の授業を行ってる風景です。
講師の市田椰良生先生は身近にある紙やリボンを使って素敵な花飾りの作り方を教えてくださいます。
この日は初めての授業で、学生達も「どんな授業をするのだろう?」とソワソワしていたのですが、始まると皆真剣!思い思いのデザインを考えてハサミで和紙を切っています。
出来上がりに近づくと、皆笑顔。
花は気持ちを明るくしてくれる力があるように思います。
施設におられるご利用者さまへの誕生日プレゼントや母の日のプレゼントにもってこいです!
壁にかけるもよし、折りたたんでテーブルに飾るもよしの優れもの。
教わった素敵なアイデアを忘れずに、卒業後現場で役に立てて欲しいです!
2017年 4月11日スクールライフ
入学式も無事に終わり、早速授業もスタートしています。
新2年生は新入生が入って来た事により、上級生であることを自覚しているのか、逞しく見えます。
新入生は手探りの中であるものの、とてもキラキラとした表情で学校生活をスタートさせています。
写真は早速始まった生活支援技術の授業の風景です。実習着がまだ届いていない1年生は、各自ジャージ等を持参して実技の授業を受けています。まずは授業に挑む姿勢・服装・礼儀作法などを教わりました。
身だしなみは介護福祉士にとってとても大切な事で、利用者様に安心して介護を受けてもらえるような印象付けが出来るものでなければなりません。
まだまだ始まったばかりですが、これからこの実習室でしっかり、じっくり授業を受け、介護のプロとしての知識と技術を修得していって欲しいです。