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京の文化~青い目から見た京都・菅原道真と京都~

2010年 6月15日スクールライフ

ワールドカップ日本代表の勝利で、気持ちは清々しいですが、お天気はジメジメ。。。
なんだかちょっと憂鬱になりそうですが、気合いを入れて頑張りましょう!

遅ればせながら、『京の文化』の授業風景をご紹介します。
まずは6月7日の「青い目から見た京都」です。

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この日の講師はピーターマッキントッシュ。
日本に来て17年。
日本人よりも日本人らしいと自負しているカナダ人です。
過去、高等学校での教員歴もあるのですが、現在は祇園観光案内人として活躍しておられます。
外国人から見た京都の街について、たっぷり語ってもらいました。

また、PuchiYorokobi(小さな喜び)についてみんなで考えてみよう!
とそれぞれのPuchiYorokobiを発表してもらいました。

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・信号が全部青だった!
・自分が見たいと思っていたビデオがレンタルショップにあった。
・お金を払おうと思って財布を開けたら、小銭がぴったり入ってた。
などなど、小さな喜びあるあるが飛び出しました。笑

小さな喜びを沢山集めて、いつも笑顔でいられたら、その先には大きな喜びが待っていそうですね!


そして、6月14日には「菅原道真と京都」と題して、
長岡天満宮の宮司であられる中小路宗隆さんに講義をしていただきました。
 

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 長岡天満宮のある乙訓地方の歴史や、長岡京へ都が移された背景など、
 近くに暮らしていながらも、知らない事ばかりでした。 

 長岡天満宮の御鎮座地長岡は菅原道真公が御生前に在原業平らと共に、 しばしば遊んで詩歌管弦を楽しまれた縁深いところです。
 公が太宰府へ左遷された時、この地に立ち寄り、「我が魂長くこの地にとどまるべし」と名残を惜しまれた縁故によって、公御自作の木像をお祀りしたのがこの神社です。 http://www.nagaokatenmangu.or.jp引用

 また、正面朱塗りの拝殿は既存の拝殿を増改築したもので、平成10年秋竣工されたそうです。
 とても綺麗な朱色です。
 ポストカードを見せてもらいました。

 授業の後半には、普段、ふと疑問に感じていたことについて、質問に答えていただきました。
 おみくじや絵馬、神社ならではの習わしなど。
 
  住んでいると逆に触れることのない『京の文化』。
 今後の講義も楽しみにしていてくださいね。
 

 

体験入学会-見えないってどういうこと?-

2010年 6月9日オープンキャンパス

更新が遅くなってしまいごめんなさい。。。
6月6日(日)に第4回体験入学会-見えないってどういうこと?-を開催しました。
 

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当日は、本校の非常勤講師でもある、松永信也先生にお越し頂きました。
松永信也先生は、視覚障害者(全盲)なのですが、抜群のバランス感覚の持ち主。
普段は、町中を白杖一つで颯爽と歩いておられます。

そうなれたのは、もちろん訓練を重ねられた結果です。
最初はきっと怖かったに違いありません。

“見える”ことが当たり前の私たちにとって、見えない世界がどういうものなのか?
また、視覚障害者の方の気持ちをしってもらう体験をしてもらいました。

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まずは、コチラ↑
最初は両目を開けて片足立ち60秒に挑戦。
これは、ほとんどの人ができました。
次に、アイマスクをして片足立ち60秒に挑戦。
すると・・・できたのはたったの1人。

視覚障害=情報の障害と言われている通り、目から入ってくる情報はとても大きいのです。
なので、目が見えなくなると、体のバランスはたちまち崩れてしまいます。
10人に1人位は、目が見えなくても、体のバランスがいい人がいるそうで、
松永先生はその10人に1人のバランス感覚の持ち主だそうです。

次に実際に白杖を持って校内を歩いてもらいました。

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教室から出て、約10メートルの距離を歩くだけでも、かなりの恐怖感です。
松永先生の声がする方へ進み、先生にタッチできたら終了。
皆「もうちょっと右~!」の声を頼りに恐る恐る進んでいました。
 

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次は、在校生スタッフの手引きで、階段を降りてもらいました。
階段がどこまであるか、声を掛けてもらいながらですが、これもまた、恐る恐るといった感じです。

少しずつの体験でしたが、視覚障害者の気持ちをわかってもらえたのではないでしょうか。
これからは、町で視覚障害者の方を見かけたら、こちらから「お手伝いしましょうか?」と声をかけられるといいですね。

沢山のご参加、ありがとうございました!!
次回は6月27日(日)「オリジナルお弁当袋を作ろう!」です。
ドシドシお申し込み下さい。

 

 

京の文化~茶道~

2010年 6月2日スクールライフ

6月に入り、さすがに暑い日が続いていますね。
これで、しっかりとストーブも片づけられそう☆☆

さてさて、2日遅れとなりましたが、月曜日にあった『京の文化~茶道』の様子をご紹介します。
茶道裏千家の一色宗貞先生を講師にお迎えしました。

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お茶を入れる。
お茶を飲む。
日常茶飯事なできごとでも、いつもより、相手を思いやる気持ちを大切にしてみると
何か素敵な時間が過ごせそうですね。
そんなお茶の作法について、少しだけですが教わりました。

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お茶室には、その季節にあったお花を飾ります。
この日は、河原撫子飾ってくださいました。

 


 


 そして!
 実際にお茶とお菓子を頂きました。
 

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 普段、なかなか頂く機会も少ない和菓子とお抹茶。
 なんだか、気持ちが安らぐ感じがして良いですね。
 『京の文化~茶道~』貴重なお話を聞くことができて、良かったですね!

 
 ◆◆番外編◆◆
 お菓子は、あまり細かく切らず、こぼさないように口に運んで下さい。と教えてもらい。。。
 早速パクリと食べている丸岡先生↓↓笑

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卒業生が来てくれました!

2010年 5月31日

先週の木曜日、卒業生が遊びに来てくれました。
今年の3月に卒業したばかりの4人です。

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左から 後藤悠平くん(有料老人ホームポプラ勤務)
     仲川博輝くん(アドビジョン田辺 いくま高齢者「生活館」勤務)
     下口貴也くん(バプテストホーム勤務)
     末本智也くん(有料老人ホームポプラ勤務)

それぞれ、就職先で頑張ってくれているようです。

せっかく遊びに来てくれたので・・・???
今1年生が取り組んでいる“「昭和」について知る”の資料作りを手伝ってもらいました。笑
おかげで、無事に100部の資料が完成☆☆
どうもありがとうございました。

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障害の理解A~手話~

2010年 5月27日スクールライフ

本日は障害の理解A(手話)の授業にお邪魔しました。
手話を使って家族を紹介する練習をしています↓↓

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 それぞれ、祖父・祖母・父・母・兄・姉・姉の夫・弟・妹になり、手話で家族を紹介します。
 例えば、「こちらは、私の妻です。」とか「こちらは、私の娘の夫です。」など。
 なんだか妙に役柄にマッチした人選がおもしろかったです。笑

 簡単な手話の組み合わせですが、人の前に立つと、緊張してしまうんですよね。
 うっかり、お母さんをお祖母さんの手話にしてしまったりする場面がありました。

 家族の紹介。
 きっと、現実にありそうなので、是非覚えておきたい手話ですね。

 

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生活支援技術~移動の介護2~

2010年 5月26日

本日の生活支援技術は、上方移動・水平移動・仰臥位-側臥位といった
移動の介護を、みっちり2コマ学びました。

注意事項としては・・・

①ベッドは、自分にあった高さに調整します。
②ボディメカニクスを活用する。
   ボディメカニクスの基本条件
    ・支持基底面積を広くとる
    ・重心を低くする
    ・身体を密着させる
    ・対象者を小さくまとめる
    ・大きな筋群を使う
③利用者の自立を促す介護をする。

 写真↓は上方移動の場面です。
 写真左:利用者に健側を活用をして、胸の上で手を組んでもらうように促します。
 写真右:介護者は肘関節に利用者の首を乗せて、肩胛骨からわきの下に手を回し、上体を引き寄せます。

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 続いて、
 写真左:利用者の上半身の対角線延長上に立ち、介護者が上部に体重移動しながら、
      利用者を引き上げます。(同時に利用者には健側の足でベッドを踏み込んでもらいます。)

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 ボディメカニクスを活用しないと、なかなか上手に移動はできません。
 まだまだ、練習あるのみ!な状態ですが。
 先生方のお手本を参考に、しっかりと身につけて下さいね。

2年生第3段階 介護実習先発表

2010年 5月25日

例年より少し早めですが、2年生第3段階介護実習の配置表が張り出されました。
2年間の集大成とも言える、第3段階介護実習。
自分がどの施設へ実習へ行くのか、必死に掲示板を見ていました。

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全34施設。
特別養護老人ホームをはじめとして、老人保健施設・身体障害者自立支援施設・盲婦人救護施設
にそれぞれ配置されました。


実習期間中は、普段の通学経路と違っても、実習用通学定期券の申請を行えば、
学割定期券を購入できます。
施設の場所から交通手段まで、今からしっかり調べて下さいね。
 

京の文化~京の四季花~

2010年 5月24日スクールライフ

本日の京の文化は『京の四季花②』ということで、前回に引き続き、アトリエ椰良生デザインの空間プロデューサー市田椰良生先生にお越しいただきました。

前回は一輪挿しを作りましたが、今回は「折り紙の器に花を生ける」という少し高度な内容でした。

まずは、器を折ります!

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 水に強い紙を使って器を折ります。
 普段から折り紙をする機会が少ない男子は悪戦苦闘。笑
 『どんなのができるのかなぁ』とドキドキしながら折り進めると。

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 こんな素敵な器が☆☆
 
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 プラスチックのケースに吸水性スポンジが入ったものを、ビニールに包み、器の中に入れます。
 今日のお花は手まり草・スプレーカーネーション・ベアーグラスです。
 四方どこから見ても綺麗に見えるように生けます。
 ベアーグラスは自分の好きなように丸くさします。
 フレンチリボンの結び方も教わって。
 

 完成!!

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 カワイイー!!!
 プレゼントに最適ですよね。
 私も早速、お義母さんにプレゼントすることにします。笑

 勿論、老人ホームなどで、飾ってもらえたりするといいですよね。
 皆さんも、是非マスターして、活用してくださいね。

 お花等の生き物を大切にする心を学べる授業でした。


 

体験入学会-車いすボッチャボール大会

2010年 5月23日オープンキャンパス

本日、第3回体験入学会を開催しました。
朝からあいにくの雨模様。
皆来てくれるかなぁ~と心配していましたが、予約者全員が出席してくれて、本当に嬉しかったです。

本日は「車いすボッチャボール大会」に、参加してもらいました。

【ボッチャってどんなスポーツ?】

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ボッチャはヨーロッパ生まれの室内ゲーム。負担が軽いので高齢者や障害者が健常者と互角に競えます。
三人1チームが赤チームと青チームに分れて、目標のボールと手持ちのボールの距離を競う対抗戦です。ルールは単純ですがゲーム性が高く,パラリンピックの正式種目に採用されています。

 

 

 

まずは、立ったままでボッチャに挑戦!
自分のチームボールを白いボールにどれだけ近づけられるか、赤チーム・青チームに分かれて争います。
最初は思ったように、上手くボールが転がらず、なかなか難しいんですが
慣れてくると、敵チームのボールに当ててみたり、なかなか白熱のゲームでした。
ナイスプレーが出ると、「オォォォォォ---!」と完成があがり、盛り上がりました。

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今度は、右片麻痺の設定で、車いすに乗ってのボッチャに挑戦。
左手で投げるのが、なかなか難しい!!

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 初めてのボッチャ体験、なかなか楽しんでもらえたんじゃないでしょうか。
 皆さん、お疲れさまでした。

 

 次回は6月6日(日)「見えないってどういうこと?~視覚障害者の気持ちを知ろう~」です。
 どしどしご応募下さい~!!