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生活支援技術~食事介助~

2010年 7月9日

生活支援技術(1年生)の授業にお邪魔しました。
介護をしていく中で、とても重要となる「食事介助」について学んでいました。

トロミのお茶→オレンジゼリー→お粥 を、実際に学生同士で介助仕合い、食べてもらいました。
まずはベッド上での介助から。
先生のデモンストレーションをしっかり見ます。

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 まずは、利用者の状況に応じた食事環境の設定を行うことが大切です。
 そして、体調・覚醒状況・排泄の有無などをしっかりと確認する声掛けをします。
 利用者の顔色を確認しながら、ベッドの頭側をギャッジUPして、適度な角度にします。
 
 写真↓は、左片麻痺があられる方、という設定での食事介助です。
 健側(右側)に位置し、利用者には健側を向いてもらいます。
 利用者の肩から首にかけてタオルを広げておきます。

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 こちら↓は、車いすに座っての食事介助です。
 ベッドから車いすへの移乗介助も復習しながら行います。 

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 食べ物が喉につまったりすると大変なことになります。
 利用者と適度な距離感を持って、また、きっちり嚥下されたことを確認してから次に進むことが大切です。
 1つひとつの介助方法をしっかり身につけて、今後の施設実習でもしっかりと活用して欲しいですね。

 

京の文化~茶処日本一:宇治茶とは~

2010年 7月6日スクールライフ

一週間遅れの更新になりましたが。。。
6月28日の京の文化は、「茶処日本一・宇治茶とは」ということで、
宇治茶道場匠の館・堀井勝夫先生にお越し頂きました。

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宇治茶の始まりは鎌倉時代。栂尾にある高山寺の明恵上人のすすめで、
宇治茶の栽培が始まったのです。室町時代には、足利幕府の奨励で、
宇治茶の名前が全国に知れ渡るようになりました。

江戸時代に入ると、山城の国・宇治田原湯屋谷の永谷宗円が
「宇治茶製法」と呼ばれるお茶の作り方を生み出しました。
この「宇治茶製法」が宇治にとどまらず大和(奈良)近江(滋賀)伊勢(三重)に
広まって宇治茶製法で作られたお茶が日本中で飲まれるようになりました。

この宇治茶製法が現在の玉露と煎茶の作り方へと発展したんですね。

授業では、利き酒のお茶版のような、“茶かぶき”を体験してさせてもらいました。
 

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5種類のお茶(玉露・碾茶・煎茶・かりがね茶・玄米茶)を用意して頂き、
最初に茶葉を見せてもらいます。(香りもしっかり覚えておきます。)
そして一つずつ同じ入れ方で(沸騰させたお湯で1分30秒浸出させます)均等にお茶をつぎます。
参加者は1回お茶を飲むごとに、色や香り・味などでどのお茶か判断します。

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 これがなかなか難しいんです。
 玄米茶は香ばしい香りもあってわかりやすいのですが。。。
 1回目の挑戦で、5種類全て正解する人はいませんでしたが、
 2回目にして1人、中内さんが全て正解!!素晴らしい!!!
 

 私も初めて参加させてもらった“茶かぶき”
 皆さん楽しんでくれていて良かったです。




 

体験入学会-手話で話してみよう~自己紹介もマスターでます

2010年 7月5日オープンキャンパス

昨日は、第6回体験入学会「手話で話してみよう~自己紹介もマスターできます~」を開催しました。

本校で、障害の理解(手話)を担当しておられる梅本悦子先生の授業を体験してもらいました。
先生の授業は本当にいつもユーモアたっぷりで、学生達にも人気の授業なんですよ!
聴覚障害の方との体験談なども、沢山聞かせて頂けて、「なるほどなぁ~」の連続です。

朝から微妙なお天気だったからか、残念ながら欠席者が多く、参加者は少なかったのですが、
その分和気藹々とした雰囲気の体験入学会となりました。

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 “おはようございます”や“こんにちは”・“こんばんは”・“ありがとう”等の挨拶と、
 自己紹介の手話を教わりました。
 
 参加者全員が、
 『初めまして、私の名前は○○○○です。宜しくお願いします。』
 というように、手話で話すことができるようになりました。
 

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 体験の後半は介護実習室での、車いす体験と入浴体験です。
 

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↑小回りのきく車いすや、ベッドへ移動しやすい車いすなど、様々な車いすに触れてもらいました。

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 ↑機械浴体験もバッチリ!初めての体験でちょっとドキドキ。。。
  でも貴重な体験ができたのではないでしょうか!

 次回は7月11日(日)「盲導犬について学ぼう~視覚障害者の気持ちを知ろう~」です。
 是非是非ご参加下さいね。

 

施設見学@ヴィラ向島

2010年 7月2日スクールライフ

ご報告が遅れましたが、6月22日(火)と29日(火)に、1年生が施設見学にでかけました。

京都市伏見区にある「高齢者総合福祉施設 ヴィラ向島」です。

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3つのグループに分かれ、それぞれ、ケアハウス・介護老人福祉施設と見学させていただき、
その後環境整備として掃除をさせていただきました。
 

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施設に関して職員さんがが丁寧に教えてくださりました。

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「施設」というものに初めてお伺いした学生も中にはいたかと思います。
「施設ってこんなとこなんだ」
「高齢者の方と触れ合えた」とそれぞれ、貴重な体験ができたようです。

今日感じた思いを、忘れずに持ち続けてほしいものです。

 

少林寺拳法サークル!!

2010年 7月1日スクールライフ

今日は少林寺拳法サークルの日です。
3階の講堂で学生同士が汗をながしていました。

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リーダーの森山くんを中心にみんなの目が輝いていました。

京都福祉では、現在3つのサークルがあります。
「少林寺拳法サークル」「テニスサークル」「手芸サークル」

新しいサークル活動がしたい人は、どしどし、持ちかけてくださいね。
対応できるかどうかは、、、、、、笑い。

体験入学会-オリジナルお弁当袋を作ろう!-

2010年 6月28日オープンキャンパス

昨日は、第5回体験入学会「オリジナルお弁当袋を作ろう!」を開催しました。

本校で、生活支援技術(被服)を担当しておられる林裕子先生の授業を体験してもらいました。
実際に本校の2年生も授業の中で同じものを作ったんですよ!
 

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 “お裁縫はどうも苦手・・・”という人でも、このお弁当袋なら、すぐに作れます。
 形になると達成感があります!
 高校生だと、毎日お弁当持参!という人が多いと思うので、バッチリ活用できますネ☆
 自分で作ったモノを使うって、やっぱりなんだか嬉しいものだし、 自分の好きな布やひもを選んだり、慣れてきたら刺繍やアップリケを付け加えると更にかわいくできそうですね。
 
 巾着なら、おばあちゃん、おじいちゃんに縫ってあげても、喜ばれるかも!!
 また、介護福祉士として訪問介護などの業務にあたるとき、“ここ、ほつれたから縫って下さい”とお願いされることもあるかも!
 裁縫の基礎は身につけておきたいですね。

 家政学体験の後は、施設見学と福祉用具の説明です。
 様々な車いすの説明を受けたり、実際に乗ってもらったりしました。
 ベッドへの移動がしやすいように変形する車いすなど、“へぇ~!!”という声が上がっていました。
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 入浴実習室にて、機会浴槽も見学してもらいました。
 ストレッチャーから浴槽への移動を体験!

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 次回は7月4日(日)「手話で話してみよう~自己紹介もマスターできます~」です。 
 是非参加して下さいね!!


 
 

施設見学@京都ライトハウス

2010年 6月23日

「障害の理解」の授業の一環で、視覚障害者総合福祉施設「京都ライトハウス」へ見学実習に行きました。
(1Aクラスは5/29・1Bクラスは6/4)

「障害の理解」担当の松永先生と京都ライトハウスの横田さんが、施設内の説明などをしてくださいました。
まず、会議室で横田さんの方から、京都ライトハウスの歴史や、どのような施設なのか等詳しく説明して頂きました。

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その後、2グループにわかれ、施設内の見学を行いました。

京都ライトハウスはユニバーサルデザインで建設されており、人に合わせた・人に優しい作りになっています。
また、視覚障害者の方々にも使いやすいように様々な工夫がされています。
例えば、各階同じ場所にトイレがあり、迷わないようになっています。
また、階段は、階段入り口を入ったら、すぐ昇りの階段になっています。下りの階段だったら、誤って転落する可能性があるからです。

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1年生にとって、入学して初めての校外学習。
緊張でドキドキでしたが、普段より?真面目な表情で、真剣に話を聞いていました。
実際の現場に行くことで、学べるものも沢山あります。

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この見学での学びを、今後に活かしていって欲しいです。
 

ボウリング大会

2010年 6月17日スクールライフ

またまた遅ればせながらになってしまいましたが。。。
6月15日に行われたボウリング大会の様子をお届けしまーすっ!!

毎年恒例となった京福のボウリング大会、今年もキョーイチ一ボウルにて行いました。
1・2年生及び教職員、総勢153名が参加しての、グループ戦・個人戦。
それぞれに豪華賞品が用意されていました。


並べられた豪華景品の数々!!

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審判長佃くんのルール説明を受けて、始球式を行いました。

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 普段なかなか、体を動かす事が少なくなってきているので、良い機会ですよね!
 また、1・2年生、交流を深めるのにもとても良かったと思います。
 思いがけない一面が見られたり。。。笑
 ストライクが出たらハイタッチ!!みたいな雰囲気がとても楽しかったです。

 

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 そして、2ゲームの合計で順位が決定!!
 まず、団体優勝はっ☆
  三上さん・山口くん・北脇さん・佃くんチームでした!!

 準優勝~はコチラ↓↓

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 そしてそして!個人優勝はっ☆
 実行委員長の塩見さんでした。優勝商品の自転車をGETデス!!  

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 中田先生もちゃっかり?笑 商品をGET!        ブービー賞GETの久世くん。笑 

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 とまぁ、こんな感じで無事に?ボウリング大会は終了。
 また来年までのお楽しみ~!!って事で、皆さんお疲れさまでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  あ、番外編に1枚コチラ↓笑 何ポンドのボウルでしょうか??笑

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京の文化~青い目から見た京都・菅原道真と京都~

2010年 6月15日スクールライフ

ワールドカップ日本代表の勝利で、気持ちは清々しいですが、お天気はジメジメ。。。
なんだかちょっと憂鬱になりそうですが、気合いを入れて頑張りましょう!

遅ればせながら、『京の文化』の授業風景をご紹介します。
まずは6月7日の「青い目から見た京都」です。

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この日の講師はピーターマッキントッシュ。
日本に来て17年。
日本人よりも日本人らしいと自負しているカナダ人です。
過去、高等学校での教員歴もあるのですが、現在は祇園観光案内人として活躍しておられます。
外国人から見た京都の街について、たっぷり語ってもらいました。

また、PuchiYorokobi(小さな喜び)についてみんなで考えてみよう!
とそれぞれのPuchiYorokobiを発表してもらいました。

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・信号が全部青だった!
・自分が見たいと思っていたビデオがレンタルショップにあった。
・お金を払おうと思って財布を開けたら、小銭がぴったり入ってた。
などなど、小さな喜びあるあるが飛び出しました。笑

小さな喜びを沢山集めて、いつも笑顔でいられたら、その先には大きな喜びが待っていそうですね!


そして、6月14日には「菅原道真と京都」と題して、
長岡天満宮の宮司であられる中小路宗隆さんに講義をしていただきました。
 

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 長岡天満宮のある乙訓地方の歴史や、長岡京へ都が移された背景など、
 近くに暮らしていながらも、知らない事ばかりでした。 

 長岡天満宮の御鎮座地長岡は菅原道真公が御生前に在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところです。
 公が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのがこの神社です。 http://www.nagaokatenmangu.or.jp引用

 また、正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築したもので、平成10年秋竣工されたそうです。
 とても綺麗な朱色です。
 ポストカードを見せてもらいました。

 授業の後半には、普段、ふと疑問に感じていたことについて、質問に答えていただきました。
 おみくじや絵馬、神社ならではの習わしなど。
 
  住んでいると逆に触れることのない『京の文化』。
 今後の講義も楽しみにしていてくださいね。
 

 

体験入学会-見えないってどういうこと?-

2010年 6月9日オープンキャンパス

更新が遅くなってしまいごめんなさい。。。
6月6日(日)に第4回体験入学会-見えないってどういうこと?-を開催しました。
 

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当日は、本校の非常勤講師でもある、松永信也先生にお越し頂きました。
松永信也先生は、視覚障害者(全盲)なのですが、抜群のバランス感覚の持ち主。
普段は、町中を白杖一つで颯爽と歩いておられます。

そうなれたのは、もちろん訓練を重ねられた結果です。
最初はきっと怖かったに違いありません。

“見える”ことが当たり前の私たちにとって、見えない世界がどういうものなのか?
また、視覚障害者の方の気持ちをしってもらう体験をしてもらいました。

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まずは、コチラ↑
最初は両目を開けて片足立ち60秒に挑戦。
これは、ほとんどの人ができました。
次に、アイマスクをして片足立ち60秒に挑戦。
すると・・・できたのはたったの1人。

視覚障害=情報の障害と言われている通り、目から入ってくる情報はとても大きいのです。
なので、目が見えなくなると、体のバランスはたちまち崩れてしまいます。
10人に1人位は、目が見えなくても、体のバランスがいい人がいるそうで、
松永先生はその10人に1人のバランス感覚の持ち主だそうです。

次に実際に白杖を持って校内を歩いてもらいました。

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教室から出て、約10メートルの距離を歩くだけでも、かなりの恐怖感です。
松永先生の声がする方へ進み、先生にタッチできたら終了。
皆「もうちょっと右~!」の声を頼りに恐る恐る進んでいました。
 

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次は、在校生スタッフの手引きで、階段を降りてもらいました。
階段がどこまであるか、声を掛けてもらいながらですが、これもまた、恐る恐るといった感じです。

少しずつの体験でしたが、視覚障害者の気持ちをわかってもらえたのではないでしょうか。
これからは、町で視覚障害者の方を見かけたら、こちらから「お手伝いしましょうか?」と声をかけられるといいですね。

沢山のご参加、ありがとうございました!!
次回は6月27日(日)「オリジナルお弁当袋を作ろう!」です。
ドシドシお申し込み下さい。