2010年 5月25日
例年より少し早めですが、2年生第3段階介護実習の配置表が張り出されました。
2年間の集大成とも言える、第3段階介護実習。
自分がどの施設へ実習へ行くのか、必死に掲示板を見ていました。

全34施設。
特別養護老人ホームをはじめとして、老人保健施設・身体障害者自立支援施設・盲婦人救護施設
にそれぞれ配置されました。
実習期間中は、普段の通学経路と違っても、実習用通学定期券の申請を行えば、
学割定期券を購入できます。
施設の場所から交通手段まで、今からしっかり調べて下さいね。
2010年 5月24日スクールライフ
本日の京の文化は『京の四季花②』ということで、前回に引き続き、アトリエ椰良生デザインの空間プロデューサー市田椰良生先生にお越しいただきました。
前回は一輪挿しを作りましたが、今回は「折り紙の器に花を生ける」という少し高度な内容でした。
まずは、器を折ります!


水に強い紙を使って器を折ります。
普段から折り紙をする機会が少ない男子は悪戦苦闘。笑
『どんなのができるのかなぁ』とドキドキしながら折り進めると。

こんな素敵な器が☆☆

プラスチックのケースに吸水性スポンジが入ったものを、ビニールに包み、器の中に入れます。
今日のお花は手まり草・スプレーカーネーション・ベアーグラスです。
四方どこから見ても綺麗に見えるように生けます。
ベアーグラスは自分の好きなように丸くさします。
フレンチリボンの結び方も教わって。
完成!!

カワイイー!!!
プレゼントに最適ですよね。
私も早速、お義母さんにプレゼントすることにします。笑
勿論、老人ホームなどで、飾ってもらえたりするといいですよね。
皆さんも、是非マスターして、活用してくださいね。
お花等の生き物を大切にする心を学べる授業でした。
2010年 5月23日オープンキャンパス
本日、第3回体験入学会を開催しました。
朝からあいにくの雨模様。
皆来てくれるかなぁ~と心配していましたが、予約者全員が出席してくれて、本当に嬉しかったです。
本日は「車いすボッチャボール大会」に、参加してもらいました。
【ボッチャってどんなスポーツ?】

ボッチャはヨーロッパ生まれの室内ゲーム。負担が軽いので高齢者や障害者が健常者と互角に競えます。
三人1チームが赤チームと青チームに分れて、目標のボールと手持ちのボールの距離を競う対抗戦です。ルールは単純ですがゲーム性が高く,パラリンピックの正式種目に採用されています。
まずは、立ったままでボッチャに挑戦!
自分のチームボールを白いボールにどれだけ近づけられるか、赤チーム・青チームに分かれて争います。
最初は思ったように、上手くボールが転がらず、なかなか難しいんですが
慣れてくると、敵チームのボールに当ててみたり、なかなか白熱のゲームでした。
ナイスプレーが出ると、「オォォォォォ---!」と完成があがり、盛り上がりました。




今度は、右片麻痺の設定で、車いすに乗ってのボッチャに挑戦。
左手で投げるのが、なかなか難しい!!


初めてのボッチャ体験、なかなか楽しんでもらえたんじゃないでしょうか。
皆さん、お疲れさまでした。
次回は6月6日(日)「見えないってどういうこと?~視覚障害者の気持ちを知ろう~」です。
どしどしご応募下さい~!!
2010年 5月22日
本日は、介護技術講習会の初日です。
とてもさわやかなお天気の今日、スタートできて良かったです。
教室にいっぱいの受講生の方々。

初日なので、ちょっと緊張気味かもしれません。
本校の教員・講師を始め、現在福祉施設等で活躍されている講師の先生方が
丁寧に指導しますので、4日間安心して講習を受けて下さいね。

午前中は講義を中心に、今日の午後からはいよいよ技術の講習がスタートします!!
皆さん、4日間無事に講習が終わることを祈っています。
2010年 5月19日スクールライフ
今日の生活支援技術は『被服・環境』
今年度初回の授業でした。
テーマは「お弁当袋を作ろう」です。
今日は作り方の説明と布選びです。

被服(裁縫)の基礎を学ぶ為にまずは、『お弁当袋』を作ります。
ドット柄やボーダー柄等、カワイイ布が数種類!
出来上がりが楽しみですね。
基礎をマスターしたら、その後は応用!!
着脱が困難な方に便利な洋服・寝巻など、介護の現場で役立つ被服が作れるようになると良いですね。
2010年 5月17日
今日は爽やかなお天気になりました。
いつまでも朝晩冷え込む日が続いていましたが、ようやく暖かくなってきましたね!
在校生の皆さん、体調崩したりしていませんか??
そう、5月病になってる人、居ませんか??
例年、連休の後は体調を崩したり、実家が恋しくなったり・・・。
どうしても、集中力が途切れがちです。
・福祉の勉強を続けていけるか不安を感じる。。。
・授業について行けなくなりそう。。。
・友達関係でなんだかしんどい。。。
・家族との問題。。。
・恋人と喧嘩した。。。 etc
色々悩みがある人、自分一人で考えてないで、誰かに話してみましょう。
話を聞いてもらえるだけで、スッとすることあるでしょ?
できるだけ、内にため込まないようにしましょうね。
教職員全員があなたのよき相談相手になれるのが、京都福祉専門学校です。
いつでも、相談受付中です。
さてさて、今日は卒業生が遊びに来てくれました。
今年の3月に卒業したばかりですが、すっかり社会人の顔になっていました。

地元奈良の特別養護老人ホームにて勤務している栗原くん。
ゴールデンウィークも休まず出勤したとのことで、ちょっとお疲れ気味でしたが。。。
今日はお休み!久しぶりの外出先に母校を選んでくれるなんて、嬉しいですね。
まだ、就職して2ヶ月半といった所なので、勤務時間が不規則だったりする大変さもあるそうですが、
少しずつ、そんな生活にも慣れてきたそうです。
排泄介助など、それぞれの施設によって、方法が違うので、少し戸惑うこともあるとのことですが、
2年間で学んだ基礎を思い出しながら、頑張って取り組んでいる毎日です。
“いつも、利用者さんの気持ちを一番に考え、誰に対しても優しく接する事ができる介護福祉士”
それが、彼の理想の介護福祉士像なんですって。
素敵ですね☆
入学したばっかりの1年生、もうすぐ就職活動をスタートさせる2年生。
今はまだ悩む事も、戸惑う事もあると思いますが、あっという間に時間は流れていきます。
『あの時は、あんなに悩んでたのになぁ』って、
みんなの成長が見られる日を楽しみにしています。
2010年 5月16日オープンキャンパス
本日、第2回体験入学会を開催しました。
本日は「作って食べよう~高齢者にやさしい料理~」をメインに、様々な体験をしてもらいました。




高齢者にやさしい料理とはどのようなものでしょうか?
お年寄りになると、どうしても飲み込む力が弱まってしまいますので、“飲み込みやすいもの”が良いですよね。
その為には、とろみをつけたりして工夫をします。
また、味もできるだけ“お年寄り好み”のものにしましょう。


実際に作ってもらった料理を、食べてもらいました。
本日のメニューは
豆ご飯・ささみのポン酢焼き・ブロッコリーの味噌マヨネーズ・麩と三つ葉のすまし汁 でした。
アツアツの出来たてで、とても美味しそう!!
“高齢者にやさしい”といっても、私たちでも十分美味しく頂けそうなメニューでした。
お家に帰ってからも、是非再度作ってみて下さいね。
調理の後には、校内の見学をしてもらいました。
本校の在校生が案内しました。就職相談室では求人票をチェック!!


本校自慢の介護実習室☆☆
広い教室に充実の設備!
こちらでも更に体験をしてもらいました。


まず最初は、“栄養”についてのクイズから。
例えば・・・
Q.次の食品のうち食物繊維が1番少ないものはどれでしょう?
①さつまいも ②干し椎茸 ③寒天
といってクイズを出題。
なんと正解は①さつまいも!
なんだか意外な気がしました。(私だけかもですが。。。汗)
クイズの正解が多い方にはプレゼントを贈呈!!
食事介助の方法も体験してもらいました。
まずは、本校在校生がお手本を。(なんだかちょっと緊張気味でしたがw)


水分補給の為のポカリスエットにとろみをつけて、実際に飲んでみてもらいました。
なかなか美味しいんですよ。
最後は入浴実習室での体験です。
なかなか普段お目にかかる事がない、機械浴を見てもらいました。
体験入学会では人形を使いましたが、授業では実際に入浴してみることもあるんですよ。

最後に、入試の説明をして、終了。


今年度から参加ノベルティーもリニューアルしました↓↓
とてもカワイイSUIMMERグッズ☆☆鏡やノート、タオル等沢山ご用意しました。

盛りだくさんの体験入学会、他府県からの参加者の方もおられて、とても嬉しかったです。
まだまだ、始まったばかりの体験入学会、リピーターも大歓迎ですので、また是非遊びに来て下さいね。
皆さんお疲れさまでした!!
2010年 5月14日
本日は、2年生・生活支援技術の授業風景です。
今日のテーマは「寝巻の交換」
・畳み方を学ぶ(保管畳み、袖畳み)
・寝たままの状態で寝衣の着脱ができる
を目標に授業スタートです♪
まずは先生のお手本から↓↓




スムーズな着脱に学生達は釘付け。
シーーーーーーンという空気感から真剣さが伝わってきます。
着脱介護のポイント!(片麻痺のある利用者さんの場合)
【準備】タオルケットや寝巻など、準備物をワゴンに置く。ワゴンは手の届きやすい場所へ。
利用者さんに、着脱をさせてもらう事の同意を得る。
寝巻を袖畳みになおして、脱衣カゴは足元へおく。
【着脱】健側の腕を先に脱がす。
側臥位になってもらう時は、健側の腕で患側の腕を保護してもらいながら行う。
余計な肌の露出がないように、古い寝巻を脱がせると同時に新しい寝巻をあてる。
肩の線・背中の中央線がしっかり合っているか確認しながら着せる。
右を下にして衣を合わせる。
足がある程度自由になるゆとりがあるかを確認する。
腰ひもは縦結びにならないように注意する。
それでは、チャレンジ!!


簡単そうに見えていたのに、実際やってみるとなかなか難しい。。。
これから練習を重ねて、スムーズに着脱できるようになって下さいね!!
2010年 5月13日
今日の『障害の理解A』では、「聴覚障害者が感じている不自由」について、グループで話し合っていました。


まず、日常生活における不自由とは何があるのでしょうか??
☆目覚まし時計・チャイム・電子レンジなど、電化製品の音が聞こえない
☆救急車両の音が聞こえない
☆雨の音が聞こえない
☆バスや電車で、車内アナウンスが聞こえない
☆映画(邦画)でセリフが聞こえない
などの意見がでました。
普段自分たちは何不自由なくしている事でも、聴覚障害者の方々にとっては、沢山の不自由があるんですよね。
手話通訳士でもあられる梅本先生が、実際聴覚障害者の方から聞いた、不自由を語って下さいました。
★掃除機を使っていて、なかなかゴミがすいとれないと思ったら、コンセントがぬけていた。
★知人宅に訪ねた時にチャイムを鳴らしたが、インターホンからの声が聞こえないので、自分の存在を伝えられない。
★洗濯物を干していて、途中で雨が降ってきても気が付かない。
などなど。
現代では、様々な機械・技術が発達してきてはいるものの、まだまだ不便な事は沢山あるんですよね。
地震や火事などの天災、もしくは事故などの現場に聴覚障害者の方がおられたら。。。
考えると心配ですよね。
私たちの周りで、障害を持っているいる方がおられたら、できる限りの手助けをしなければと思いました。
<知っていましたか?聴覚障害者標識>
平成20年6月1日から、聴覚に障害がある人が、普通自動車の運転免許を取得できるようになりました。
聴覚障害者標識
聴覚に障害がある人が運転している車につけられている標識です。
皆さん知っていましたか?
この標識をつけている車には、心配りが必要ですね。
詳しくはこちら↓を
http://www.npa.go.jp/koutsuu/menkyo20/tyoukaku.htm
2010年 5月12日
本日は、1年生・生活支援技術の授業風景です。
今日のテーマは「移動の介護」
主に仰臥位→側臥位における体位変換の介護について学びました。

先生の講義と動きに集中です。
あとは、それぞれのベッドに分かれて、実際に動きを確認します。
見ているだけでは、何もつかめません。
実際に介護する側、受ける側の立場を体験し、グループで話し合う事が大切です。
その中で、どれだけの“気付き”があるか。
介護をしていく中で大切なのが、ボディメカニクス。
自分の体を守るためには、体をいためない為の姿勢や動きを身につけなければいけません。


利用者の方の協力を得て、膝を曲げてもらった方が接地面が少なくなり、移動の介護がしやすくなります。
その膝の曲げ具合や、移動前に枕も移動させる配慮など、細かなテクニックも学びます。
移動の介護にあわせて、ベッドメイキングの復習もおこないました。
今日は復習+“一人でするベッドメイキング”について中田先生がお手本をみせてくれました。
基本的には2人一組で行うベッドメイキングですが、実際の現場では一人で行わざるを得ない場合があります。
そんな時に、これだけ早く・きれいに作れるといいですね。
できるだけシワがよらないように、対角線上に引き締めるのがポイントです。

まだ練習が必要かもしれませんが、現場に出るまでには完璧なベッドメイキングができるようになって下さいね。