2010年 9月1日オープンキャンパス
引き続きまして後編で~す!!
体験②という事で、介護実習室にて食事介助の体験をして頂きました。
何不自由なく生活している私たちにとっては、自分で食事をすることが当たり前です。
しかし、体の不自由な方だと、そうはいきません。
「食事」というのは、誰にとっても必要不可欠なもので、又、日々の楽しみでもあります。
そんな大切な「食事」の「介助」について学んで頂きました。
できるだけ自分の力で食事ができるよう、工夫されている、自助具の数々。
この他に、安定感があり、食べ物がすくいやすい形状の食器などもあります。
水分補給はとても大切です。
誤嚥しやすい、さらさらの液体などは、トロミをつける等して工夫します。
実際にトロミ茶を試飲してもらいましたが。。。。
皆さん微妙な表情。汗
「できれば、もう飲みたくない」という反応でした。
でも、これが大切なんですよね。特に下痢や嘔吐のある時は、脱水状態にならないように注意しなければなりません。
参加者の方と学スタがペアになって、食事介助の体験をしてもらいました。
調理実習の時に作った寒天ゼリーを使いました。
まず、最初はアイマスクなしで。その後は、アイマスクをしてもらいました。
アイマスクがなくても、知らない人に食べ物を食べさせてもらうのは、少し緊張しますね。汗
食べさせる方も、スプーンの入れる角度や奥行き等、気を遣います。
喉の動き等を観察して、きちんと飲み込んだ事を確認しながら、食事を進めることが大切です。
アイマスクをすると更にドキドキ。
でも、きちんとした声かけがあれば、有る程度は安心できます。
コミュニケーションが大切ですね。
夏休み最後の体験入学会。保護者の方を含め沢山のご参加有り難うございました。
少しずつの体験でしたが、楽しんで頂けたようで良かったです。
1年生の学スタメンバーも頑張ってくれました。2年生が不在でもこれで安心!
次回は9月12日(日)「お年寄りにも、ハンディをもった方にもできるスポーツ」を開催します。
どしどしご応募下さいね~
2010年 8月24日オープンキャンパス
夏休みも終盤、まだまだ残暑が厳しいですが、8月21日(土)には
第12回体験入学会-福祉英語を学ぼう-を開催しました。
講師で来て下さった中村先生は、以前本校の選択科目であった「英語」を担当されていた方です。
「英語」と言われると。。。と思っていた方もおられるかもしれませんが、
簡単な英文を分かりやすく教えて下さったので、みんな楽しんで聴いてくれていました。
教材もこんなにカワイイ!! “take care of ~ ~の世話をする”って懐かしいなぁ。笑
午前中は英語の講義で頭を使ってもらって、午後からはコチラ↓
体を使ってもらいました!
車いすに乗っての、段差越えをしてもらいました。
まずは先生のお手本と本校の学生スタッフのお手本。
(2年生が第3段階介護実習スタート直前ということもあり、今回の学スタは初の1年生。
初めてなので、緊張気味でしたが、しっかりとお手本を見せてくれました。)
参加者の皆さんもチャレンジ!!
乗る方も介助する方も、ちょっとドキドキですが、先生や学スタの補助を受けながら見事に成功!
しっかりとしたボディメカニクスを利用した上で、介助を行えば安心です。
8月中の体験入学会はあと1回。8月28日(土)「作って食べよう~高齢者にやさしい料理~」です。
夏休み最後になりますので、皆さん是非ご参加下さいね~!!
2010年 8月12日オープンキャンパス
8月8日(日) 体験入学会-絵手紙を作ろう~消しゴムハンコも使って-を実施しました。
当日は、予定していた以外の飛び入り参加の方もあって、にぎやかな体験入学会となりました。
本校の職員でもある中川先生が今回の講師です。
中川先生は、芸術系の短期大学出身で、とても絵が上手!!
レジュメもこの通り↓↓素敵な手書き☆☆ こんな絵手紙が完成したら最高っ!!
まずは、筆ペンを使って、直線や渦巻きを描いてみましょう。
太くなったり、細くなったり、そこがまた良いのです。
モデルとして用意したのは、スイカ・とうがらし・トマトです。
それ以外で、自分のイメージで描いてもらってもOK!
みんな、思い思いの暑中見舞いを描いてくれました。
みんな真剣な表情で取り組んでいます。
“絵は苦手”という人でも、なんだか書き出すと楽しそう♪
できあがった作品を見ると、なんか嬉しくなりますよね。
絵が描けたら、今度は消しゴムハンコです。
自分の名前の一字印を彫ってもらいました。
“難しい~!”と言いながらも、皆一生懸命です。
ペタリっとハンコを捺したら完成デス!!!
絵手紙って、上手下手が大切なわけじゃないんですよね。
気持ちがこもった手作りのお手紙、また機会があれば、おばあちゃん・おじいちゃんに送ってみてはいかがでしょうか?
さて、早いもので、8月も半ばです。
まだ、体験入学会に参加していない方、リピーターの方、是非夏休みの間にご参加下さいね!
次回は8月21日(土)「福祉英語を学ぼう」です。
お申し込みお待ちしております。
2010年 8月5日オープンキャンパス
8月1日(日) 体験入学会-癒しのケア~手浴・足浴を体験しよう~アロマテラピーを実施しました。
夏休みまっただ中、この日もとても暑い日でしたが、沢山の人が参加してくれました。
特に今回は、ほぼ全員が高校3年生or社会人ということで、今年度受験対象の方ばかり!!
今回の講師は本校専任教員の中田先生
中田先生は、本校にて生活支援技術等の授業を担当しておられます。
介護福祉士の資格は勿論、リフレクソロジーの資格も、持っておられるのです。
そんな、中田先生に、手浴・足浴についての講義をして頂き、皆さんに実際に体験して頂きました。
まずは、本校の学生や職員をモデルに、デモンストレーションを行ってもらいました。
見ているだけで、「あぁ気持ちよさそう~」と思ってしまいました。
お湯につけたり、マッサージした方の足とそうでない足、色が全く違って見えました。
少しの事で、それだけ血行が良くなるという証拠ですね。
お年寄りや体が不自由な方にとって、入浴するのはとても大変な事。
手浴・足浴で、少しでも爽快感を感じてもらえればと、様々な福祉施設にて行われているそうです。
さぁ、次は参加者の皆さん!
となったのですが、皆さん、手浴に集中。
“やっぱり、足は恥ずかしい”という人が多いみたいです。保護者の方が足浴にチャレンジされていました。
本校の学生スタッフが手浴・足浴で癒しをご提供~
遠方からお越し頂いた保護者の方も、「なんか足が軽くなったみたい。」と仰ってくださいました。
また、マッサージをしている間、「今日はどこから来られたんですか?」などと、
参加者と学生スタッフとの間に会話も生まれます。
そう、このコミュニケーションも大切なんですよね♪
体験終了後には、中田先生ご自慢?のハーブティーを飲んで頂きました。
水分補給が大切ですからね!
少しの時間でしたが、癒しのケアについて体験して頂き、
また、学校のアットホームな雰囲気も感じてもらえたのではないでしょうか。
次回は8月8日(日)「絵手紙を作ろう~消しゴムハンコも使って~」を開催します。
夏らしい絵手紙を皆さんに書いて頂きます。
お楽しみに~
2010年 7月26日オープンキャンパス
昨日は「体験入学会-楽しいレクリエーション~お年寄りと楽しく遊ぼう~」を開催しました。
夏休みに入って1回目!ということで、遠方からの参加者もあり、嬉しかったです。
本校でレクリエーションの授業を担当している、川瀬恵子先生にお越し頂き、お年寄りでも楽しめるレクリエーションを教えて頂きました。
まずはコチラ↓↓「漢字脳トレクイズ!」
ある漢字がバラバラに切り取られて、配置されています。
さて、何という漢字でしょうか???
なかなか難しいですが、よーく見てみると、何となく浮かんできませんか??
参加者の皆さんも、最初は「難しい~!!」と言っていましたが、最終的にはほとんど全問正解!
お年寄りのかたへの、認知症防止のトレーニング等にも使われているそうです。
続いてはコチラ↓↓「パックマンゲーム」です。
まずは自分のパックを作ります。
段ボールを2~3枚重ね、丸く切り抜いた土台に、自分の好きなデザインにデコレーションします。
折り紙を張ったり、イラストを書いたり。
皆さんなかなかこだわって作ってくれましたよ!高校生達よりも、お母さんが一生懸命だったり!笑
最後に縁をビニールテープでとめたら完成!!
皆さんのパックを撮っていれば良かったのですが。。。写真右のアンパンマンは私の駄作です。。。汗
さぁ、このパックを使ってゲームをします。子供用のパターを使って、少し離れた枠をねらい、パックをうちます。
2人ずつのチームに分かれて、どれだけ枠の中にパックを入れられるかを競います。
カーリングの要領で、敵チームのパックに当てて、枠から出す作戦も有効です。
入賞チームには、ささやかですが、景品をプレゼント!!
とても簡単なゲームなのですが、やり出すとおもしろい!!
気が付けば皆笑顔☆☆
体の不自由な方やお年寄りの方にとって、レクリエーションがどれだけ重要なのかがわかりますね。
日常生活の繰り返しの中に、こういったちょっとしたゲームで楽しんでもらえると嬉しいです。
レクリエーションの後は、介護実習室へ移動してもらいました。
本日のテーマは“着脱”
“片方の手が不自由な方”という設定で、着脱の介助を体験してもらいました。
まずは、前あきのパジャマから。そして、かぶりのトレーナー。
「着健脱患」というふうに、着るときは健康な腕から、脱ぐときは麻痺のある手から、介助していきます。
普段、自分たちが当たり前のように生活の中で行っている事も、体の不自由な方にとっては、安易ではありません。
最後には恒例の?機械浴体験です。
“ベンツ1台分?”な高額な機械浴を、しっかり見学してもらいました。
今回も盛り沢山な体験入学会となりました。
とても暑い日だったのですが、参加して頂いて嬉しかったです。
次回は8月1日「癒しのケア~手浴・足浴を体験しよう~・アロマテラピー」です。
どしどしご参加下さい!!
2010年 7月20日オープンキャンパス
7月17日(土) ①小風呂敷アレンジ法~色んなものを包んでみよう~
今日は、久しぶりの快晴で気持ちのよい一日でした。
たくさんの参加者を迎え楽しく体験できたのではと思っています。
クイズをして正解者から自分の好きな柄の風呂敷をゲットできます。
小風呂敷は本校の卒業生が平等院表参道で和雑貨のお店を開業しており、そこで夏らしいカラフルな柄を選んできました。みなさん、上手に包んでいましたが、おじいちゃん・おばあちゃんの方が上手かも…?
②生活支援技術
ベッドからの起き上がりや移動の介助を体験していただきました。
初めての方からヘルパーの勉強をしている方までレベルに合わせて体験。
お疲れさまでした。
またのご参加お待ちしています。
2010年 7月16日オープンキャンパス
7月11日は、第7回体験入学会「盲導犬について学ぼう~視覚障害者の気持ちを知ろう~」を開催しました。
本校で、障害の理解(点字)を担当しておられる松永信也先生のに加えて、
前田眞里先生、盲導犬のパズちゃんにおこし頂きました。
前田眞里先生は交通事故により、視力を失われました。
しかし、盲導犬のパズとの出会いから、今の明るい生活を手にされたのです。
日々の生活での苦労や失敗のお話。
でも、助けてくれる優しい人達によって救われたお話。
普段、視覚障害者の方と触れあう機会が少ない中、様々なお話を聞かせて頂けたので、
参加者の皆さんも興味津々でした。
後半は、いつものように実習室にて福祉機器体験をしてもらいました。
車いすに座ってもらった状態で「福祉クイズ」に答えてもらったり、機械浴の昇降を実際に見てもらったり。
そうそう、今回の体験入学会では、本学園卒業生の兄弟だったり、 在校生の同級生だったりと、
なんだか“ご縁”のある参加者がおられました。
繋がってるなぁ♪♪とちょっと嬉しくなりました。
さてさて、次回は明日。
お天気もよくなるみたいなので、是非参加して下さいね!
飛び入り参加も大歓迎です。
2010年 7月5日オープンキャンパス
昨日は、第6回体験入学会「手話で話してみよう~自己紹介もマスターできます~」を開催しました。
本校で、障害の理解(手話)を担当しておられる梅本悦子先生の授業を体験してもらいました。
先生の授業は本当にいつもユーモアたっぷりで、学生達にも人気の授業なんですよ!
聴覚障害の方との体験談なども、沢山聞かせて頂けて、「なるほどなぁ~」の連続です。
朝から微妙なお天気だったからか、残念ながら欠席者が多く、参加者は少なかったのですが、
その分和気藹々とした雰囲気の体験入学会となりました。
“おはようございます”や“こんにちは”・“こんばんは”・“ありがとう”等の挨拶と、
自己紹介の手話を教わりました。
参加者全員が、
『初めまして、私の名前は○○○○です。宜しくお願いします。』
というように、手話で話すことができるようになりました。
体験の後半は介護実習室での、車いす体験と入浴体験です。
↑小回りのきく車いすや、ベッドへ移動しやすい車いすなど、様々な車いすに触れてもらいました。
↑機械浴体験もバッチリ!初めての体験でちょっとドキドキ。。。
でも貴重な体験ができたのではないでしょうか!
次回は7月11日(日)「盲導犬について学ぼう~視覚障害者の気持ちを知ろう~」です。
是非是非ご参加下さいね。
2010年 6月28日オープンキャンパス
昨日は、第5回体験入学会「オリジナルお弁当袋を作ろう!」を開催しました。
本校で、生活支援技術(被服)を担当しておられる林裕子先生の授業を体験してもらいました。
実際に本校の2年生も授業の中で同じものを作ったんですよ!
“お裁縫はどうも苦手・・・”という人でも、このお弁当袋なら、すぐに作れます。
形になると達成感があります!
高校生だと、毎日お弁当持参!という人が多いと思うので、バッチリ活用できますネ☆
自分で作ったモノを使うって、やっぱりなんだか嬉しいものだし、 自分の好きな布やひもを選んだり、慣れてきたら刺繍やアップリケを付け加えると更にかわいくできそうですね。
巾着なら、おばあちゃん、おじいちゃんに縫ってあげても、喜ばれるかも!!
また、介護福祉士として訪問介護などの業務にあたるとき、“ここ、ほつれたから縫って下さい”とお願いされることもあるかも!
裁縫の基礎は身につけておきたいですね。
家政学体験の後は、施設見学と福祉用具の説明です。
様々な車いすの説明を受けたり、実際に乗ってもらったりしました。
ベッドへの移動がしやすいように変形する車いすなど、“へぇ~!!”という声が上がっていました。
入浴実習室にて、機会浴槽も見学してもらいました。
ストレッチャーから浴槽への移動を体験!
次回は7月4日(日)「手話で話してみよう~自己紹介もマスターできます~」です。
是非参加して下さいね!!
2010年 6月9日オープンキャンパス
更新が遅くなってしまいごめんなさい。。。
6月6日(日)に第4回体験入学会-見えないってどういうこと?-を開催しました。
当日は、本校の非常勤講師でもある、松永信也先生にお越し頂きました。
松永信也先生は、視覚障害者(全盲)なのですが、抜群のバランス感覚の持ち主。
普段は、町中を白杖一つで颯爽と歩いておられます。
そうなれたのは、もちろん訓練を重ねられた結果です。
最初はきっと怖かったに違いありません。
“見える”ことが当たり前の私たちにとって、見えない世界がどういうものなのか?
また、視覚障害者の方の気持ちをしってもらう体験をしてもらいました。
まずは、コチラ↑
最初は両目を開けて片足立ち60秒に挑戦。
これは、ほとんどの人ができました。
次に、アイマスクをして片足立ち60秒に挑戦。
すると・・・できたのはたったの1人。
視覚障害=情報の障害と言われている通り、目から入ってくる情報はとても大きいのです。
なので、目が見えなくなると、体のバランスはたちまち崩れてしまいます。
10人に1人位は、目が見えなくても、体のバランスがいい人がいるそうで、
松永先生はその10人に1人のバランス感覚の持ち主だそうです。
次に実際に白杖を持って校内を歩いてもらいました。
教室から出て、約10メートルの距離を歩くだけでも、かなりの恐怖感です。
松永先生の声がする方へ進み、先生にタッチできたら終了。
皆「もうちょっと右~!」の声を頼りに恐る恐る進んでいました。
次は、在校生スタッフの手引きで、階段を降りてもらいました。
階段がどこまであるか、声を掛けてもらいながらですが、これもまた、恐る恐るといった感じです。
少しずつの体験でしたが、視覚障害者の気持ちをわかってもらえたのではないでしょうか。
これからは、町で視覚障害者の方を見かけたら、こちらから「お手伝いしましょうか?」と声をかけられるといいですね。
沢山のご参加、ありがとうございました!!
次回は6月27日(日)「オリジナルお弁当袋を作ろう!」です。
ドシドシお申し込み下さい。